2026年9月16日に発売されたポケカ30周年パック「30th CELEBRATION」(30thセレブレーション)。発売から3週間あまりの当たり1位は特別仕様再録のルギア(買取¥14,500/販売¥24,800)、2位はリザードン(買取¥13,000/販売¥22,800)。3位にはミュウex SAR(買取¥6,000)が上がり、FURのミュウexは5位(買取¥5,750)まで下げました。さらにその上に、公式が発表していない「RGBミュウ」3種が、買取15〜55万円で取引されています。
封入率は開封データで判明しています。SARは1BOXに1枚、特別仕様再録は1BOXに2枚、FURは約6BOXに1枚、RGBミュウは約100〜150BOXに1枚。これを実売単価に掛けたBOX期待値は定価比で約3.9倍。ただし開けて売った場合の手取りは約¥10,600で、未開封BOXの買取(¥24,000〜26,800)の半分にも届きません。いまは「開けずに売る」ほうが手取りは大きい状態です。
買取は10月上旬に更新された買取4社(店頭・宅配)の提示額、販売はネットショップの表示価格から集計しました。封入率の仮定と計算式も全部そのまま載せているので、相場が動いたらご自身で引き直せます。
ℹ️ 買取は10月上旬更新の買取価格(4社)、販売はネットショップの表示価格、封入率はカードショップ1店舗の実開封60BOXの集計値です。いずれも公式発表ではありません。/当たりTOP15を見る|RGBミュウとは|封入率の実測値|BOX期待値を見る|開けずに売るといくら?|売り時と10月のイベント日程
ポケカ30周年パックの当たりカードランキングTOP15
10月上旬の買取中央値(3〜4社)順です。差が10%以内なら販売価格が高いほうを上位にしています。集計方法と出典は表の下にまとめました。
当たりランキングTOP15(買取価格順)
| 順位・画像 | カード名 | 買取中央値(3〜4社) 販売(ネットショップ) |
|---|---|---|
1位 ![]() | ルギア 特別仕様再録/142/103 買取 ¥12,000〜15,000・最頻 ¥15,000(2店) | 買取 ¥14,500 販売 ¥24,800 |
2位 ![]() | リザードン 特別仕様再録/137/103 買取 ¥10,000〜15,000・最頻 なし | 買取 ¥13,000 販売 ¥22,800 |
3位 ![]() | ミュウex SAR/129/103 買取 ¥4,500〜6,500・最頻 ¥6,000(2店) | 買取 ¥6,000 販売 ¥9,280 |
4位 ![]() | ピカチュウex(夜) SAR/127/103 買取 ¥6,000〜6,500・最頻 ¥6,000(2店・3店中) | 買取 ¥6,000 販売 ¥8,980 |
5位 ![]() | ミュウex FUR/135/103 買取 ¥4,500〜6,200・最頻 なし | 買取 ¥5,750 販売 ¥8,480 |
6位 ![]() | コイキング 特別仕様再録/165/103 買取 ¥3,500〜5,500・最頻 ¥5,500(2店) | 買取 ¥5,150 販売 ¥9,980 |
7位 ![]() | ピカチュウex(昼) SAR/126/103 買取 ¥4,800〜6,000・最頻 なし(3店) | 買取 ¥5,500 販売 ¥7,980 |
8位 ![]() | ミュウツーex FUR/134/103 買取 ¥4,500〜5,000・最頻 なし(3店) | 買取 ¥4,800 販売 ¥6,980 |
9位 ![]() | ゲンガーex SAR/131/103 買取 ¥4,200〜5,000・最頻 なし(3店) | 買取 ¥4,500 販売 ¥6,480 |
10位 ![]() | ゲンガー 特別仕様再録/150/103 買取 ¥3,000〜4,000・最頻 ¥4,000(2店) | 買取 ¥3,750 販売 ¥5,480 |
11位 ![]() | かじるピカチュウ 特別仕様再録/136/103 買取 ¥2,500〜3,500・最頻 なし | 買取 ¥3,100 販売 ¥4,980 |
12位 ![]() | ミュウツーex SAR/128/103 買取 ¥2,500〜3,200・最頻 なし(3店) | 買取 ¥3,000 販売 ¥4,980 |
13位 ![]() | ニンフィアex SAR/130/103 買取 ¥2,000〜3,600・最頻 なし | 買取 ¥3,300 販売 ¥3,980 |
14位 ![]() | ジラーチex SAR/132/103 買取 ¥1,500〜2,600・最頻 ¥2,400(2店) | 買取 ¥2,400 販売 ¥3,480 |
15位 ![]() | ピカチュウ&ゼクロムGX 特別仕様再録/160/103 買取 ¥1,200〜2,100・最頻 なし | 買取 ¥1,650 販売 ¥4,480 |
ℹ️ 出典:買取=遊々亭(宅配買取)、おたちゅう秋葉原5号店、カードラボ宅配買取、駿河屋の4社。駿河屋で価格を確認できなかった126・127・131・134と、遊々亭が掲載していない128は3社、124・125・133は2社で集計しています。販売=カードラッシュの税込表示価格(リザードン・ルギアはカードラッシュが売り切れのため遊々亭の表示価格)。専門店の買取は数量限定・状態条件つきのため、実際の査定額は下がることがあります。16位以下は買取中央値でひかるセレビィ(141)¥1,650(販売¥4,280で15位のピカチュウ&ゼクロムGXに及ばず16位)、ゲッコウガex SAR(125)¥1,200、レックウザEX(154)¥1,150、わるいバンギラス(144)¥1,000、ミュウVMAX(163)¥1,000、ダークライ&クレセリアLEGEND(151・152・上下2枚1組)¥1,000、ホゲータex SAR(124)¥800、ボーマンダex SAR(133)¥800、N(153)¥500と続きます。日々の推移はM6a相場ページで更新しています。
「当たり」とは、パックから引けると価値が高い高レアリティ・人気カードのことです。順位は買取中央値で付け、差が10%以内で並んだ場合は販売価格が高いほうを上位にしました(3〜5位のミュウex SAR・ピカチュウex SAR夜¥6,000とミュウex FUR¥5,750、6〜7位のコイキング¥5,150とピカチュウex SAR昼¥5,500、11〜13位のかじるピカチュウ¥3,100・ミュウツーex SAR¥3,000・ニンフィアex SAR¥3,300、15〜16位の¥1,650同士がこれに当たります)。同じ値を付けた店が2店以上あるカードは最頻値も併記しました。引いたカードが実際にいくらで換金できるかが、この記事でいちばん知りたいことだからです。予想ではなく、いまその値段で売り買いされている数字です。
なお、順位表とは別枠で扱うべきカードが1種類あります。公式の収録発表がないため表には入れていないRGBミュウです。
| 【別格】RGBミュウ 3種|買取15〜55万円 | |
|---|---|
| カード | ![]() ![]() ![]() |
| 買取 | 赤 ¥300,000〜550,000/青 ¥200,000〜400,000/緑 ¥150,000〜350,000 カードラッシュ 赤¥550,000・青¥400,000・緑¥350,000/カードラボ(宅配)赤¥300,000・青¥200,000・緑¥150,000。発売直後は3種とも¥500,000〜600,000の買取が出ていましたが、いまは赤>青>緑の序列がはっきりし、宅配と店頭の差も広がっています |
| 販売 | 赤 ¥678,000/青 ¥498,000/緑 ¥428,000(カードラッシュ・いずれも売り切れ)。在庫が付かないまま値札だけが残っている状態で、実際の成約はこれより下で付いているとみてください |
| 扱い | 公式の収録発表がないため、上の順位表には入れていません。公式のカードリストにもいまだ掲載がありません。ただし複数の店舗が実際に買取価格を提示しており、実物が流通していることは確認できます。詳細はRGBミュウの項で解説します |
⚠️ 発売5日目の高値から、シングルは3〜5割下げました。BOXだけが値を保っています。買取中央値は、発売5日目(週明け)と比べてリザードン¥25,000→¥13,000(-48%)、ルギア¥24,000→¥14,500(-40%)、ミュウex FUR¥12,500→¥5,750(-54%)、ミュウツーex FUR¥7,750→¥4,800(-38%)、ピカチュウex SAR夜¥9,000→¥6,000(-33%)、ミュウex SAR¥8,500→¥6,000(-29%)、コイキング¥7,000→¥5,150(-26%)。いちばん下げたのはFURで、ミュウex FURはSARのミュウex(129)にも抜かれました。一方でBOX相場は¥25,000前後から約¥26,000へとほぼ横ばいで、30日間では+44%(トレカジャパン集計)。開封されたシングルは供給が積み上がって下げ、未開封のBOXは抽選が一巡して流通が細り値を保つ、という逆の動きになっています。
💬 販売価格で並べると、順位は少し入れ替わります。販売ではルギア¥24,800、リザードン¥22,800に続く3位がコイキング¥9,980で、ミュウex SAR¥9,280、ピカチュウex SAR夜¥8,980、ミュウex FUR¥8,480の順です。コイキングとピカチュウ&ゼクロムGX(買取¥1,650・販売¥4,480)は買取率が37〜52%と低く、店側が値下がりを見込んでいる分だけ販売順では実力より高く見えます。換金目的ならこの表の順、購入目的なら販売価格を見てください。
買取は店舗で最大1.8倍の差|1社だけ見て売らないでください
相場が下げた局面でも、いちばん強調しておきたいのはこれです。同じカードでも、どの店に持ち込むかで買取額がTOP15の範囲で最大1.8倍変わります。金額でいちばん差が出るのは、単価の高い再録の看板2枚です。買取¥1,500以下のカードでは、ホゲータex SAR・ボーマンダex SAR(¥500〜1,100)のように2倍を超える開きもあります。
| カード | 買取の最安〜最高(4社) | 開き |
|---|---|---|
| ニンフィアex SAR(130) | ¥2,000 〜 ¥3,600 | 1.8倍 |
| ピカチュウ&ゼクロムGX(160) | ¥1,200 〜 ¥2,100 | 1.8倍 |
| ジラーチex SAR(132) | ¥1,500 〜 ¥2,600 | 1.7倍 |
| レックウザEX(154) | ¥1,000 〜 ¥1,700 | 1.7倍 |
| コイキング(165) | ¥3,500 〜 ¥5,500 | 1.6倍 |
| リザードン(137) | ¥10,000 〜 ¥15,000 | 1.5倍 |
| ミュウex SAR(129) | ¥4,500 〜 ¥6,500 | 1.4倍 |
| かじるピカチュウ(136) | ¥2,500 〜 ¥3,500 | 1.4倍 |
| ミュウex FUR(135) | ¥4,500 〜 ¥6,200 | 1.4倍 |
| ルギア(142) | ¥12,000 〜 ¥15,000 | 1.25倍 |
リザードンを1枚売るだけで¥5,000の差、リザードンとルギアを揃えて売れば¥8,000の差が出る計算です。4社の中では、遊々亭とおたちゅうが上位カードで高め、駿河屋が全体に低めという傾向がはっきりしています。宅配のカードラボはSARの一部(ニンフィアex¥3,600)で最高値を付ける一方、リザードンは¥12,000と店頭より下です。
ルギアとリザードンは、4社中3社が¥14,000〜15,000に集まっています。どの店でも大きく買い叩かれにくいカードですが、駿河屋(ルギア¥12,000・リザードン¥10,000)だけは2〜3割低いので注意してください。逆に低単価のSAR・再録は倍率の差が大きく、ニンフィアex SARやピカチュウ&ゼクロムGXは店選びで1.8倍変わります。単価が低いカードほど、まとめて同じ店に持ち込む前に1〜2社の価格表を見比べる価値があります。
💬 買取÷販売の比率も判断材料になります。買取中央値を販売価格で割ると、TOP15は37〜83%に散らばりました。ニンフィアex SAR(130)が83%で最高、ジラーチex SAR(132)69%、ゲンガーex SAR(131)とピカチュウex SAR昼(126)・夜(127)が67〜69%と続きます。低いのはピカチュウ&ゼクロムGX(160)の37%、コイキング(165)52%、リザードン(137)57%、ルギア(142)58%です。比率が高いカードほど、ショップが「ここからは下げにくい」と見て在庫を取りにいっているという読み方ができます。発売直後に8割を超えていたルギアは6割弱まで下がり、再録の看板への強気は一段落した構図です。
いまの数字をどう読むか|比較対象は直近弾M6
この先どう動くのかを考えるうえで、金額の基準にしたのは2026年7月31日に発売された直近弾「ストームエメラルダ」(M6)の実績です。とくに参考になるのが、看板SARであるメガレックウザex SAR(M6 110/076)のたどった軌跡でした。
