ポケモンカード30周年の「30th CELEBRATION カードセット ハリマロン・フォッコ・ケロマツ」が、2026年10月16日(金)に1,200円(税込)で発売されます。このセットに1枚だけ入っているのが、フルイラスト仕様のキラプロモ「ハリマロン(116/M-P)」です。

知りたいのは「これ、いくらになるの?」でしょう。発売前なので確定した相場はまだありません。ただ、3年前にほぼ同じ構成の商品があり、そのカードの相場は今も追えます。さらにカロス御三家には、今年3月の拡張パック「ニンジャスピナー」という直近の実売データもあります。本記事はこの2つの実データと、定価1,200円の中身を分解した計算から価格レンジを予想します。

📌 この記事の結論
素体(未鑑定)の発売直後は1,200〜2,800円あたりが中心
PSA10なら6,000〜13,000円あたりが中心
・カロスは9地方で最も極端な「1強構造」。ゲッコウガは総選挙720で全720種の1位(リザードンは9位)
・その結果、ケロマツが頭ひとつ抜け、ハリマロンとフォッコが2番手争いと予想
・ただしハリマロン自身はたね単体で97位。ヒトカゲ125位・ゼニガメ114位より上で、下値は堅い
・定価で買えればプロモ1枚あたりの実質負担は160円未満
PSA鑑定はいまは非推奨(最安プランでも1枚11,980円で採算が合わない)
・ポケセンオンラインの抽選は8月28日(金)12:00〜8月31日(月)16:59

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・商品ラインナップ・定価の全体像は:ポケカ30周年 記念商品まとめ
・店舗別の予約・抽選申込一覧は:ポケカ30周年 予約・抽選申込ガイド
・当選確率・応募手順は:30th CELEBRATION 抽選ガイド
・拡張パックの当たりカード・BOX相場は:30th CELEBRATION 相場・当たりカード(M6a)
・初代御三家版の価格予想は:フシギダネ(101/M-P)ヒトカゲ(102/M-P)ゼニガメ(103/M-P)



目次

  1. ハリマロン プロモ(116/M-P)はいくらになる?価格予想レンジ
  2. そもそもハリマロン プロモってどんなカード?
  3. 3年前に「ほぼ同じ商品」があった|先例カードの今の値段
  4. カロス御三家は「ゲッコウガ1強」|ハリマロンの立ち位置を数字で読む
  5. 1,200円の中身を分解すると、プロモ1枚は160円だった
  6. どれくらい出回る?抽選は8月28日から
  7. 買うべき?売るべき?タイプ別に考える
  8. この予想が外れるとしたら、どこで外れるか
  9. ハリマロン プロモのよくある質問
  10. まとめ

ハリマロン プロモ(116/M-P)はいくらになる?価格予想レンジ

ハリマロン

生産数が公表されていないので、ひとつの数字に決め打ちはしません。3つのシナリオと、それぞれの前提をセットで出します。発売後に「店頭に残っているか」を見れば、どのシナリオに寄ったか読者自身で判断できるはずです。

シナリオ 前提 素体・発売直後 素体・3ヶ月後 PSA10
弱気 ケロマツ狙いで開封されたセットから、ハリマロンが大量に放出される 600〜1,200円 400〜800円 4,000〜7,000円
中心シナリオ 初動は品薄、数ヶ月で供給が追いつく 1,200〜2,800円 800〜1,600円 6,000〜13,000円
強気 カロス人気でセット自体が争奪戦になり、3枚とも押し上げられる 3,500〜7,000円 2,500〜5,000円 14,000〜25,000円

※トレカジャパン編集部による予想値です。実勢価格を保証するものではありません。発売後は30th CELEBRATION 相場ページの実取引データで随時更新します。

初代御三家(フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ)版よりやや低めのレンジに置いています。9種のなかで需要が最も集中するのは初代セットで、カロスはその次のグループという見立てだからです。ただしカロスには、後述するとおり「セット全体を押し上げる強烈な牽引役」がいます。そしてそれが、ハリマロンにとっては追い風にも向かい風にもなります。

未開封セット(3枚入りの商品そのもの)はいくらになる?

プロモ単体より先に動くのがセットの価格です。定価1,200円に対して、発売直後は3,000〜6,500円を中心に見ています。初代セットを除けば、9種のなかでも高いほうのレンジです。理由は3つ。

  • 中身の拡張パック2個が二次流通で定価720円を上回れば、その分がセット価格を下から支える
  • ケロマツの最終進化ゲッコウガは、後述する2016年の大規模人気投票で全720種の1位。国内外を問わず需要が厚い
  • そのゲッコウガのカードは現在も高値圏。今年3月発売の「ニンジャスピナー」収録メガゲッコウガex(SAR)は27,800円で販売されています(カードラッシュ/2026年8月19日確認)

ハリマロン・フォッコ・ケロマツ、ハリマロンは何番手?

先に答えを言うと、ケロマツ > ハリマロン ≒ フォッコ。ケロマツが頭ひとつ抜け、ハリマロンとフォッコはほぼ横並びの2番手争いと見ています。

これは印象ではありません。判断の材料が2つあり、しかもその2つが違う答えを出しているからこそ、この結論になりました。

  • 人気投票(キャラクター人気)では、たね単体でフォッコ58位・ケロマツ73位・ハリマロン97位。ハリマロンが3番手
  • 実際のカード価格(同一パック・同一レアリティ)では、ハリマロンはフォッコより上、ケロマツと同水準

詳しい数字はカロス御三家の章で出します。ハリマロン狙いの人にとって実務的に重要なのは、目安が「帯」によって変わるという点です。

  • 素体(未鑑定)なら、ケロマツの8割前後——安いカードほどブランド差は価格に乗りません
  • PSA10なら、ケロマツの6〜7割——高額帯になるほどゲッコウガのブランドが効いてきます

そもそもハリマロン プロモってどんなカード?

カードのスペックとイラストレーター

カード全面にイラストが広がるフルイラスト仕様のキラプロモです。背景にはカロス地方らしい街並みと、帽子・サングラス・コート・革靴といったファッションアイテムが散りばめられ、右下には「3」と「0」がほっぺになった30周年仕様のピカチュウが描き込まれています。中央のハリマロンは、笑顔で軽やかに駆け出す構図です。

カロスは『ポケットモンスター X・Y』でトレーナーの着せ替え要素が本格導入された地方。背景のファッション小物は、その地方性をそのままイラストに落とし込んだ意匠と読めます。9地方それぞれの色を出す設計になっているぶん、地方推しのコレクターに刺さりやすい1枚です。

型番116/M-P(PROMO/レギュレーションマークJ)
カード種別たねポケモン/草タイプ/HP70
ワザミサイルばり(草エネルギー1個+無色エネルギー1個)/コインを4回投げ、オモテの数×10ダメージ
弱点/抵抗力/にげる炎×2/なし/無色2個
イラストレーターSaboteri(サボテリ)

✍️ 相場を読むうえで見逃せないポイント
イラストはSaboteri(サボテリ)氏。同氏は3年前の先例カードゼニガメ :フルイラスト(SVG 052/049)も手がけた作家で、その1枚はPSA10で2万6千円前後で推移しています(2026年8月19日時点)。作家名で指名買いされる下地があるのは、地味に効いてくる要素です。

コインを4回投げる「ミサイルばり」は運任せのワザで、最大でも40ダメージ。対戦で使うカードというより、飾って楽しむコレクション寄りのカードという位置づけです。相場も「強さ」ではなく「イラストとキャラ人気」で決まります。

1,200円のセットに1枚。単体では買えません

商品名ポケモンカードゲーム MEGA「30th CELEBRATION カードセット ハリマロン・フォッコ・ケロマツ」
希望小売価格1,200円(税込)
内容物プロモカード(キラ)「ハリマロン」「フォッコ」「ケロマツ」各1枚/拡張パック「30th CELEBRATION」2パック(各6枚・ランダム封入)/紙製カードスタンド(3枚用)1個
発売日2026年10月16日(金)
シリーズ展開全9地方の御三家で全9種(101/M-P〜127/M-P)。カロスは116〜118/M-P