| カード(M6) | 発売日の販売 | 発売約6週間後の販売 | 下落率 |
|---|---|---|---|
| メガレックウザex SAR(110/076) | ¥118,000 | ¥49,800 | -57.8% |
| ライコウex SAR(108/076) | ¥15,800 | ¥5,980 | -62.2% |
| ヒガナの信頼 SAR(112/076) | ¥8,980 | ¥2,180 | -75.7% |
| メガグソクムシャex SAR(107/076) | ¥3,180 | ¥980 | -69.2% |
| メガゴルーグex SAR(109/076) | ¥2,580 | ¥1,280 | -50.4% |
| ギリー SAR(111/076) | ¥1,280 | ¥680 | -46.9% |
ショップ提示の販売価格ベース(カードラッシュ基準・同一基準日)。PSA10のリアルタイム相場はストームエメラルダの相場ページでご確認いただけます。
この表から読み取れることは2つあります。ひとつは看板SARと最下位SARで約92倍の差がついていること。「SARだから高い」という前提はもう成り立たず、価格を決めているのはレアリティではなくキャラクター人気です。30周年でもミュウex SARが販売¥9,280、ボーマンダex SARが¥1,280と、同じSARで7倍の差がついています。
もうひとつは約6週間で5〜7割下げていること。30周年はこれとほぼ同じペースで動いています。ミュウex FURの販売は発売5日目の¥17,800から¥8,480へ、3週間で-52%。リザードンも¥35,800から¥22,800へ-36%です。記念弾であっても「発売直後がいちばん高い」という構図は変わりませんでした。M6のペースをそのまま当てはめると、発売6週間後にあたる10月下旬もシングルは横ばい〜1割程度の下げが続く計算です。ここに10月のイベント期がどれだけ下支えになるかが、次の焦点です。
💬 いま目を引くのは、BOXとシングルの動きが真逆になっていることです。シングルが3〜5割下げたのに対し、BOX相場は約¥26,000で横ばい、店頭のBOX買取も¥24,000〜26,800が並んでいます。M6ではBOXも発売後に一本調子で下げましたが、30周年は抽選・店頭販売がほぼ一巡し、メルカリで未開封品が扱えないこともあって、BOXの売り物が増えにくい状態です。「中身の換金価値は下がったのに、箱の値段は下がらない」——この乖離が今回いちばん大きな特徴です。
30thセレブレーションの封入率とBOX期待値|実測データで計算
1パック6枚の内訳|当たり枠は実質4枚
期待値を計算する前に、前提を1つだけ確認します。30thセレブレーションは1パック360円(税込)でキラカード6枚入り、1BOXは20パック7,200円(税込)。詳しい商品スペックは基本情報にまとめていますが、期待値の計算に効くのはこの6枚の中身です。
ここが相場を読むうえでいちばん大事なポイントです。公式発表により、6枚のうち2枚が確定枠であることがわかっています。
| 枠 | 内容 | 実売単価 |
|---|---|---|
| 基本エネルギー 1枚確定 | YOSHIROTTEN氏デザインの特別仕様(8種) | ¥80前後 |
| ピカチュウ 1枚確定 | 30人のイラストレーターによる30種 | ¥280前後(30種ほぼ均一) |
| その他 4枚 | 通常枠・AR・SAR・FUR・特別仕様再録 | ここが実質の当たり抽選枠 |
描き下ろしピカチュウ30種は、発売から3週間たってもほぼ¥280前後の横並びです。突出した1枚は出ておらず、高いものでも¥380。確定封入で1BOXから20枚出る以上、供給が価格を抑え込む構図が素直に効いています。
ℹ️ ¥280は、カードラッシュに1種あたり数十〜百枚単位の在庫が積み上がった状態での価格です。コンプリート需要で価格が決まるカテゴリなので、人気絵師の1〜2種が後から抜け出す可能性は残っています。30種を揃えるなら全種で¥8,800前後、BOX1つ分より安く済む計算です。
本記事の組み立ては3段階です。①1パック6枚の内訳から抽選枠が実質何枚かを割り出し、②開封データで各枠の封入率を押さえ、③いまの実売価格で単価を置く。3つとも予想ではなく実測値です。
封入率の実測値|開封データで判明した6枠の出現率
ポケモンカード公式は封入率を一切公表していません。ただし発売後の開封データが集まったことで、各枠の出現率がかなりの精度で見えてきました。封入率の数値は、トレカジャパンが直接確認したカードショップ1店舗の発売日開封実績(5カートン=60BOX)に基づきます。店舗の意向により店名は非公開です。ピカチュウ・AR・特別仕様再録・SARの4枠は60BOXすべてで枚数が一致しており、確定枠と見て差し支えありません。FURは60BOXで約10枚の観測から「約6BOXに1枚」としています。RGBミュウは60BOXでは母数が足りないため、他店・SNSの開封報告を併用した参考値です。
| 枠 | 1BOXあたりの出現枚数 | 種類数 |
|---|---|---|
| ピカチュウ 確定枠 | 20枚 1パック1枚確定 | 30種 |
| AR | 4枚 | 20種 |
| 特別仕様再録 | 2枚 | 30種 |
| SAR | 1枚 | 10種 |
| FUR | 約6BOXに1枚 | 2種 |
| RGBミュウ 公式未発表 | 約100〜150BOXに1枚 自店60BOXでは母数不足。他の開封報告を併用 | 3種 |
ここで注目すべきはSARが1BOXに1枚、特別仕様再録が1BOXに2枚という厚さです。通常弾より明らかに手厚く、「1BOX開ければ最低でもSAR1枚+再録2枚は出る」設計になっています。全カードキラ仕様という構成とあわせて、開封体験の満足度を優先した弾だと読み取れます。
一方でFURは約6BOXに1枚。SARの6倍の希少度で、ここが価格差の根拠になっています。RGBミュウは約100〜150BOXに1枚で、FURのさらに17〜25倍です。
ℹ️ 上の数値はカードショップ1店舗の実開封60BOXに基づく実測値で、公式発表ではありません。60BOXは同一時期の入荷分に偏るため、ロットや販路が違えば数字が動く可能性があります。FURの「約6BOXに1枚」は観測10枚前後からの推定で、実際は5〜7BOXに1枚の幅を見ておいてください。以下の期待値はこの実測値をそのまま使って計算しています。
BOX期待値の試算|計算式を全部見せます
1BOX=20パック=120枚。実測の封入率と、ネットショップの販売価格を掛け合わせます。
| 枠 | 1BOXあたり枚数 | 販売単価 | 小計 |
|---|---|---|---|
| ピカチュウ(確定枠) | 20枚 | ¥280 | ¥5,600 |
| 特別デザイン基本エネルギー(確定枠) | 20枚 | ¥80 | ¥1,600 |
| AR枠 | 4枚 | ¥480 | ¥1,920 |
| RR・通常枠 | 約73枚 | ¥80 | ¥5,840 |
| SAR枠 10種平均 | 1枚 | ¥5,030 | ¥5,030 |
| 特別仕様再録枠 30種平均 | 2枚 | ¥3,345 | ¥6,690 |
| FUR枠 2種平均 | 1÷6枚 | ¥7,730 | ¥1,288 |
| BOX期待値(販売価格ベース) | 約¥28,000 |
SARの単価は10種のネット販売価格の単純平均(¥9,280・¥8,980・¥7,980・¥6,480・¥4,980・¥3,980・¥3,480・¥1,980・¥1,880・¥1,280)です。特別仕様再録は30種の販売価格の平均で、上位はルギア¥24,800・リザードン¥22,800・コイキング¥9,980・ゲンガー¥5,480・かじるピカチュウ¥4,980・ピカチュウ&ゼクロムGX¥4,480・ひかるセレビィ¥4,280・レックウザEX¥3,480、残りの大半は¥580〜1,080です。ルギアとリザードンの2枚だけで30種合計の5割近くを占めています。ピカチュウ・エネルギー・AR・通常枠もカードラッシュの販売価格で置きました。RGBミュウはこの計算に含めていません(後述)。
定価7,200円に対して約3.9倍、BOX二次市場価格(約¥26,000)に対しては約1.1倍。発売5日目の¥36,100から、シングルの値下がりでおよそ¥8,000減りました。ただしBOX価格はほぼ横ばいだったため、BOX実勢比は1.4倍から1.1倍まで縮んでいます。なお、この¥28,000のうち約¥5,800は1枚¥80の通常枠73枚分で、実際にはほとんど値の付かない部分です。
単価がここからさらに下がった場合も引き直しておきます。
| 前提 | BOX期待値 | 定価比 | BOX実勢¥26,000比 |
|---|---|---|---|
| いまの販売価格のまま | 約¥28,000 | 3.9倍 | 1.1倍 |
| 単価がさらに2割下落 11月以降の調整期の目安 | 約¥22,400 | 3.1倍 | 0.86倍 |
| 単価がさらに4割下落 底値形成期の目安 | 約¥16,800 | 2.3倍 | 0.65倍 |
ℹ️ この期待値は「定価7,200円でBOXを買えた場合」に、出たカードをショップ販売価格で評価した場合の話です。実際に売るなら買取価格(販売の4〜8割、低レアはほぼゼロ)が手取りになるので、換金ベースでは約¥10,600(下の項で計算)まで下がります。抽選の応募スケジュールは抽選攻略ガイドで解説しています。
開けて売ったらいくら?|買取価格で引き直したBOX期待値
ここまでの期待値は、出たカードをショップの販売価格で評価したものです。実際に売って現金にする場合は、買取価格で計算し直す必要があります。買取4社の中央値を使うとこうなりました。
| 枠 | 1BOXあたり枚数 | 買取単価 | 小計 |
|---|---|---|---|
| ピカチュウ(確定枠) | 20枚 | ¥30 | ¥600 |
| 基本エネルギー(確定枠) | 20枚 | ¥20 | ¥400 |
| AR枠 | 4枚 | ¥110 | ¥440 |
| RR・通常枠 | 約73枚 | ¥20 | ¥1,460 |
| SAR枠(10種平均) | 1枚 | ¥3,350 | ¥3,350 |
| 特別仕様再録枠(30種平均) | 2枚 | ¥1,712 | ¥3,424 |
| FUR枠(2種平均) | 1÷6枚 | ¥5,275 | ¥879 |
| 換金ベースのBOX期待値 | 約¥10,600 |
ピカチュウの¥30はおたちゅうの買取価格です。エネルギー・AR・通常枠は買取価格を出している店がほとんどないため、販売価格に買取率をかけた概算で置いています。再録の下位16枚は、各店の買取(¥200〜300)で計算しました。
| 比較対象 | 倍率 |
|---|---|
| 定価 ¥7,200 | 1.5倍 |
| BOX二次市場価格 約¥26,000 | 0.41倍 |
定価で買って開けて全部売れば、手取りは約10,600円。1.5倍です。販売価格ベースで3.9倍あった数字が、換金ベースではここまで縮みます。差は買取と販売のスプレッドと、1BOXの大半を占める¥20〜30のカードが実質ゼロ評価になることで生まれています。
そして重要なのが下の行です。二次市場で約¥26,000のBOXを買って開けて売ると、0.41倍。6割の損です。シングルの買取が下がり、BOX価格が下がらなかったことで、開封して売る前提のBOXは発売直後よりさらに割高になりました。BOXを¥26,000で買う人が期待しているのは換金価値ではなく、RGBミュウの上振れと、未開封のまま値上がりする可能性のほうです。
⚠️ RGBミュウを加えても、絵はほとんど変わりません。実測封入率は約100〜150BOXに1枚、買取は赤¥300,000〜550,000・青¥200,000〜400,000・緑¥150,000〜350,000。3色の中間値の平均(約¥325,000)で計算すると1BOXあたり¥2,200〜3,300の上乗せになり、換金ベースの期待値は¥10,600から約¥12,800〜13,900へ。BOX二次価格に対して0.49〜0.53倍で、等価にはほど遠い水準です。しかも公式の収録発表がなく、買取を出していない店舗もあるため、この上乗せを前提に買うことは推奨しません。
狙った1枚を自引きする確率と、必要なBOX数
期待値と並んで知りたいのが「このカード1枚が欲しいだけなら、BOXを何箱買えばいいのか」でしょう。実測の封入率から、レアリティ別に計算しました。
| 枠 | 枠全体 | 特定1種 | 1BOXで出る確率 定価換算コスト |
|---|---|---|---|
| ピカチュウ 30種・確定枠 | 1BOXに20枚 | 約2BOXに1枚 | 49.2% 約¥14,600 |
| AR 20種 | 1BOXに4枚 | 5BOXに1枚 | 20.0% 約¥36,000 |
| SAR 10種 | 1BOXに1枚 | 10BOXに1枚 | 10.0% 約¥72,000 |
| FUR 2種 | 6BOXに1枚 | 12BOXに1枚 | 8.3% 約¥86,400 |