出典:ポケモンカードゲーム30周年特別サイト「30th CELEBRATION カードセット」(2026年8月19日確認)

ここで押さえておきたいのが、ハリマロンだけを狙って買う経路が存在しないことです。セットを買った人は、ハリマロン・フォッコ・ケロマツを必ず1枚ずつ同時に手にします。

つまり3枚はまったく同じ枚数だけ市場に出る。それでも値段に差がつくのは、需要側が偏っているからです。この「同数供給・需要不均衡」という条件が、次の章で見る先例とそっくり同じなんです。

3年前に「ほぼ同じ商品」があった|先例カードの今の値段

2023年11月10日発売のスペシャルデッキセットex「フシギバナ・リザードン・カメックス」(5,500円・税込/公式商品ページ)。この商品には3つのデッキが入っており、それぞれにフシギダネ/ヒトカゲ/ゼニガメのフルイラストカードが1枚ずつ収録されていました(プロモではなくデッキ内のカードです)。3枚が必ず同数だけ市場に出るという条件が今回とぴったり重なるので、価格差がどう生まれるかを見る教材としては最適です。

先例3枚の今の相場を並べてみる(PSA10)

カード 直近の取引額 直近7日の平均 販売中の最安値 出品数
ヒトカゲ :フルイラスト(SVG 051/049) ¥51,300 約¥51,460 ¥50,000 51件
ゼニガメ :フルイラスト(SVG 052/049) ¥26,000 約¥26,420 ¥26,000 35件
フシギダネ :フルイラスト(SVG 050/049) ¥26,500 約¥24,633 ¥26,600 37件

※PSA10グレードの数値。出典:トレカジャパン各カードページ(2026年8月19日時点)。相場は日々変動します。

直近7日の平均で比べると、ヒトカゲはフシギダネの約2.1倍。一方でゼニガメとフシギダネの差は7%程度しかありません。同じ枚数しか市場にないのに、1枚だけが倍付けになっているわけです。

この「2倍」の正体はリザードン。カロスには“それ以上”がいる

ここが今回の予想の肝です。ヒトカゲが高いのは「初代御三家だから」ではありません。リザードンという別格のブランドを背負っているからです。

ここで効いてくるのが、ヒトカゲ自身はたね3匹のなかで最下位(125位)だったという事実。それでも価格は倍。プロモ1枚勝負であっても、値段を決めているのは「たね本人の人気」ではなく「最終進化のブランド」だったということです。

そしてカロスには、リザードンより上のブランドがいます。ケロマツの最終進化・ゲッコウガです。次の章で数字を確認します。

ただし「5,500円と1,200円」の差は無視できない

比較項目 スペシャルデッキセットex(2023) 30th CELEBRATION カードセット(2026)
希望小売価格 5,500円(税込) 1,200円(税込)
同時展開の種類数 1種 9種
買いやすさ 単価が重く手が出しにくい 気軽に買える価格帯
御三家たねのフルイラスト 3枚(デッキ収録カード) 3枚(プロモ・キラ)

定価が4分の1以下ということは、同じ売上を狙うなら生産数は多くなるのが自然です。「推しの地方だけ買う」という買い方も想定された商品設計ですし、1セットあたりの流通枚数は先例より増える可能性が高い。

だから先例カードの現在価格(PSA10で2〜5万円)は、そのままの水準ではなく「上限側の目安」として扱うのが妥当です。中心シナリオでPSA10を6,000〜13,000円に置いたのは、この供給差を割り引いたうえで、さらにハリマロンがカロス3枚のトップではないことを織り込んだからです。

カロス御三家は「ゲッコウガ1強」|ハリマロンの立ち位置を数字で読む

カロス3枚の序列を読むうえで参考になるのが、2016年に実施された大規模人気投票「ポケモン総選挙720」の結果です。2016年の調査で最新ではありませんが、全720種の順位が公表されている大規模調査として、キャラクターの地力を比べる材料になります。投票対象はカントーからカロスまでの6地方(第7世代以降のポケモンは投票が行われていません)。以下の比較は、この6地方の範囲での話としてお読みください。