| 特別仕様再録 30種 | 1BOXに2枚 | 15BOXに1枚 | 6.7% 約¥108,000 |
| RGBミュウ 3種・公式未発表 | 100〜150BOXに1枚 | 300〜450BOXに1枚 | 0.22〜0.33% 約¥216万〜324万 |
ピカチュウ確定枠の「1BOXで出る確率49.2%」は、20枚を引いて特定の1種が1枚も出ない確率(29÷30の20乗=50.8%)の裏返しです。
目を引くのは特別仕様再録がFURより自引きしにくいという逆転でしょう。1BOXに2枚も出るのに30種に分散するため、特定の1枚は15BOXに1枚。2種しかないFURの12BOXより遠くなります。「ルギアが欲しい」「リザードンが欲しい」という狙い方は、BOXではいちばん報われにくいということです。
この表がいちばん効くのは「シングルで買うかBOXを開けるか」の判断です。いまのネット販売価格を当てはめると、相場が下がった分だけ差はさらに広がりました。
| 狙いのカード | シングル購入 | 定価BOXで自引き |
|---|---|---|
| ミュウex FUR(135) | ¥8,480 | 約¥86,400(10倍) |
| ピカチュウex SAR 夜(127) | ¥8,980 | 約¥72,000(8.0倍) |
| ルギア(142) | ¥24,800 | 約¥108,000(4.4倍) |
| リザードン(137) | ¥22,800 | 約¥108,000(4.7倍) |
| ニンフィアex SAR(130) | ¥3,980 | 約¥72,000(18倍) |
| RGBミュウ(1色指定) | 買取¥150,000〜550,000 | 約¥216万〜324万(3.9〜22倍) |
ℹ️ もちろん、BOXからは狙い以外のカードも出ます。上の期待コストは「そのカードだけを評価した場合」の数字で、他のカードを売却して回収すれば実質負担は下がります。BOX全体での損得は前掲の期待値表で判断してください。
💬 この表は簡単に引き直せます。「特定1種を引くのに必要なBOX数 = 枠全体の封入率 × その枠の種類数」。SARが1BOXに1枚で10種なら特定1種は10BOXに1枚、再録が1BOXに2枚で30種なら15BOXに1枚。枚数が多くても種類が多ければ自引きは遠のく、という関係だけ覚えておけば十分です。
未開封BOXは定価からどれだけ乖離している?【実測データ】
ここが本記事でいちばんお伝えしたい部分です。30th CELEBRATIONのBOX相場は、発売前の高値から発売日に6割下げたあと、発売5日目に4割戻し、その水準で横ばいを続けています。
| 時点 | BOX相場(シュリンク付き) |
|---|---|
| 2026年8月下旬 | ¥47,000前後 |
| 2026年9月9日 | ¥32,998(直近48時間中央値・取引32件) |
| 2026年9月16日(発売日) | ¥17,300 |
| 2026年9月21日(発売5日目) | ¥25,000(直近48時間中央値・取引645件) |
| 10月上旬 | ¥25,999(直近48時間中央値・取引94件・7日間±0%・30日間+44.4%) |
| 定価7,200円に対する倍率 | 約3.6倍 |
| 8月下旬からの下落率 | -45%(発売日時点では-63%) |
発売日はスニーカーダンクの相場表示、それ以降はトレカジャパン集計(直近48時間中央値)。直近48時間の取引レンジは¥23,150〜26,480で、販売中の最安値は¥25,800です。リアルタイムの数値は30th CELEBRATION BOX相場ページでご確認いただけます。
8月下旬の¥47,000は「抽選に外れた人が買う価格」として付いていた値で、そこに当選者の転売分と店頭販売分が一気に流れ込み、発売日に¥17,300まで修正されました。その後は、再録のリザードン・ルギアの上昇とRGBミュウの実物確認で「上振れ」が意識されて¥25,000へ戻し、シングルが3〜5割下げた10月に入っても¥26,000前後を保っています。直近弾M6のBOXが発売後に一本調子で下げたのとは対照的です。主な抽選・店頭販売が一巡し、ポケモンセンターオンラインの追加抽選も12月頃の予定で、当面は新しい供給が出にくいこと、メルカリで未開封品が扱えず売り物が増えにくいことが背景にあります。
店頭のBOX買取も、二次市場価格とほぼ同じ水準に並んでいます。
| 店舗 | BOX買取(シュリンク付き) |
|---|---|
| スニダントレカ秋葉原店 | ¥26,800 |
| トレカマサイ | ¥25,500 |
| 秋葉原 TOYGER TCG | ¥25,300 |
| シンソク | ¥25,000 |
| トレカラウンジ(郵送) | ¥24,300 |
| おたちゅう秋葉原 | ¥24,000 シュリンクなしは¥15,000 |
この実測値を、先ほどのBOX期待値と突き合わせるとこうなります。
| 指標 | 金額 | BOX実勢¥26,000との比較 |
|---|---|---|
| 未開封のまま売る(店頭買取) | ¥24,000〜26,800 | 0.92〜1.03倍 |
| BOX期待値(販売価格ベース) | 約¥28,000 | 1.1倍 |
| BOX期待値(換金=買取ベース) | 約¥10,600 | 0.41倍 |
| 同(RGBミュウ込み) | 約¥12,800〜13,900 | 0.49〜0.53倍 |
| 定価 | ¥7,200 | 3.6倍 |
抽選などで定価で手に入れたBOXは、開けずに売れば¥24,000〜26,800、開けて全部売れば約¥10,600。差は¥13,000〜16,000です。換金が目的なら、いまは開封しないほうが手取りは2.3〜2.5倍多くなります。逆に言えば、自分で開ける人は「1万3,000〜1万6,000円分の開封体験」を買っていることになります。二次市場で¥26,000のBOXを買う場合も同じで、自分で開けて持つなら期待値1.1倍でほぼトントン、開けて売るなら0.41倍で6割の損です。開封して売る前提でBOXを買うなら、BOX相場が換金価値(¥10,600〜13,900)に近づくまで下がらない限り合いません。換金ベースの計算過程はこちら。
メルカリは未開封品の出品禁止が継続中|売却チャネルが1つ減っています
売却を考えるうえで押さえておくべきもう1つの条件が、メルカリが2026年9月16日0時から「30th CELEBRATION」関連商品の出品を禁止していることです。メルカリが9月15日に発表し、終了日は決まっていません。ヤフオク・ラクマでは同様の出品禁止は出ていません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 未開封の拡張パック「30th CELEBRATION」/「30th CELEBRATION カードセット」全9種 |
| 期間 | 2026年9月16日0時〜安心・安全な取引環境が確保できないと判断される期間(終了日は未定) |
| 出品できるもの | 開封済みのシングルカード |
| 出品できないもの | 未開封パック・BOX、カードセット(開封・未開封を問わず)、これらを含むセット販売 |
| 違反時 | 出品削除、繰り返した場合はアカウントの利用制限 |
出典:メルカリ「9月16日より『ポケモンカードゲーム 30th CELEBRATION』関連商品の出品を禁止」(2026年9月15日)。メルカリShopsも対象です。
実務上のポイントは3つあります。
未開封BOXの売り先は、スニダン・ヤフオク・買取店に絞られました。国内最大のフリマが使えない以上、BOXの流動性は落ちます。約¥26,000という価格も、この条件下で付いている数字です
シングルカードは従来どおり出品可能です。FUR・SARを引いて売りたい場合、メルカリは引き続き選択肢に入ります
カードセット(10月16日発売・全9種)は開封しても出品できません。御三家プロモを売るつもりで買うなら、スニダンか買取店が前提になります
💬 「BOXを買うか、シングルを買うか」の判断基準はシンプルです。開封体験に価値を感じるならBOX、カードが欲しいだけならシングル。期待値は、その判断を後押しする材料であって、判断そのものではありません。今回はそこに「売るときの出口が狭い」という条件が1つ加わりました。
30thセレブレーションの基本情報と収録構成
ここまでの期待値計算で使った前提を、公式情報に戻って確認します。商品スペックと、型番から確定した収録構成です。
商品情報|発売日・定価・BOX構成
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ポケモンカードゲーム MEGA 拡張パック「30th CELEBRATION」 |
| パックコード | m6a |
| 別称・表記ゆれ | 30thセレブレーション/30th セレブレーション/ポケカ30周年パック |
| 発売日 | 2026年9月16日(水)/世界同時発売 |
| 希望小売価格 | 1パック360円(税込)/1BOX 7,200円(税込) 1カートン(12BOX・240パック)86,400円(税込) |
| BOX構成 | 1BOX=20パック/1パック=キラカード6枚 |
| 収録種類 | 通常枠103種+シークレット枠62種(合計165種) |
出典:ポケモンカードゲーム30周年特別サイト。1パック360円・キラカード6枚入りまでが公式の発表内容で、BOX構成(1BOX=20パック・7,200円)は公式サイトには記載がありません。各販売店の商品情報およびポケカ30周年 記念商品まとめに基づく数値です。
特筆すべきは全カードがキラ仕様という構成です。通常の拡張パックが1パック5枚・希望小売価格200円前後であることを踏まえると、1枚あたり単価は60円(7,200円÷120枚)。パック単価は高いものの、キラカードの枚数単価としてはむしろ割安な設計になっています。
いまの入手ルート|定価で買える抽選はまだ残っています
発売から3週間以上たっても、定価で買えるルートは完全には閉じていません。公式に告知されているものを整理します。
| 販売元 | 状況 |
|---|---|
| ポケモンセンターオンライン 追加抽選 | 9月の抽選は終了(当選発表9/30・購入期限10/6)。 拡張パックBOX・プレミアムデッキセット・FUTURISTIC BOXの追加抽選を12月頃に予定(日程は未発表) |
| 家電量販店・カードショップ・ECモール | 店舗ごとの抽選・招待販売が10月も断続的に実施されています。締切が短いので抽選攻略ガイドで最新の受付状況を確認してください |
出典:ポケモンセンターオンライン「ポケモンカードゲームの追加抽選販売について」。ポケモンセンターオンラインの抽選ではマイナンバーカードを使った本人確認システムが導入されており、追加抽選も本人認証済みの応募枠が中心になる見込みです。応募前に手続きが必要なので、直前に慌てないよう事前準備をおすすめします(公式案内)。
各店の最新の販売方法・追加抽選の有無は予約・抽選申込ガイドと抽選攻略ガイドで更新しています。定価7,200円のBOXに¥24,000以上の買取が付いている以上、抽選に応募し続けるのが最も期待値の高い行動です。開けずに売っても3倍以上、開けて楽しむ場合も販売価格ベースの期待値は3.9倍あります。
型番から確定した収録構成
コレクションナンバー001〜165の全枠にカード名が入っています。
| 型番 | レアリティ | 枠数 |
|---|---|---|
| 001〜103 | レギュラー(C/U/R/RR) うち017〜046が描き下ろしピカチュウ30種 | 103種 |
| 104〜123 | AR | 20種 |
| 124〜133 | SAR | 10種 |
| 134・135 | FUR | 2種 |
| 136〜165 | 特別仕様再録 ダークライ&クレセリアLEGENDは上下2枚で151・152 | 30種 |
| 番号なし | 30周年記念 基本エネルギー | 8種 |
出典:30周年特別サイト公開画像の型番、および30th CELEBRATION 収録カード一覧。
ここから読み取れるのは次の3点です。
SR(スーパーレア)枠は存在しません: 通常の拡張パックと異なり、SARの下にSRを置かない構成でした。124〜133の10枠がすべてSARです
134・135がFUR: 新レアリティはこの2枠のみ。パックから引けるFURは2種類に限定されます
公式サイト未掲載の5枠があります: 119 ジャラランガ AR・121 メタモン AR・128 ミュウツーex SAR・129 ミュウex SAR・131 ゲンガーex SARは、発売から3週間以上たったいまも公式のカードリストに掲載されていません。実物の流通と各ショップの商品登録で番号が確認できている状態です
公式未発表の「RGBミュウ」3種|複数店が15〜55万円で買取中