地方 最終進化形の順位 たねポケモンの順位
カントー リザードン 9位/カメックス 75位/フシギバナ 138位 フシギダネ 89位/ゼニガメ 114位/ヒトカゲ 125位
ホウエン バシャーモ 45位/ジュカイン 61位/ラグラージ 81位 アチャモ 93位/ミズゴロウ 100位/キモリ 215位
カロス ゲッコウガ 1位/マフォクシー 128位/ブリガロン 252位 フォッコ 58位/ケロマツ 73位/ハリマロン 97位

出典:2016年「ポケモン総選挙720」全順位(御三家系統を抜粋)。シネマトゥデイ「ポケモン総選挙、全結果発表<1位〜720位結果一覧>」(2016年6月23日付/2026年8月19日確認)。

この表から読めることが4つあります。

① ゲッコウガは全720種で1位。リザードンより上の「超1強」

カントーのリザードンは9位。それでもヒトカゲに約2倍のプレミアを乗せました。カロスのゲッコウガは、その上の1位です。3地方を並べると、カロスがいかに極端な構造かがわかります。

つまりカロスは9地方でもっとも「1枚に需要が集中しやすい」地方。ケロマツが3枚のトップに立つ確度は、カントーのヒトカゲより高いとさえ言えます。

ハリマロン狙いの人にとって、これは冷静に受け止めるべき事実です。ハリマロンがカロス3枚の最高値になる可能性は、正直に言って低い——これが本記事の立場です。

② ただしハリマロンは「たね単体で97位」。ヒトカゲやゼニガメより上

ここからがハリマロンの話です。投票対象だった6地方について、たねポケモンだけを抜き出して並べ替えると、面白いことがわかります。

地方 たね3匹の順位 3匹とも100位以内か
カロス フォッコ 58位/ケロマツ 73位/ハリマロン 97位
シンオウ ポッチャマ 40位/ナエトル 162位/ヒコザル 208位 ×
イッシュ ミジュマル 51位/ツタージャ 105位/ポカブ 160位 ×
ホウエン アチャモ 93位/ミズゴロウ 100位/キモリ 215位 ×
カントー フシギダネ 89位/ゼニガメ 114位/ヒトカゲ 125位 ×
ジョウト ヒノアラシ 112位/チコリータ 122位/ワニノコ 171位 ×

※出典は上記と同じ「ポケモン総選挙720」全順位(2026年8月19日確認)。アローラ・ガラル・パルデアの御三家は投票対象外のため比較できません。

たね3匹すべてが100位以内に収まっているのは、6地方のなかでカロスだけ。そのなかでハリマロンは97位です。カントー・ホウエンのどの御三家より高い順位で、あの2倍の値がついたヒトカゲ(125位)より、たね本人としては上なんです。

ハリマロンが「地味な3番手」ではないことの根拠は、ここにあります。ブリガロンのブランドが弱いぶんトップは取れませんが、キャラクター単体の下値は3地方の御三家のなかでも堅い部類。中心シナリオの下限を600円ではなく1,200円に置いたのは、この点を評価したからです。

③ 直近の実データ:カロス3枚のARはほぼ横並びだった

人気投票は10年前の調査です。もっと新しく、しかも実際のお金が動いた証拠があります。2026年3月13日発売の拡張パック「ニンジャスピナー」(M4)です。

このパックにはメガゲッコウガexが主役として収録され、同時にハリマロン・フォッコ・ケロマツのAR(アートレア)が3枚そろって入っていました。同じパックの同じレアリティ枠なので、封入率は近いとみられます——つまり今回のカードセットに近い「ほぼ同数供給」の条件です。発売から5ヶ月が経った現在の販売価格を見てみましょう。

カード(M4/AR) 販売価格(状態A) 在庫数
ハリマロン(084/083)580円74枚
ケロマツ(086/083)580円335枚
フォッコ(085/083)480円76枚