発売直後からいちばん話題になっているのが、公式が一切発表していない「RGBミュウ」3種です。光の三原色をテーマにした赤・緑・青のミュウで、海外の先行開封報告から存在が伝わりました。発売から3週間以上たったいまも、30周年特別サイトの収録カードリストに追加はなく、公式のコメントもありません。それでも大手のショップが買取価格を出し続けています。
| 画像 | カード(詳細は個別記事へ) | 買取 |
|---|---|---|
![]() | ミュウ 赤 R/RGB/背景:赤 | ¥300,000〜550,000 |
![]() | ミュウ 緑 G/RGB/背景:緑 | ¥150,000〜350,000 |
![]() | ミュウ 青 B/RGB/背景:青 | ¥200,000〜400,000 |
3種はイラストが共通で、背景色だけが赤・緑・青に分かれています。初代『赤・緑』『ポケットモンスター 青』を意識した構成と見られますが、公式のコメントはありません。発売日は3種同額でしたが、いまは赤>青>緑の序列が定着し、赤と緑で買取に2倍前後の差が付いています。個別の相場は各カードの記事で追跡します。
| 店舗 | 赤 R/RGB | 青 B/RGB・緑 G/RGB |
|---|---|---|
| カードラッシュ(買取) | ¥550,000 | 青¥400,000/緑¥350,000 |
| ネクストプロ名古屋大須店(買取) | ¥500,000 | — |
| カードラボ 宅配買取 | ¥300,000 | 青¥200,000/緑¥150,000 |
| カードラッシュ(販売) | ¥678,000(売切) | 青¥498,000/緑¥428,000(いずれも売切) |
| 参考:発売日の買取 | ¥500,000〜600,000 | 3種同額(シーガル米沢店・ブレイズ/お宝創庫) |
店頭と宅配で差が大きいのも特徴で、同じ赤でもカードラッシュ¥550,000に対しカードラボの宅配は¥300,000。RGBミュウを売るなら、宅配で済ませずに店頭買取を複数あたるだけで20万円以上変わります。また、店舗によってカード名の表記が割れています。シーガル米沢店は「ミュウ(ホイル)(R/RGB)【背景:赤】」、ブレイズ系は「ミュウex(R/RGB)」、ホビーステーションは商品コード「PK-M6a-R-RGB」。公式のカードリストに存在しないため、各店が独自に名前を付けている状態です。購入・売却の際は型番と背景色で特定してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類 | 3種(赤/緑/青) |
| 型番 | 「001/103」形式ではなく「#R/RGB」のような独自表記 |
| 公式発表 | なし。30周年特別サイトの収録カードリストにも未掲載 |
| 買取相場 | 赤¥300,000〜550,000/青¥200,000〜400,000/緑¥150,000〜350,000。発売日は3種¥500,000〜600,000 |
| 封入率 | 約100〜150BOXに1枚(開封データの集計値・全3種合計) 特定の1色なら約300〜450BOXに1枚。集計元により数字が割れています |
大手ショップが数十万円の買取を出し続けているという事実は、噂と実物を区別するうえで決定的な材料です。ショップは在庫リスクを負って値を付けるので、実物を確認していなければこの水準は出せません。それでも本記事が当たりランキングの対象外としているのは、公式の収録発表がなく、封入率・総枚数・日本語版での扱いがいずれも不明なためです。
ℹ️ RGBミュウを狙ってBOXを買うのは現実的ではありません。約100BOXに1枚なら1BOXで出る確率は1%、特定の1色なら0.33%。150BOXに1枚とする集計もあり、その場合はそれぞれ0.67%・0.22%まで下がります。定価換算では1枚あたり約72万〜108万円、1色を狙うなら約216万〜324万円分のBOXが必要です。買取の上限(赤¥550,000)すら大きく下回るので、狙って掘る行為そのものが期待値マイナスです。BOX全体の期待値への上乗せも1箱あたり¥2,200〜3,300にとどまります(換金ベースの期待値の項で試算)。
なお、高額カードは偽造リスクも同時に上がります。公式が画像を出していないため、正規品の比較対象が存在しません。フリマでは30周年カードのカラーコピー品が出品された例も報じられています。個人間で数十万円のカードを売買するのは相応のリスクがあるので、当面は実物を鑑定できる店舗を経由するのが安全です。
30thセレブレーションの各レアリティ一覧|収録カードと当たり順位

ここからはレアリティごとに、収録カードを並べます。価格の詳細はTOP15の表と各カードの個別記事に集約し、この一覧では「どのカードがランキングの何位か」だけを示します。まず全体像を1表にまとめました。
| レアリティ | 種類数/型番帯 | TOP15入り |
|---|---|---|
| RGBミュウ 公式未発表・収録未確定 | 3種 #R/#G/#B | 別格(買取15〜55万円) |
| FUR 史上初レアリティ。パック産2種のみ | 2種 134〜135 | 2種(5・8位) |
| SAR 通常弾(M6の6種)より多い | 10種 124〜133 | 7種(124・125・133は圏外) |
| 特別仕様再録 スタンダード使用不可 | 30種 136〜165 | 6種(1・2位を含む) |
| AR イラスト重視枠 | 20種 104〜123 | — |
| ピカチュウ 1パック1枚確定 | 30種 017〜046 | — |
| 基本エネルギー 1パック1枚確定 | 8種 YOSHIROTTEN氏 | — |
| RR・通常枠 SARと性能は同一 | 103種 001〜103 | — |
基本エネルギー8種のタイプ別序列と対戦での使用可否はポケカ30周年の基本エネルギー8種の価格で個別に解説しています。実売は1枚¥100〜180で、タイプによる差はほとんど出ていません。
最注目は新レアリティ「FUR」のミュウex・ミュウツーex
本パック最大の目玉が、ポケカ史上初の新レアリティFUR(フューチャリスティックレア)です。「未知なる未来への希望を喚起する」というコンセプトで、立体感のある色鮮やかなビジュアルが特徴。グラフィックアーティストのYOSHIROTTEN氏が描き下ろしたミュウex(135/103)とミュウツーex(134/103)の2種のみがパックから引けます。
| 画像 | カード(価格の詳細は個別記事へ) | 当たり順位 |
|---|---|---|
![]() | ミュウex FUR 135/103 | 5位 |
![]() | ミュウツーex FUR 134/103 | 8位 |
発売から3週間でわかったこと
FURはこの弾でいちばん下げた枠: 買取中央値はミュウex ¥5,750、ミュウツーex ¥4,800。発売5日目(¥12,500・¥7,750)からそれぞれ-54%・-38%で、ミュウexはSARのミュウex(129・¥6,000)にも抜かれて5位に下がりました。海外でも英語版FURの取引価格が発売前の期待値から大きく崩れたと報じられています
2種の差は縮小: 買取の差は¥950、ネット販売もミュウex ¥8,480対ミュウツーex ¥6,980で¥1,500差。発売5日目に¥5,800あった販売の差が、ミュウexの下げで縮まりました
店舗差は小さい: ミュウexは¥4,500〜6,200(1.4倍)、ミュウツーexは¥4,500〜5,000(1.1倍)で、どの店でも大きくは変わりません。駿河屋のミュウex(¥4,500)だけ低めです
偽造品の報告あり: 発売直後から、二次流通でFUR2種の偽造品が確認されたと報じられています。シングルで買う場合は、真贋を確認できる店舗を選んでください
今後の下押し材料
世界同時発売である: 日本語版が先行発売される弾では、海外コレクターの輸入需要が日本語版の価格を押し上げてきました。今回は英語版が同日に出るため、この「先行プレミアム」が働きにくい構造です
開封が進むほど供給が増える: BOX相場は約¥26,000で横ばいですが、開封されたBOXからは6BOXに1枚のペースでFURが出続けます。抽選で手に入れたBOXが開けられるたびに、シングルの売り物は積み上がります
記念パックは対戦需要が薄い: MURのメガレックウザexは環境デッキでの実用性も価格を支えていますが、FURのミュウ・ミュウツーはコレクション需要が中心です
💬 FURは2種でイラストが対になる設計です。過去の対デザインカード(なみのりピカチュウV/そらをとぶピカチュウV など)を見ると、2枚セットで揃えたい需要が両方の価格を下支えする傾向があります。いま2枚揃えるとネット販売で¥15,460、買取で¥10,550。発売5日目の半額近くで、コレクション目的で揃えるなら当時より手が届きやすくなっています。
SAR10種の一覧|上位と下位で8倍の差
SARは10種で確定しました。通常弾のストームエメラルダ(SAR6種)を大きく上回り、「記念弾だからSARが絞られている」という構図にはなっていません。買取ではミュウex(129)・ピカチュウex 夜(127)が¥6,000、ホゲータex・ボーマンダexが¥800と、同じSARで7.5倍の開きが出ています。10種のうちTOP15入りは7種で、圏外はホゲータex(124)・ゲッコウガex(125・買取¥1,200)・ボーマンダex(133)の3枚です。発売直後は再録・FURの陰に隠れていたSARですが、FURほど下げなかったことで、ミュウex SARが3位まで順位を上げました。
| 画像 | カード(価格の詳細は個別記事へ) | 当たり順位 |
|---|---|---|
![]() | ホゲータex SAR 124/103 | 圏外 |
![]() | ゲッコウガex SAR 125/103 | 圏外 |
![]() | ピカチュウex SAR(昼) 126/103 | 7位 |
![]() | ピカチュウex SAR(夜) 127/103 | 4位 |
![]() | ミュウツーex SAR 128/103 | 12位 |
![]() | ミュウex SAR 129/103 | 3位 |
![]() | ニンフィアex SAR 130/103 | 13位 |
![]() | ゲンガーex SAR 131/103 | 9位 |
![]() | ジラーチex SAR 132/103 | 14位 |
![]() | ボーマンダex SAR 133/103 | 圏外 |
ピカチュウex SARの2種は、公式発表では「朝と夜をイメージした」と表現されており、市場では昼版・夜版と呼ばれています。買取中央値は夜(127)¥6,000・昼(126)¥5,500、ネット販売も夜¥8,980・昼¥7,980で、夜が両方で上という序列は変わっていません。見分け方と価格差の考え方は126・127の個別記事にまとめています。
歴代の人気カード30枚を特別仕様で再録
30年の歴史を彩ってきた人気カード30枚が、当時のデザインのまま特別仕様で再録されました(型番136〜165。ダークライ&クレセリアLEGENDは151・152の2枚で1組)。型番順に並べます。
| 画像 | カード(価格の詳細は個別記事へ) | 当たり順位 |
|---|---|---|
![]() | かじるピカチュウ LV.12 136/103 | 11位 |
![]() | リザードン 137/103 | 2位 |
![]() | カスミ 138/103 | 圏外 |
![]() | エリカのプリン 139/103 | 圏外 |
![]() | ニューラ 140/103 | 圏外 |
![]() | ひかるセレビィ 141/103 | 16位 |
![]() | ルギア(クリスタルタイプ) 142/103 | 1位 |
![]() | エネコロロ 143/103 | 圏外 |
![]() | わるいバンギラス 144/103 | 圏外 |
![]() | ハッサムex 145/103 | 圏外 |
![]() | メタグロス δ-デルタ種 146/103 | 圏外 |
![]() | パルキアLV.X 147/103 | 圏外 |
![]() | ユクシー 148/103 | 圏外 |
![]() | クロバットG LV.44 149/103 | 圏外 |
![]() | ゲンガー 150/103 | 10位 |
![]() | ダークライ&クレセリアLEGEND 151・152/103 | 圏外 |
![]() | N 153/103 | 圏外 |
![]() | レックウザEX 154/103 | 圏外 |
![]() | ゲノセクトEX 155/103 | 圏外 |
![]() | MサーナイトEX 156/103 | 圏外 |
![]() | ゲッコウガBREAK 157/103 | 圏外 |
![]() | ソルガレオGX 158/103 | 圏外 |
![]() | マッシブーンGX 159/103 | 圏外 |
![]() | ピカチュウ&ゼクロムGX 160/103 | 15位 |
![]() | ザシアンV 161/103 | 圏外 |
![]() | ライコウ 162/103 | 圏外 |
![]() | ミュウVMAX 163/103 | 圏外 |
![]() | アルセウスVSTAR 164/103 | 圏外 |
![]() | コイキング 165/103 | 6位 |
30枚のうちTOP15に入っているのは6枚(ルギア1位・リザードン2位・コイキング6位・ゲンガー10位・かじるピカチュウ11位・ピカチュウ&ゼクロムGX15位)で、ひかるセレビィが16位で続きます。この弾でいちばん強いのがこの枠です。リザードンとルギアは発売5日目の高値から4割前後下げたものの、買取¥13,000〜14,500でパック産の1・2位を保ち、FUR(¥4,800〜5,750)の2倍以上の値を付けています。コイキングも販売¥9,980で、販売価格ではルギア・リザードンに次ぐ3番手です。
一方で、残りの大多数は値が付いていません。カスミ・エリカのプリン・ニューラ・エネコロロ・ハッサムex・メタグロス・パルキアLV.X・ユクシー・クロバットG・ゲノセクトEX・MサーナイトEX・ゲッコウガBREAK・ソルガレオGX・マッシブーンGX・ザシアンV・ライコウ・アルセウスVSTARの17枚は、カードラッシュの販売が¥580〜1,080、買取は¥200〜300前後です。突出した数枚と、¥1,000前後で止まる大多数への二極化がはっきりしました。
✏️ 特別仕様で再録されたカードは、現行のスタンダードレギュレーションでは使用できません(公式発表)。元となったカードが使えるレギュレーションでのみ使用可能です。注意したいのは、公式のエクストラレギュレーションが「BW」シリーズ以降を対象としている点。わるいバンギラス(2004年)やルギア(2002年)は対象外で、公式が主催・公認する現行フォーマットでは実質的に使いどころがありません。つまり価値の源泉がコレクション需要一本になる枠です。それでもリザードン・ルギアが買取でFURの2倍以上を付けているという事実は、コレクション需要の厚みを示しています。
1パック1枚確定、30人の絵師が描く「ピカチュウ」30種
30周年を記念して、30人のイラストレーターが描く30種類のピカチュウがキラカードで収録されました(型番017〜046)。ポケモンのアートディレクターである杉森建氏をはじめ著名なアーティストが名を連ねており、話題性は抜群です。
ただし価格は発売から3週間たっても、30種ほぼすべてが¥280前後に張り付いています。確定封入ということは、市場に出回るピカチュウの総枚数=流通パック総数と等しくなるためです。30種に分散したとしても、1種あたりの供給量はSARやFURとは比較になりません。
| 区分 | 実売 |
|---|---|
| 30種すべて | ¥280前後(026・034が¥380、019・037・040・042・045が¥320) |
| 30種コンプリート | 合計 約¥8,800(BOX1つ分より安い) |
| 買取 | ¥30前後(店舗により均一) |
ただし、30種が完全に横並びというわけでもありません。販売では026/103と034/103が¥380、019・037・040・042・045の5種が¥320と、7種だけが¥280から頭ひとつ出ています。わずかな差ですが、コンプリート需要の中で人気絵師の枠から先に在庫が減っている形です。
型番は017〜046で、01/30〜30/30の通し番号に対応します。先頭の017/103はポケモンのアートディレクター杉森建氏(01/30)、以下018がだんちゃお氏(02/30)、019がさとま氏(03/30)、020が中村豪志氏(04/30)、021がいとうあさこ氏(05/30)、022がsowsow氏(06/30)、023がジェームズ・ターナー氏(07/30)、024がDOM氏(08/30)、025が古澤あつし氏(09/30)と続きます。
30種すべてのイラストレーターと各カードの相場は描き下ろしピカチュウ30種まとめに集約しています。個別カードの相場はピカチュウ 030/103・031/103・041/103などのカードページで更新します。
💬 30種コンプリートを狙うなら、いま揃えても発売1〜2か月後でもコストはあまり変わらない可能性が高いです。すでに¥280まで下がっており、ここから大きく下げる余地は限られます。逆に人気絵師の1〜2種が後から抜け出す展開もあるので、「全種まとめて早めに」が結果的にいちばん安いかもしれません。
AR・RR|数百円のゾーン
ARは「ポケモンたちが一日のさまざまな時間を過ごす様子」を描いたイラスト重視の枠で、20種あります。販売価格は¥420〜780に収まり、TOP15には1枚も入っていません。発売直後は¥580〜1,380でしたが、1BOXに4枚出る供給で全体に下げ、いまは大半が¥420で横並びです。
| 画像 | カード(価格の詳細は個別記事へ) | 販売価格 |
|---|---|---|
![]() | ファイヤー AR 105/103 | ¥580 |
![]() | ラプラス AR 106/103 | ¥580 |
![]() | フリーザー AR 107/103 | ¥580 |
![]() | サンダー AR 108/103 | ¥580 |
| イッカネズミ AR 123/103 | ¥780 | |
| ニャース AR 120/103 | ¥480 | |
| アローラナッシー/ストリンダー/モルペコ/フワンテ/シャンデラ/ルガルガン/ニドリーナ/アローラニャース/ズルッグ/ガラルニャース/サーフゴー/ジャラランガ/ヒスイゾロア AR 104・109〜119・122/103 | ¥420 | |
| ミュウex RR 057/103 | ¥380 | |
| ピカチュウex RR 047・048/103 | ¥280 | |
| ミュウツーex/ニンフィアex RR 055・059/103 | ¥120 |
ℹ️ 販売価格はカードラッシュの税込表示価格です。メタモン AR(121)は状態A-の在庫のみで、通常品の価格は確認できませんでした。
この帯は相場が読みやすい代わりに、単体では利益になりにくいゾーンです。1枚ずつ売ると手数料と送料で手取りが消えるため、まとめて買取店に持ち込むほうが効率的になります。
💬 対戦目的なら、SARではなくRRを買ってください。SARとRRはカードとしての性能がまったく同じで、SARはイラスト違いの上位レアリティにすぎません。ニンフィアexならSAR(130/103・¥3,980)に対しRR(059/103)は¥120。33倍の差です。飾りたいならSAR、卓に出したいならRR——この線引きをしておくと初動の高値に振り回されずに済みます。
関連記念商品の当たり(FUTURISTIC BOX・デッキセット)
拡張パック以外の記念商品にも、当たりにあたる目玉カードがあります。
| 画像 | カード/収録商品(価格の詳細は個別記事へ) |
|---|---|
![]() ![]() | ピカチュウex FUR ×2種 131/132・M-P FUTURISTIC BOX(定価27,500円/カードラッシュ販売 ¥64,800)。カード単体の買取は131が¥22,000、132が¥17,000〜20,000(おたちゅう・カードラボ) |
| エーフィex(フルイラスト)/ブラッキーex(フルイラスト) MF 043・044/044 プレミアムデッキセット(定価6,200円) 買取(おたちゅう):エーフィex ¥4,500/ブラッキーex ¥9,500 | |
| 各世代の御三家 AR(全27枚) M-P カードセット 全9種(各1,200円・2026年10月16日発売) |
ℹ️ ピカチュウex FUR(131・132/M-P)は拡張パックからは出ません。27,500円のFUTURISTIC BOX限定のプロモで、何BOX開けても封入されていません。逆に、パックから引けるピカチュウexの最上位は126/103と127/103のSARです。フリマで「ピカチュウex FUR」を探す際は型番を必ず確認してください。
FUTURISTIC BOXとプレミアムデッキセットは、8月の予想水準からは大きく下げて発売を迎えました。FUTURISTIC BOXは9月上旬にメルカリ・スニダン・Amazonの平均が約¥131,400でしたが、発売日のスニダン相場は約¥50,000。その後はカードラッシュの販売が¥64,800と、定価の2.4倍の水準にあります。拡張パックBOXと同じく、ポケモンセンターオンラインの追加抽選(12月頃)の対象にも入っています。
各商品を買うべきかどうかは、収録カードの想定相場と定価を突き合わせた個別記事で判断材料を整理しています。プレミアムデッキセット エーフィ・ブラッキーは買うべき?/30th FUTURISTIC BOXは買うべき?をあわせてご覧ください。
ジムバトルで配布される30周年プロモ
お金では買えない当たり枠もあります。ポケモンカードジムのジムバトル参加賞として配布される30周年プロモです。店舗に足を運んだ人だけが手にできるカードで、二次市場では常に配布枚数が価格を決めます。
| カード | 入手方法 |
|---|---|
| ゲッコウガex プロモ 151/M-P | ジムバトル配布 |
| ニンフィアex プロモ 153/M-P | ジムバトル配布 |
配布スケジュール・対象店舗・受け取り方は30周年ジムバトル プロモ配布ガイドにまとめています。
💬 同じ「ニンフィアex」でも、30周年ではRR(059/103・¥120)・SAR(130/103・¥3,980)・プロモ(153/M-P)の3種類が登場します。RRは「お金」、SARは「運」、プロモは「行動」——それぞれ違う種類のコストを要求してくる構造で、3枚並べたときの満足度は希少性の合計以上になります。
カードセット収録・御三家プロモ全27種
2026年10月16日発売のカードセットは全9種。各地方の御三家3匹がプロモカード(AR仕様)として1枚ずつ封入され、3枚でイラストが繋がる構成です。合計27枚それぞれについて、個別の相場記事を用意しています。
ℹ️ カードセット全9種は、メルカリでは開封・未開封を問わず出品できません。2026年9月16日からの出品禁止措置の対象に含まれています。売却を前提に買う場合は、スニダンか買取店が出口になります。詳細はメルカリ出品禁止の項をご確認ください。
| 地方(対応作品) | 草タイプ | 炎タイプ | 水タイプ |
|---|---|---|---|
| カントー(赤・緑) | フシギダネ | ヒトカゲ | ゼニガメ |
| ジョウト(金・銀) | チコリータ | ヒノアラシ | ワニノコ |
| ホウエン(ルビー・サファイア) | キモリ | アチャモ | ミズゴロウ |
| シンオウ(ダイヤモンド・パール) | ナエトル | ヒコザル | ポッチャマ |
| イッシュ(ブラック・ホワイト) | ツタージャ | ポカブ | ミジュマル |
| カロス(X・Y) | ハリマロン | フォッコ | ケロマツ |
| アローラ(サン・ムーン) | モクロー | ニャビー | アシマリ |
| ガラル(ソード・シールド) | サルノリ | ヒバニー | メッソン |
| パルデア(スカーレット・バイオレット) | ニャオハ | ホゲータ | クワッス |
公式の商品情報は30th CELEBRATION カードセットをご確認ください。
発売前の予約段階で、未開封セットの買取価格はすでに9種で差が付いています。最高と最低で3.6倍の開きです。
| カードセット(収録世代) | 買取価格 |
|---|---|
| フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ カントー(赤・緑) | ¥8,900 |
| チコリータ・ヒノアラシ・ワニノコ ジョウト(金・銀) | ¥5,700 |
| ハリマロン・フォッコ・ケロマツ カロス(XY) | ¥5,600 |
| ナエトル・ヒコザル・ポッチャマ シンオウ(DP) | ¥5,000 |
| ツタージャ・ポカブ・ミジュマル イッシュ(BW) | ¥4,600 |
| モクロー・ニャビー・アシマリ アローラ(SM) | ¥4,600 |
| ニャオハ・ホゲータ・クワッス パルデア(SV) | ¥4,100 |
| キモリ・アチャモ・ミズゴロウ ホウエン(RS) | ¥3,800 |
| サルノリ・ヒバニー・メッソン ガラル(剣盾) | ¥2,500 |
各1,200円の商品に対して、カントーは約7.4倍、ガラルは約2.1倍。初代の御三家に需要が集中し、剣盾世代が大きく離されているという、わかりやすい分布です。9種すべて揃えると定価10,800円に対して買取合計は約¥44,800。買取額はトレカの地図の集計値で、発売後は開封されたプロモの相場に合わせて動きます。
💬 買取が定価を大きく上回っているのは、各セットに拡張パックが2パック付くことも効いています。パック2つで定価720円相当、そこに御三家AR3枚とカードスタンドが付いて1,200円。構成としてはもともと割安で、抽選倍率が上がりやすい商品です。
💬 カードセットは各1,200円と手に取りやすい価格帯で、拡張パックが2パック付いてきます。9種すべてを揃えるより、まずは自分が最初に遊んだ世代の1箱から入るのが満足度は高いはずです。
30周年プロモカードの相場はどうなりそう?