出典:カードラッシュ「M4 AR」検索結果(2026年8月19日確認)。価格・在庫は変動します。

結果はハリマロンとケロマツが同値、フォッコが一段下。人気投票の順位(フォッコ58位 > ケロマツ73位 > ハリマロン97位)とは、まったく違う並びになりました。

トレカジャパン編集部
ここから読めるのは「数百円〜数千円の価格帯では、最終進化のブランドはほとんど価格に乗らない」ということです。ブランド差が価格に反映されるのは、PSA10や高額SARといった上の帯。素体の初動でハリマロンとケロマツに極端な差が開くとは考えにくく、差がはっきり出るのはPSA10の帯から——そう見ています。

この2つの材料を合わせると、冒頭で示した「帯によって目安が変わる」という結論になります。素体ではハリマロンはケロマツの8割前後にとどまる程度の差。ただしPSA10帯では、ゲッコウガのブランドがケロマツを引き上げ、差は6〜7割まで開く——という読みです。ハリマロンの中心シナリオでPSA10の上限を13,000円にとどめたのは、この見立てによるものです。

④ 「ブリガロンにメガが来る」なら、これは上振れ材料になる

最後にもうひとつ。『Pokémon LEGENDS Z-A』では、カロス御三家3体すべてにメガシンカが実装されました。メガゲッコウガ・メガマフォクシー・メガブリガロンです。

カード側の状況は、そこから一歩遅れています。今年3月の「ニンジャスピナー」ではメガゲッコウガexがメガシンカexとして華々しく登場した一方、ブリガロンとマフォクシーは通常の2進化ポケモンとしての収録にとどまりました

裏を返せば、メガブリガロンexがカード化されれば、ハリマロン系統の需要が一段上がる余地があるということです。現在のMEGAシリーズはメガシンカポケモンを軸に弾を作り続けており、実装済みのメガシンカがいずれカード化される流れは自然です。時期は未定ですが、ハリマロン プロモを長く持つ理由があるとすれば、ここでしょう。

1,200円の中身を分解すると、プロモ1枚は160円だった

もうひとつの物差しが、商品構成からの逆算です。拡張パック「30th CELEBRATION」は1パック360円(税込)。カードセットにはこれが2パック入っています。引き算してみましょう。

内訳 金額
セット希望小売価格1,200円
− 拡張パック2パック(360円×2)−720円
= プロモ3枚+カードスタンドの実質価格480円
プロモ1枚あたり(スタンド分を無視した最大値)約160円

定価で買えれば、プロモ1枚の実質負担は160円未満。二次流通でハリマロン単体が800円を超えるだけで、定価購入者は3枚合計で十分な含みを持ちます。しかもカロスの場合はケロマツが下支えする分、3枚合計の回収難易度は9種のなかでも低いほう。裏を返せば、「セットを定価で買えるかどうか」が損得のほぼすべてという商品です。

セットで買うのとシングルで買うの、どっちが得?

ハリマロン1枚だけが欲しい場合、判断はシンプルに整理できます。

  • セットを二次流通で買う:支払額から、拡張パック2個の市場価値とフォッコ・ケロマツの売却見込みを引いた額が、実質のハリマロン取得コスト
  • シングルで買う:表示価格がそのまま取得コスト。手間はないが、初動は高値づかみになりやすい

ℹ️ 目安の作り方
中心シナリオ(ケロマツ2,300円・ハリマロン1,800円・フォッコ1,800円)が当たった場合、プロモ3枚だけで5,900円相当。ここに拡張パック2個(定価720円ぶん)が乗って、合計6,600円ほどになります。セットの二次流通価格が7,000〜7,500円を超えてきたら、ハリマロン単体をシングルで買うほうが割安と判断できます。
なおケロマツ目当ての人ほどハリマロンを手放すので、発売から数週間はハリマロンのシングル供給が厚くなりやすい点も覚えておいてください。

どれくらい出回る?抽選は8月28日から

2026年8月時点で、生産数は公式に発表されていません。わかっているのは販売方式のほうです。ポケモンセンターオンラインでは全9種をまとめた「9種セット」(10,800円・税込)として抽選販売が実施されます。