周年記念で特に値が跳ねやすいのが、イベント配布やキャンペーン限定のプロモカードです。通常パックと違い配布期間が限られ、流通枚数が少ないのが特徴。二次市場に出回った時点で価格が一気に上がるケースが繰り返されてきました。
配布枚数の少ないプロモが高額化する実例は、過去にも多くあります。サンダースVMAX(S-P 188)はPSA10出品相場¥990,000、シャワーズVMAX(S-P 187)は¥1,045,000、ブースターVMAX(S-P 186)は¥725,000。歴史的にはなみのりピカチュウ 新幹線(PMCG-P 025-d2)のようにPSA10出品価格¥30,000,000(出品1件・取引実績なし)という超高額プロモも存在します。30周年プロモも配布条件次第では、相応の水準に化ける余地があります。
ℹ️ プロモカードは偽造品が出回りやすいカテゴリでもあります。過去の周年プロモでもフリマアプリ上に偽造品が出品された事例が報告されており、30周年プロモも同様の注意が必要です。高額プロモの購入時は、カードのテクスチャ・印刷精度・裏面の色味・重量などで真贋を慎重に確認しましょう。
📝 当たりを引いたら、まず相場をチェック。
トレカジャパンは、snkrdunk・mercariなど複数サイトのリアルタイム相場を一括比較できます。
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直近弾と25周年の実データから相場展開を読む

ここからは、30周年カードがこの先どう動くかを、過去の実データから読みます。
直近弾ストームエメラルダの6週間で起きたこと
2026年7月31日に発売されたストームエメラルダ(M6)の、発売から約6週間の値動きです。この弾の高額枠の動きが、30周年のこの先を占ううえでいちばん新しい実例です。
| 対象 | 発売直後 | 発売約6週間後 |
|---|---|---|
| メガレックウザex SAR(110/076) | 発売日 販売¥118,000 | 販売¥49,800/買取¥40,000(-57.8%) |
| メガレックウザex MUR(113/076) | 販売30万円前後 | 販売24〜27万円前後(発売約1か月) |
| BOX相場 | — | ¥12,900(30日間 -41.9%) |
ショップ提示の販売・買取価格ベース。PSA10のリアルタイム相場はストームエメラルダの相場ページ、BOXはBOX相場ページでご確認いただけます。
ポイントは、看板ポケモンの最上位レアリティですら、発売から6週間で6割近く下げているという事実です。30周年も発売5日目を高値に、3週間でFURが5割、再録の看板とSARが3〜4割下げており、記念弾でも「発売直後がいちばん高い」という構図は変わりませんでした。
25周年カードのいま|PSA10相場は調整局面
もう1つの参考データが、5年前の周年パック「25th ANNIVERSARY COLLECTION」(2021年10月22日発売)です。30周年記念パックの情報が公開された2026年6月以降、25周年カードの相場は一斉に跳ね上がりました。ところがその水準は維持されていません。
| カード | PSA10 中央値 | 30日間変動 |
|---|---|---|
| ピカチュウ ミラー S8a 001/028-mirror | ¥17,425 | -20.8% 2026年9月 |
| ミュウ ふしぎなしっぽ UR S8a 030/028 | ¥76,500 | -11.0% 2026年8月21日 |
| そらをとぶピカチュウVMAX RRR S8a 024/028 | ¥17,400 最終取引 | +13.8% 2026年8月21日 |
ℹ️ トレカジャパン集計(PSA10グレード)。メルカリ・SNKRDUNK等の取引データを横断集計した数値です。PSA10の相場であり、素体(未鑑定)の価格ではありません。ショップ買取価格は別水準で、店舗によって2,800円〜6,000円台と開きがあります。
数字の読み方に注意が必要です。すべてが下がっているわけではありません。大きく買われたピカチュウ ミラーとミュウURは30日で二桁の調整に入っている一方、そらをとぶピカチュウVMAXは取引件数が少なく上昇しています。つまり「30周年の発表で最も強く買われた銘柄ほど、その反動も大きい」という分布です。
同じ現象は他の関連カードでも起きています。再録元のコイキング AR(SV1a 080/073)はPSA10が30日で-17.8%、ミュウVMAX SA(S8 119/100)は-20.3%。再録の情報が出たカードから順に、PSA10が売られています。
「周年ブースト」は発表の時点で織り込まれる
周年記念による相場の押し上げは、商品の発表時点でほぼ織り込まれます。そして発売日が近づくと、「新商品に資金が移る」「過去の周年カードを売って軍資金にする」という動きが出て、むしろ売り圧力に変わります。
わかりやすい実例が、テラスタルフェスex収録のニンフィアex SAR(SV8a 212/187)です。素体買取は2025年11月の¥8,500から2026年5月に¥19,000へ2倍以上に買われましたが、そのピークは30周年パックが正式発表される直前(6月1日)でした。発表後はむしろ下げ、9月8日時点で¥15,000です。
25周年カードに起きたことは、30周年カードにもそのまま当てはまる可能性があります。つまり——
9月16日の発売日が、30周年カードの相場のピークになりやすい。BOXが発売前にすでに6割下げたことを踏まえると、シングルも同じ道をたどる公算が大きいです
10月20日の30周年当日に向けて話題は盛り上がるが、それはすでに価格に織り込まれている。しかも10月16日にカードセットが発売され、関心が分散します
本当の下落局面は、話題が次弾に移る11月以降に来る
ただし、長期では話が変わります。25周年パックはすでに生産終了となっており、未開封BOXの相場は¥74,472(トレカジャパン集計・2026年8月21日時点)。1パック297円だった商品が、5年で大きく水準を切り上げています。短期は調整、長期は再評価——このリズムを押さえておくと、売り時の判断がしやすくなります。
20周年CP6カードの10年後はどうなった?
もう少し長い時間軸で見るために、CP6「20th Anniversary」拡張パック(2016年9月16日発売)の推移も確認しておきましょう。
| 期間 | 傾向 |
|---|---|
| 発売後5年(2021年頃) | ポケカブーム到来で急上昇。リザードン等の人気キャラSR(スペシャルレア)は特に顕著 |
| 発売後10年(2026年現在) | 人気キャラ枠は引き続き上昇傾向。汎用カードは横ばい〜微減 |
10年で価値が上がったカードと横ばいのカード、違いは明確です。リザードン・ピカチュウ等の人気キャラクターのSR以上は上昇しました。一方、汎用トレーナーズやメタ依存のポケモンは需要が限定的で伸びませんでした。30周年で言えば、FUR・ピカチュウex SAR・ルギア・リザードンなど再録の人気キャラ枠がこれに当たります。
✏️ 長期保有には状態劣化のリスクも伴います。10年間適切に保管できるかどうかは、カードの資産性を大きく左右するポイントです。
30周年カードは25周年と同じ軌道をたどるか?
25周年と30周年をそのまま重ねるのは危険です。市場環境が大きく変わっています。
| 項目 | 25周年(2021) | 30周年(2026) |
|---|---|---|
| 発売形態 | 日本語版が先行 | 世界同時発売 輸入プレミアムが働きにくい(下押し) |
| 収録種類 | 全28種 | 165種 注目度が分散(下押し) |
| SAR相当 | — | 10種 通常弾M6の6種を大きく上回る(下押し) |
| 市場環境 | ポケカバブル | ブーム定着後の成熟期 過熱は抑えられやすい(下押し) |
| フリマでの流通 | 制限なし | メルカリが未開封品を出品禁止 BOXの流動性が低下(下押し) |
| 販売方式 | 抽選→受注生産 | 受注生産の発表なし 供給が絞られたまま(下支え) |
| 為替 | 1ドル110円前後 | 円安基調 海外バイヤーに割安感(下支え) |
| パック構成 | キラ5枚 297円 | キラ6枚 360円 枚数単価は割安(中立) |
25周年の商品情報の出典は25th ANNIVERSARY COLLECTIONの相場ページおよびポケモンカードゲーム公式サイト。為替・市場環境の評価はトレカジャパン編集部によるものです。
並べてみると、下押し要因が5つ、下支え要因が2つ。25周年と同じ倍率の高騰を期待するのは、やや楽観的だと考えています。シングルが発売5日目から3〜5割下げたのは、この力関係が素直に出た結果と読めます。一方でBOXが¥26,000前後を保っているのは下支え側の「供給が絞られたまま」が効いている形で、12月頃の追加抽選がこの均衡を崩すかどうかが次の分かれ目です。
30周年カードの高騰要因と下落リスクを整理する

海外コレクターの購入圧力は相場にどう影響しそう?
海外コレクターによる日本語版の買い圧力は、これまで日本語版カードの相場を押し上げる大きな要因でした。印刷品質の高さと「本家」としてのブランド価値、そして円安環境が重なり、海外バイヤーにとっては割安感があります。
ただし30周年は史上初の世界同時発売です。これまでは日本語版が数か月先行することで「英語版を待てない層」の需要が日本語版に集中していましたが、今回は英語版が同日に手に入ります。海外需要そのものは強くても、日本語版への集中度は下がると見るのが自然でしょう。
実際の海外需要は、国内の二次市場だけでなくeBay経由の日本語版カード取引にも表れます。売却を検討するなら、eBayの成約価格も比較対象に入れておきたいところです。
再販や再録があったら相場はどうなる?
最大の下落リスクは、再販・受注生産による供給増です。25周年BOXでは、受注生産の発表後にBOX・シングルともに価格が崩れました。30周年でも追加生産が行われれば、短期的な相場下落は避けられません。
30周年記念パックの受注生産・追加生産に関する公式発表は、いまのところありません。決まっているのは、ポケモンセンターオンラインが拡張パックBOX・プレミアムデッキセット・FUTURISTIC BOXの追加抽選を12月頃に予定していることです。追加抽選は既存の生産分の再配分とみられ、受注生産ほどの供給増にはならない見込みですが、BOX相場には一定の重しになります。25周年の先例があるため、「再販の可能性はゼロではない」と見ておくのが現実的でしょう。30周年特別サイトの更新は定期的にチェックしておきたいところです。
その他の下落リスクは以下の通りです。
開封が進み続ける: 抽選で手に入れたBOXが開けられるたびに、シングルの売り物が積み上がります。とくに再録30種のうち¥580〜1,080で横並びになっている17枚は、供給増でさらに下抜けやすい帯です
偽物の流通拡大: 高額カードほど偽造されやすいです。購入時は、カードのテクスチャ(表面の手触り)、印刷の精度、カード裏面の色味、重量などを確認しましょう。公式画像が出ていないRGBミュウはとくに注意が必要です
新弾発売による資金移動: 新たな注目パックが発売されると、コレクターの資金がそちらに流れ、旧弾カードの需要が一時的に減ります
市場全体の冷え込み: ポケカ市場は2020年代に急拡大しましたが、成熟期に入れば成長率は鈍化します。市場全体のセンチメントが下向けば、周年記念カードも無傷では済みません
買い時・売り時のガイダンス
いま買うべき人/待つべき人
| あなたの目的 | おすすめの動き方 | 理由 |
|---|---|---|
| 開封を楽しみたい | 定価で買えるルートを探す | 定価なら販売価格ベースの期待値3.9倍。二次市場¥26,000で買って開けて持つ場合は1.1倍でほぼトントン |
| FUR・SARが欲しい | シングル購入 | 特定1種の自引きはSARで10BOX、FURで12BOX必要。シングルなら8〜10倍安い。FURは発売5日目から半値以下に下げており、買う側には有利な局面 |
| 引いたカードを売りたい | 複数店に査定を出す。10月中の売却が第1候補 | 同じカードで買取に最大1.8倍の差。シングルはすでに3〜5割下げたが、11月以降は話題の下支えがなくなる |
| 抽選で当たったBOXを換金したい | 開けずに売る | 未開封の買取は¥24,000〜26,800。開けて全部売ると約¥10,600で、手取りは半分以下になる |
| ピカチュウ30種をコンプしたい | いまでも1〜2か月後でも可 | 発売から3週間たっても¥280前後で横並び。全30種で約¥8,800 |
| 再録の特定カードが欲しい | 必ずシングル購入 | 1BOXに2枚出るが30種に分散。特定1枚は15BOXに1枚で、全枠中いちばん遠い。リザードン・ルギアは発売5日目の高値から3〜4割下げた水準 |
| 未開封で保管したい | 12月の追加抽選まで待つ選択肢も | BOX相場は約¥26,000で横ばい。換金価値(約¥10,600)の2.5倍で、中身ではなく「未開封であること」に値が付いている状態 |
| 開けて売って利益を出したい | 定価で買えるときだけ | 換金ベースの期待値は約¥10,600。定価なら1.5倍だが、二次市場価格¥26,000で買うと0.41倍で6割の損 |
| 対戦で使いたい | RRをシングル購入 | SARとRRは性能が同一。ニンフィアexならRRが¥120 |
30周年カードはいつ売るのがベスト?
| フェーズ | 時期目安 | 想定される動き |
|---|---|---|
| 初動高値期 | 9/16〜9月末 | 発売5日目がシングルの高値。その後3週間でFURは5割、再録の看板とSARは3〜4割下げた |
| 話題の密集期 | 10月(いまここ) | イベントと新商品が連続し、開封が進んでも話題で下支えされる。売却の現実的な期限 |
| 調整期 | 11月〜 | 話題が次弾に移り、開封分の供給だけが残る。12月頃にはポケモンセンターオンラインの追加抽選分も出てくる。いちばん下げやすい局面 |
| 底値形成期 | 12月〜翌春 | 底値圏で横ばい。買うなら第1候補 |
| 長期再評価期 | 1年以降 | 人気キャラクターの希少枠は緩やかに回復。汎用枠は横ばいのまま |
10月を独立したフェーズにしているのは、30周年関連のイベントと新商品がこの1か月に集中しているためです。
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 10月16日(金) | 30th CELEBRATION カードセット全9種 発売(各1,200円・ポケモンセンターは事前抽選) |
| 10月20日(火) | ポケモンカードゲーム 30周年当日。ジムイベントの30th記念ステッカー配布、スペシャルメダルグランプリもこの日から |
| 10月25日(日) | 30th CELEBRATION EVENT 千葉会場(幕張メッセ) |
| 10月31日(土)〜11月1日(日) | 30th CELEBRATION EVENT 大阪会場(インテックス大阪) |
| 2026年9月16日〜2027年1月31日 | 全国のポケモンカードジムで30thプロモカードパック配布 |
| 12月頃 | ポケモンセンターオンラインの追加抽選(拡張パックBOXほか・日程未定) |
つまり10月いっぱいは「30周年」という言葉が検索と話題の両方で回り続けるということです。開封が進んで供給が増える時期と、話題が最大化する時期が重なるため、相場は下げきらずに横ばい〜小幅な下げにとどまりやすいと見ています。
逆に言えば、11月に入った瞬間に下支え材料がなくなります。イベントが終わり、カードセットの開封分も市場に出そろい、関心は次弾へ移る。さらに12月頃には追加抽選の分が供給に加わります。本記事が「本当の下落局面は11月以降」と見ているのは、このカレンダーが根拠です。売り切るつもりなら、10月末までが現実的な期限になります。
売却を考えているなら、10月中に売り切るか、1年以上の長期保有に切り替えるかの二択で考えると迷いにくくなります。いちばん損をしやすいのは、なんとなく持ち続けて調整期に慌てて手放すパターンです。
そしてタイミングと同じくらい効くのが、どこに売るかです。TOP15のカードでも店によって1.25〜1.8倍、リザードン1枚で¥5,000の差が出ています。1社で断られたり安かったりしても、他社をあたってください。
| 売り時を判断するチェックリスト |
|---|
・保有目的は? コレクション目的なら売る必要はありません。換金目的なら、相場を定期的にチェックしましょう
・複数店を比べた? 相場が下げた局面でも店舗差は残っています。TOP15のカードで最大1.8倍、リザードンなら¥5,000の開きが出ています
・カードの状態は? 保管環境に不安があるなら、状態が劣化する前に売却を検討する価値があります
・再販リスクは? 受注生産・追加生産の公式発表がないか、定期的に確認しましょう
|
売り時に正解はありません。ただ、上の4項目を月に1回でも棚卸しするだけで、「なんとなく持ち続けて機会を逃す」リスクはかなり下がります。
PSA鑑定の採算ラインはどこ?
FURやSARを引いた場合、PSA鑑定に出すかどうかが次の判断になります。判断軸は1つだけです。
📝 損益分岐の計算式
「素体の現在価格 + 鑑定総コスト」 < 「PSA10の想定価格」
この不等式が成り立てば、鑑定に出す経済的メリットがあります。
ℹ️ PSAの料金・サービスレベルは2026年9月10日と9月15日に改定されました。従来の低価格プラン(バリュー・バリューバルク・バリュープラス・バリューマックス)は受付停止が続いていますが、9月15日から新プラン「スタンダード」(1枚9,980円)の受付が始まり、通常グレーディングの最安はこちらになりました。あわせて「レギュラー」は「プライオリティ」へ名称変更のうえ予定納期が60営業日から80営業日に延び、「エクスプレス」は9月10日から22,980円→29,980円へ値上げされています。「ウォーク・スルー」は「プレミア」に名称変更。「レギュラー11,980円・60営業日」「エクスプレス22,980円」といった改定前の料金表を載せている記事が多く残っているのでご注意ください。
| サービスレベル | 料金(1枚) | 予定納期/申告価格 |
|---|---|---|
| スタンダード 2026年9月15日 受付開始 | 9,980円 | 100営業日 15万円以下 |
| プライオリティ 旧レギュラー | 11,980円 | 80営業日 25万円以下 |
| エクスプレス 2026年9月10日 値上げ | 29,980円 | — 40万円以下 |
| バリュー系4プラン | 受付停止中 |
出典:PSA Japan「サービスレベル変更のお知らせ[2026年9月]」。改定日時より前に申し込み済みの注文は、申込時点の料金・予定納期が適用されます。これに往路送料・返送料・保険料などが別途かかるため、スタンダードでも1枚あたりの総額は1万円台前半になります。鑑定済み枚数はPSA Population Reportでご確認ください。
30th CELEBRATIONのカードは、素体が最高でも¥24,800(RGBミュウを除く)なので全種がスタンダード(申告15万円以下)の範囲に収まります。プライオリティやエクスプレスを選ぶ理由は納期の短縮だけです。そのうえで、いまのネット販売価格に当てはめるとこうなります。
| カード | 素体の実売 | 鑑定判断 |
|---|---|---|
| リザードン(137)/ルギア(142) | ¥22,800〜24,800 | 検討圏。スタンダードの総額が素体の4〜5割。ただし再録枠はPSA10取得率が高く、Populationが急増しやすい |
| FUR ミュウex/ミュウツーex | ¥6,980〜8,480 | 非推奨。スタンダードの総額だけで素体を上回る。PSA10が素体の3倍以上で売れる見込みがなければ合わない |
| ピカチュウex SAR(昼・夜)/ミュウex SAR(129) | ¥7,980〜9,280 | 慎重に。総額が素体を上回る。PSA10の初期成約は高いが、件数が少なく参考程度 |
| その他のSAR・再録 | ¥580〜9,980 | 非推奨。素体+鑑定コストがPSA10の想定を上回りやすい |
| AR・RR・ピカチュウ | ¥80〜780 | 非推奨。鑑定の総額が相場を10倍以上上回る |
発売直後の鑑定には固有のリスクもあります。
Populationが急増する: 発売後3〜6か月は鑑定提出が集中します。「今は希少」でも、鑑定が返ってくる頃には枚数が増えて希少性が薄まります
待機中に相場が動く: 最安のスタンダードは予定納期100営業日(約5か月)。30周年のシングルは発売から3週間で3〜5割下げており、返ってくる頃にはさらに下がっている可能性があります。納期を80営業日に縮めるにはプライオリティ(11,980円)、それ以上ならエクスプレス(29,980円)が必要で、急ぐほど採算は悪化します
PSA10が取れるとは限らない: センタリングや白かけで9止まりになると、価格差は大きく縮みます
ℹ️ PSA10の取引も出始めています。トレカジャパン集計では、リザードン(137)のPSA10が¥125,000〜180,000(直近2件)、ルギア(142)が¥110,000(1件)、ピカチュウex SAR夜(127)が¥82,000(1件)で成約しています。素体の4〜9倍ですが、いずれも件数が1〜2件の最初期の値です。提出が集中して鑑定済みの枚数が増えれば、この倍率は縮んでいくと見ておいてください。リアルタイムの相場はリザードンの相場ページなどで確認できます。
💬 「PSA10は取れる。だから伸びない」という構造も押さえておきたいところです。現行のSARはPSA10取得率が9割前後で、提出したカードのほとんどが10になって市場に積み上がります。前作のニンフィアex SAR(SV8a)では、PSA10と素体の倍率が2026年4月の2.0倍から9月には1.3倍まで縮みました。鑑定の心配は「10が取れるか」ではなく「10になった枚数が増えすぎないか」のほうです。
よくある質問と売却判断まとめ
Q: ポケカ30周年の当たりカードは結局どれ?
A: 特別仕様再録のルギア(142/103)です。2位のリザードン(137/103)とは僅差で、3位がミュウex SAR(129/103)です。
ただし、それを上回るカードが1種類あります。公式が発表していないRGBミュウ3種で、買取は¥150,000〜550,000。収録が未確定のため順位表には入れていませんが、実質の最上位です。公式に収録が確認できているカードでは、買取4社の中央値でルギア(142/103)が¥14,500・販売¥24,800で1位、リザードン(137/103)が¥13,000・販売¥22,800で2位。3位ミュウex SAR(129/103)とピカチュウex SAR 夜(127/103)が¥6,000で並び、販売価格の高いミュウex SARを上にしています。5位がミュウex FUR(135/103)¥5,750です。発売5日目にはリザードンが1位、ミュウex FURが3位でしたが、その後の下げでFURが大きく順位を落としました。
Q: 「30thセレブレーション」と「30th CELEBRATION」は同じもの?
A: 同じ商品です。
公式の商品名は「ポケモンカードゲーム MEGA 拡張パック『30th CELEBRATION』」(パックコードm6a)で、これをカタカナ読みしたものが「30thセレブレーション」です。「ポケカ30周年パック」もこの商品を指します。同じ30周年ラインナップには拡張パックのほかに、FUTURISTIC BOX(27,500円)、プレミアムデッキセット エーフィ・ブラッキー(6,200円)、10月16日発売のカードセット全9種(各1,200円)があり、「30thセレブレーションボックス」「30thセレブレーションカードセット」はそれぞれ別商品を指すため、購入時は商品名を確認してください。ラインナップ全体はポケカ30周年 記念商品まとめで比較しています。
Q: SARは何種類ありますか?
A: 10種です(124〜133)。
ホゲータex(124)・ゲッコウガex(125)・ピカチュウex 昼(126)・ピカチュウex 夜(127)・ミュウツーex(128)・ミュウex(129)・ニンフィアex(130)・ゲンガーex(131)・ジラーチex(132)・ボーマンダex(133)の10種です。このうち128・129・131の3枚は、いまも公式サイトのカードリストに掲載されていません。SR(スーパーレア)枠は収録されていません。通常弾のストームエメラルダ(SAR6種)を上回る種類数のため、「記念弾だからSARが希少」という前提は成立しません。販売はミュウex(129)が¥9,280、ボーマンダexが¥1,280と約7倍、買取はミュウex・ピカチュウex 夜の¥6,000に対しホゲータex・ボーマンダexが¥800と7.5倍の差が付いています。
Q: 「RGBミュウ」というカードがあると聞きました。本当ですか?