抽選応募受付期間8月28日(金)12:00〜8月31日(月)16:59
抽選結果発表日9月4日(金)15:00以降
注文・支払い期間9月4日(金)15:00〜9月8日(火)16:59
お届け時期発売日前日(10月15日・木)までに発送予定
応募枠プレイヤーズクラブ本人認証済み枠/本人未認証枠の2種(どちらか一方に応募)
応募回数ひとつの抽選につき、おひとり様1回まで

出典:ポケモンセンターオンライン「ポケモンカードゲーム30周年記念商品の抽選期間と応募方法について」(2026年8月3日付/2026年8月19日確認)





⚠️ ポケセンオンラインは「9種まとめ買い」です
カロス1種だけを狙って応募することはできません。ハリマロンだけが目的なら、9種セット10,800円を負担するか、他店舗の単品販売や発売後のシングル購入を狙う判断になります。応募条件や本人認証の詳細は抽選ガイドをどうぞ。

🔑 供給ルートはひとつではありません
カードセットは書店チェーンや大型スーパー、ホビーショップなどでも店頭抽選が順次実施されています。「ポケセンオンラインの抽選に外れたら終わり」ではないというのが、相場を読むうえで重要な前提です。最新の店舗別状況は予約・抽選申込ガイドで随時更新しています。

抽選販売が採用されたということは、メーカー側が需要超過を見込んでいる証拠でもあります。一方で、全9種を同時発売する1,200円の商品を極端な少量生産にする理由は乏しく、販路も分散している。この2点から、本記事は「初動は品薄・数ヶ月で緩和」を中心シナリオに置いています。

買うべき?売るべき?タイプ別に考える

飾りたいだけの人

迷う理由はほぼありません。1,200円でカードスタンドまで付いて、3枚並べて飾れる設計です。抽選・予約で定価入手を狙うのが最善。外れても、中心シナリオどおりなら数ヶ月で価格は落ち着きます。とくにハリマロンは、ケロマツ目当てで開封されたセットからの放出が見込めるので、3枚のなかでは最も「待てば安く買える」枚です。発売直後の高値圏で慌てて買う必要は薄いでしょう。

PSA10を狙う人|2026年8月時点で鑑定代の元は取れるのか

ここは電卓を叩く前に、まず前提が変わったことを知っておいてください。PSA Japanは低額カード向けの「バリュー」系4プラン(バリュー・バルク/バリュー/バリュー・プラス/バリュー・マックス)をすべて受付停止しています(2026年8月19日時点)。

つまり現在、個人が申し込める最安プランは「レギュラー」の1枚11,980円(税込)です。かつての「バルクで1枚4,000円弱」という選択肢は、いま存在しません。

サービスレベル 料金(税込) 予定納期 申告価格
バリュー系4プラン受付停止中
レギュラー(実質の最安)11,980円/枚60営業日(約12週間)250,000円以下
エクスプレス22,980円/枚25営業日(約5週間)400,000円以下

出典:PSA Japan「グレーディング」(2026年8月19日確認)。グレーディング料金とは別に保険料・返送料がかかります。料金は変更される場合があるため、提出前に必ず公式でご確認ください。

損益分岐を計算すると、現状ではほぼ赤字になる

項目 金額
素体の取得コスト(中心シナリオ)1,200〜2,800円
+ 鑑定料(レギュラー)11,980円
+ 保険料・返送料別途(枚数と申告価格の合計で変動)
+ 売却時の手数料フリマアプリなら売価の約10%
= 損益分岐となるPSA10の売価およそ15,000〜17,000円以上

素体と鑑定料と売却手数料だけで約14,600〜16,500円。ここに保険料・返送料が乗るため、実質の分岐点は15,000〜17,000円と見るのが現実的です。本記事の中心シナリオはPSA10で6,000〜13,000円。この分岐点を超えられません。強気シナリオ(14,000〜25,000円)が実現して、ようやく採算が見えてくる水準です。

さらにPSA10が出る保証はありません。フルイラストのキラカードは縁の白かけやセンタリングでグレードが落ちやすく、PSA9になった場合の価格はPSA10を大きく下回るのが一般的です。約12週間の待ち時間も資金拘束になります。

⚠️ 結論:現状のPSA料金では、このカードを鑑定に出す経済合理性はほぼありません
自分のコレクションとして保存性を高めたい、という目的なら別です。ただし「鑑定に出して利益を狙う」目的であれば、いまは見送りが妥当です。カロス3枚のなかで鑑定を検討する余地があるのはケロマツで、ハリマロンはバリュー系プランの受付が再開されるか、PSA10相場が20,000円を明確に超えてから検討してください。

トレカジャパン編集部
逆説的ですが、鑑定コストが上がったことはPSA10相場にとっては上振れ要因でもあります。採算が合わないカードは誰も鑑定に出さなくなるので、PSA10の流通枚数そのものが絞られるからです。低額カードのPSA10が思ったより高値をつける背景には、この構造があります。

売り時を探している人

先例カードの値動きが参考になります。直近30日でフシギダネ SVG 050/049 は-11.8%、ゼニガメ SVG 052/049 は-11.9%。一方でヒトカゲはほぼ横ばいでした(2026年8月19日時点)。ブランド力で劣る2枚のほうが値持ちが弱いという傾向がはっきり出ています。

ハリマロンはカロス3枚のなかで「ヒトカゲ以外」に近い性質です。初動の品薄局面がいちばん高い可能性が高く、長期保有より初動〜1ヶ月の高値圏で回すほうが現実的

ただし例外がひとつ。メガブリガロンexがカード化されるという情報が出た場合は、ハリマロン系統の相場が動く可能性があります。長期保有を選ぶなら、それが唯一のシナリオだと考えてください。

この予想が外れるとしたら、どこで外れるか

予想の弱いところも隠さず書いておきます。次の要因が動けば、中心シナリオは簡単に外れます。

方向 要因
上振れ ゲッコウガ人気でカロスセット自体が争奪戦になり、3枚とも押し上げられる
メガブリガロンexのカード化が発表され、ハリマロン系統に注目が集まる
・9地方27枚を同じ作風で揃えられるため、コンプリート需要が想定以上に膨らむ
・海外コレクターの需要が日本版プロモに向かう(ゲッコウガは海外人気も厚い)
下振れ ケロマツ狙いで開封されたセットから、ハリマロンが大量に放出される
・十分な生産数が確保され、発売後も店頭に在庫が残る
・9種同時発売で需要が分散し、初代セットに買いが集中する
・カロス需要が3月の「ニンジャスピナー」で一巡している

とくに「ケロマツ需要が、ハリマロンにとっては供給圧力として跳ね返る」構造が最大の変数です。セットが売れれば売れるほど、ハリマロンは市場に出る。ゲッコウガのブランドが強いことは、セット価格には追い風でも、ハリマロン単体の価格には向かい風になりうる——ここがカロス版特有の読みどころです。

もうひとつの手がかりが、9月16日発売の拡張パック「30th CELEBRATION」の初動。ここで30周年商品全体の熱量が測れます。10月のカードセット相場を予測する材料として、いちばん近いところにあるデータです。

ハリマロン プロモのよくある質問

Q: ハリマロン プロモ(116/M-P)は単体で買えますか

A: 商品としての単体販売はありません。「30th CELEBRATION カードセット ハリマロン・フォッコ・ケロマツ」(1,200円・税込)を買うか、発売後にフリマアプリ・カードショップでシングルカードとして買う形になります。

Q: ハリマロン・フォッコ・ケロマツのうち、どれが一番高くなりますか

A: ケロマツが頭ひとつ抜け、ハリマロンとフォッコが2番手争いと予想します。ケロマツの最終進化ゲッコウガは2016年の「ポケモン総選挙720」で全720種の1位。カントーのリザードン(9位)を上回るブランドです。ただし今年3月の拡張パック「ニンジャスピナー」に収録されたAR3枚(同じパック・同じレアリティ=同数供給)は、ハリマロン580円・ケロマツ580円・フォッコ480円とほぼ横並びでした。素体の価格帯では極端な差はつきにくく、差が開くのはPSA10などの高額帯からと見ています。