A: 公式発表はなく収録は未確定ですが、複数のショップが15〜55万円で買取を出しています。
光の三原色をテーマにした赤・緑・青のミュウ3種です。発売日にはシーガル米沢店が3種とも¥600,000、ブレイズ/お宝創庫が¥500,000の買取を提示していました。いまはカードラッシュが赤¥550,000・青¥400,000・緑¥350,000、カードラボの宅配買取が赤¥300,000・青¥200,000・緑¥150,000で、赤>青>緑の序列が定着しています。販売はカードラッシュが赤¥678,000・青¥498,000・緑¥428,000(いずれも売り切れ)。型番は通常の「001/103」形式ではなく「#R/RGB」のような独自表記で、店舗ごとにカード名の表記も割れています。封入率は開封データの集計で約100〜150BOXに1枚(全3種合計)。1BOXで出る確率は約0.67〜1%、特定の1色なら約0.22〜0.33%です。発売から3週間以上たっても30周年特別サイトの収録カードリストに追加はなく、本記事では当たりランキングの対象外とし、別枠で扱っています。各色の相場は赤(R/RGB)・緑(G/RGB)・青(B/RGB)の個別記事で追跡しています。
Q: FURやSARの封入率はどれくらい?
A: 公式は公表していませんが、開封データの集計では次の通りです。
ピカチュウが1BOXに20枚(1パック1枚確定)、ARが1BOXに4枚、特別仕様再録が1BOXに2枚、SARが1BOXに1枚、FURが約6BOXに1枚、公式未発表のRGBミュウが約100〜150BOXに1枚。SARが1BOXに1枚、再録が2枚という厚さは通常弾より手厚い設計で、「1BOX開ければ最低でもSAR1枚+再録2枚は出る」構成になっています。これはカードショップ1店舗の実開封60BOX(5カートン)に基づく実測値で、公式発表ではありません。確定枠の4種は60BOXすべてで一致しており信頼度が高い一方、FURは観測10枚前後、RGBミュウは自店では観測できておらず他の開封報告を併用しています。
Q: 1BOXで狙ったカードが出る確率は?
A: 実測封入率では、SARで10.0%、FURで8.3%、特別仕様再録で6.7%、ARで20.0%です。
枠全体の封入率を、その枠の種類数で割った値になります。SARは1BOXに1枚で10種なので特定1種は10BOXに1枚(定価換算で約7.2万円分)、FURは6BOXに1枚で2種なので12BOXに1枚(約8.6万円分)、再録は1BOXに2枚でも30種あるため15BOXに1枚(約10.8万円分)です。ミュウex FURのシングルは¥8,480なので、自引きは約10倍高くつきます。枚数が多い再録のほうが、2種しかないFURより特定1枚は引きにくいという逆転が起きています。例外が1パック1枚確定のピカチュウ30種で、1BOX20枚のうち特定の1種が出る確率は約49.2%。狙いのカードが決まっているなら、どの枠でもシングル購入のほうが安く済みます。
Q: BOXは買うべき?期待値は定価を超える?
A: 定価7,200円なら期待値は約28,000円(3.9倍)です。ただし換金目的なら、開けずに売るほうが手取りは多くなります。
実測封入率(SARが1BOXに1枚、再録が2枚、FURが約6BOXに1枚)にネット販売価格を掛けた数字です。発売5日目の¥36,100から、シングルの値下がりで約¥8,000減りました。BOX相場(約¥26,000)で買って開けて自分で持つ場合は1.1倍で、ほぼトントンです。開けて売って換金する場合は、買取4社の中央値で計算し直すと期待値は約¥10,600。定価で買えば1.5倍ですが、二次市場価格で買うと0.41倍で6割の損です。RGBミュウ(約100〜150BOXに1枚)を織り込んでも約¥12,800〜13,900で、BOX価格の半分程度です。一方、未開封BOXの店頭買取は¥24,000〜26,800あるため、定価で手に入れたBOXを換金するなら開けずに売るほうが2倍以上多く手元に残ります。特定のカードが欲しいだけなら、シングル購入のほうが合理的です。
Q: ピカチュウ30種は高くなる?
A: 発売から3週間たっても、ほぼ¥280前後で横並びです。
1パックに1枚が確定で封入される仕様のため、市場に出回る総枚数は流通パック数と同数になります。30種に分散するとはいえ、SARやFURとは供給量が桁違いです。わずかに差が付き始めており、カードラッシュでは026・034が¥380、019・037・040・042・045が¥320と、7種だけが¥280から頭ひとつ出ています。30種コンプリートは合計約¥8,800で、BOX1つ分より安く揃います。ここから大きく下げる余地は限られるため、揃えるなら早めでも構いません。
Q: 25周年カードは今から買っても間に合う?
A: 銘柄によって動きが分かれています。
30周年の発表で強く買われたピカチュウ ミラー(PSA10で30日間-20.8%)やミュウ UR(同-11.0%)は調整局面に入っている一方、取引の薄い銘柄では上昇しているものもあります(そらをとぶピカチュウVMAXは同+13.8%)。「30周年で25周年カードも一律に上がる」という理解は正確ではありません。長期のコレクション目的なら調整局面は買い場になりますが、短期の値上がりを狙うタイミングとしては旬を過ぎています。
Q: メルカリと買取業者、手取り額が多いのはどっち?
A: 2026年9月16日から、メルカリでは未開封パック・BOXを出品できません。開封済みのシングルカードは出品可能です。
まず前提として、売りたいものが何かでチャネルが変わります。
| 売りたいもの | メルカリ | 他のチャネル |
|---|---|---|
| 未開封パック・BOX | 出品禁止 | スニダン/ヤフオク/買取店 |
| カードセット(全9種) | 出品禁止 開封・未開封を問わず | スニダン/ヤフオク/買取店 |
| 開封済みシングルカード | 出品可能 | スニダン/ヤフオク/買取店 |
シングルカードを売る場合の手取り比較は次の通りです。
| チャネル | 手数料・送料 | 手取り目安 (成約¥10,000) |
|---|---|---|
| メルカリ シングルのみ。匿名配送可 | 手数料10% 送料は出品者負担(約¥210〜) | 約¥8,790 |
| ヤフオク 想定外の高値も。落札後キャンセルのリスク | 手数料8.8% Yahoo!プレミアム会員時。非会員10% 送料は出品者負担 | 約¥8,910 |
| 買取業者 即金・確実。発売直後は買取停止の場合あり | 手数料0% 送料は業者による(無料の場合あり) | 提示額がそのまま手取り |
※手数料率はメルカリ公式ヘルプ(販売手数料10%)、ヤフオク公式ヘルプ(落札システム利用料8.8%/Yahoo!プレミアム会員時)に基づきます。送料は配送方法により変動します。
買取の提示額はネット販売価格の37〜83%です。たとえばミュウex FURは販売¥8,480に対し買取中央値¥5,750、最高値はおたちゅうの¥6,200です。メルカリで¥8,480で売れた場合の手取りは送料込みで約¥7,400なので、差は¥1,200〜1,700。手間とリスクを考えると、このクラスのカードは買取店で十分です。差が大きいのは単価の高い再録の看板で、ルギアは販売¥24,800に対し買取¥12,000〜15,000。フリマで販売価格に近い値で売れれば手取りは約¥22,000になり、買取との差は¥7,000以上開きます。ただしフリマは個人間取引ゆえのリスク(偽物クレーム・すり替え返品・取引トラブル)を伴い、対応に時間と労力がかかります。「手取り額の最大化」と「取引の確実性」のどちらを優先するかで、選ぶべきチャネルは変わります。
Q: 偽物の見分け方は?
A: 高額カードを二次市場で購入する際は、以下の点をチェックしましょう。
カード表面のテクスチャ(正規品は特有のザラつきがある)
印刷の精度(文字のにじみ・色味の違い)
カード裏面の青色の濃さ(偽物は色味が異なることが多い)
カードの重量・厚み(偽物はわずかに軽いケースがある)
型番とワザ名・イラストの一致(再録カードは原版との取り違えにも注意)
とくに注意したいのが、公式が画像を公開していない5枚(119・121・128・129・131)と、収録自体が未確定のRGBミュウです。比較対象となる公式画像がないため、真贋の判断材料が限られます。確実を期すなら、PSA鑑定済みのスラブ入りカードを購入するか、信頼できる買取業者を利用するのが手堅いです。
Q: 未成年でもカードを売却できる?
A: 未成年者がカードを売買する場合、原則として親権者(保護者)の同意が必要です。
民法第5条により、未成年者が単独で行った契約は取り消される場合があります。加えて古物営業法は古物商に本人確認義務を課しているため、多くの買取業者が未成年者との取引で保護者の同意書や身分証の提示を求めています。フリマアプリでも利用規約で年齢制限が設けられている場合があるため、事前に確認してください。
まとめ
| この記事の要点 |
|---|
・別格は公式未発表のRGBミュウ3種: 赤¥300,000〜550,000・青¥200,000〜400,000・緑¥150,000〜350,000で買取。店頭と宅配で20万円以上の差。収録未確定のため順位表には入れていません
・パック産の当たりTOP3: ルギア(142・買取¥14,500/販売¥24,800)、リザードン(137・¥13,000/¥22,800)、ミュウex SAR(129・¥6,000/¥9,280)。4位ピカチュウex SAR夜(¥6,000)、5位ミュウex FUR(¥5,750)
・シングルは発売5日目から3〜5割下げた: いちばん下げたのはFURで、ミュウex FURは買取-54%。再録の看板2枚も-40〜48%。M6の看板SARとほぼ同じペース
・BOXだけが値を保っている: 相場は約¥26,000で横ばい(30日間+44%)。店頭買取も¥24,000〜26,800。追加抽選は12月頃の予定で、当面は供給が出にくい
・換金するなら開けずに売る: 開けて全部売った場合の手取りは約¥10,600。未開封の買取の半分以下で、差は¥13,000〜16,000
・売り切るなら10月末が期限: 10/16カードセット発売→10/20 30周年当日→10/25千葉・10/31〜11/1大阪のイベントで10月は話題が続く。下支えが消えるのは11月から
・買取は店舗で最大1.8倍の差: リザードンは¥10,000〜15,000、ニンフィアex SARは¥2,000〜3,600。1社だけ見て売ると損をする
・封入率は実測でSAR1枚/再録2枚/BOX: FURは約6BOXに1枚、RGBミュウは約100〜150BOXに1枚。通常弾より手厚い設計。出典はカードショップの実開封60BOX
・BOX期待値は定価比3.9倍: 販売価格ベースで約¥28,000。換金ベースでは約¥10,600で、二次市場価格¥26,000に対して0.41倍。RGBミュウを織り込んでも0.49〜0.53倍
・再録の特定1枚がいちばん遠い: 1BOXに2枚出るのに30種に分散し、特定1枚は15BOXに1枚。リザードン・ルギアはシングルで買えば定価BOX自引きの4分の1以下
・メルカリは未開封品の出品禁止が継続中: BOX・カードセットの売却チャネルはスニダン・ヤフオク・買取店に限られる
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30周年記念パックは、史上初の世界同時発売、史上初の新レアリティ、全カードキラ仕様と、話題性においては文句のつけようがない一弾です。ただし相場の観点では、発売から3週間で「シングルは下げ、BOXは保つ」という逆向きの動きがはっきりしました。開封が進むほどFUR・SARの供給は積み上がり、ミュウex FURは発売5日目の半値以下に。一方で未開封のBOXは、抽選の一巡とメルカリの出品禁止で売り物が増えず、¥26,000前後を保っています。10月のイベント期にシングルの下げが止まるか、12月の追加抽選でBOXが崩れるかが次の焦点です。そのうえで唯一の上振れ要素が、公式が沈黙したままのRGBミュウ3種になっています。
📝 ポケカを高く売るなら、まず相場を知ることから。
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💬 相場は相場として冷静に。ただ、30年分の歴史が1パックに詰まった弾を開ける体験そのものは、金額に換算できない価値があります。両方楽しんでいきましょう。
本記事は情報提供を目的としており、特定のカードの購入・売却・投資を推奨するものではありません。相場は日々変動するため、売買の判断は最新の実勢価格をご確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。本記事は10月上旬更新の買取価格(遊々亭・おたちゅう・カードラボ・駿河屋の4社)、ネットショップの販売価格(カードラッシュ・遊々亭)、BOX相場(トレカジャパン集計)と各店のBOX買取に基づいており、市場データの更新に応じて随時改訂します。


































