Q: 30th CELEBRATION カードセットの抽選はいつから応募できますか

A: ポケモンセンターオンラインは2026年8月28日(金)12:00〜8月31日(月)16:59です。全9種をまとめた「9種セット」(10,800円・税込)としての抽選販売で、当選発表は9月4日(金)15:00以降、注文・支払いは9月8日(火)16:59までです。書店チェーンや大型スーパーなど他チェーンでも店頭抽選が順次実施されているため、店舗別の最新状況は予約・抽選申込ガイドをご確認ください。

Q: ハリマロン プロモをPSA鑑定に出す価値はありますか

A: 2026年8月時点では、利益目的の鑑定はおすすめしません。PSA Japanは低額カード向けの「バリュー」系プランをすべて受付停止しており、申し込める最安は「レギュラー」の1枚11,980円(税込)です。素体取得費・保険料・返送料・売却手数料まで含めると、損益分岐はPSA10の売価でおよそ15,000〜17,000円。本記事の中心シナリオ(PSA10で6,000〜13,000円)では採算が合いません。保存目的なら別ですが、利益狙いならバリュー系の受付再開かPSA10相場の上昇を待つのが妥当です。

Q: 定価1,200円のセットは買いですか

A: 定価で買えるなら十分に妥当です。中身の拡張パック2個だけで720円相当。残る480円でフルイラストのキラプロモ3枚とカードスタンドが付く計算になり、プロモ1枚あたりの実質負担は160円未満です。カロス版はケロマツが3枚合計の価値を下支えするため、9種のなかでも定価購入の妙味は大きいほう。問題は定価で買えるかどうかの一点に尽きます。

Q: ハリマロンのカードは他にどんなものがありますか

A: 直近では2026年3月13日発売の拡張パック「ニンジャスピナー」(M4)にAR(084/083)が収録されています。同パックはメガゲッコウガexを主役に据えたカロス色の濃い弾で、ハリマロン・フォッコ・ケロマツのARが3枚そろって入っていました。相場はニンジャスピナーの相場ページで確認できます。

Q: 発売後の実際の相場はどこで確認できますか

A: トレカジャパンの相場ページで確認できます。複数サイトの実取引データから素体・PSA10それぞれの相場を毎日更新しています。拡張パック側の当たりカードは30th CELEBRATION 相場・当たりカードページ(M6a)をご覧ください。

まとめ

ハリマロン プロモ 116/M-P 価格予想のポイント
素体の発売直後は1,200〜2,800円、PSA10は6,000〜13,000円が中心シナリオ
・カロスの序列はケロマツ > ハリマロン ≒ フォッコ。ゲッコウガは総選挙720で全720種の1位という別格の存在
・ただしハリマロン自身はたね単体で97位。ヒトカゲ125位・ゼニガメ114位より上で、キャラ単体の下値は堅い
・「ニンジャスピナー」のAR3枚は480〜580円でほぼ横並び。素体帯ではブランド差が価格に乗りにくい
・定価1,200円のうちプロモ3枚+スタンドの実質価格は480円。定価入手できれば損はしにくい
・最大の変数は「ケロマツ需要がハリマロンの供給圧力になる」構造。セットが売れるほどハリマロンは市場に出る
・上振れ材料はメガブリガロンexのカード化。長期保有の唯一の根拠になりうる
・PSA鑑定はいまは非推奨。バリュー系プランが受付停止中で最安は1枚11,980円、損益分岐は約15,000〜17,000円

📝 ポケカを高く売るなら、まず相場を知ることから。

トレカジャパンは、snkrdunk・mercariなど複数サイトのリアルタイム相場を一括比較できます。30th CELEBRATION カードセットのプロモ相場は、2026年10月16日の発売後に実取引データで毎日更新します。

▼ この予想の根拠にした「御三家フルイラストプロモ」の現在の相場