ポケモンカード30周年の「30th CELEBRATION カードセット モクロー・ニャビー・アシマリ」が、2026年10月16日(金)に1,200円(税込)で発売されます。このセットに1枚だけ入っているのが、フルイラスト仕様のキラプロモ「モクロー(119/M-P)」です。

知りたいのは「これ、いくらになるの?」でしょう。発売前なので確定した相場はまだありません。ただ、3年前にほぼ同じ構成の商品があり、そのカードの相場は今も追えます。本記事はその実取引データと、定価1,200円の中身を分解した計算、そして公式の大規模人気投票が示すモクローの異例な立ち位置から価格レンジを予想します。

📌 この記事の結論
素体(未鑑定)の発売直後は1,800〜4,000円あたりが中心
PSA10なら8,000〜17,000円あたりが中心
・アローラ3枚は「モクロー1強」。カントー版に近い明確な価格差が開くと予想
・公式投票でモクローは全890種中16位。ピカチュウ(19位)・イーブイ(20位)より上
・9種のうち初代セットに次ぐ2番手グループの筆頭と見ています
・定価で買えればプロモ1枚あたりの実質負担は160円未満
PSA鑑定はいまは非推奨(最安プランでも1枚11,980円で採算に届きにくい)
・ポケセンオンラインの抽選は8月28日(金)12:00〜8月31日(月)16:59後日の追加抽選も公式が予告済み

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・商品ラインナップ・定価の全体像は:ポケカ30周年 記念商品まとめ
・店舗別の予約・抽選申込一覧は:ポケカ30周年 予約・抽選申込ガイド
・当選確率・応募手順は:30th CELEBRATION 抽選ガイド
・拡張パックの当たりカード・BOX相場は:30th CELEBRATION 相場・当たりカード(M6a)
・初代御三家版の価格予想は:フシギダネ(101/M-P)ヒトカゲ(102/M-P)ゼニガメ(103/M-P)

目次

  1. モクロー プロモ(119/M-P)はいくらになる?価格予想レンジ
  2. そもそもモクロー プロモってどんなカード?
  3. 3年前に「ほぼ同じ商品」があった|先例カードの今の値段
  4. アローラ御三家は「モクロー1強」|公式投票で序列を読む
  5. 1,200円の中身を分解すると、プロモ1枚は160円だった
  6. どれくらい出回る?抽選は8月28日から
  7. 買うべき?売るべき?タイプ別に考える
  8. この予想が外れるとしたら、どこで外れるか
  9. モクロー プロモのよくある質問
  10. まとめ

モクロー プロモ(119/M-P)はいくらになる?価格予想レンジ

モクロー

生産数が公表されていないので、ひとつの数字に決め打ちはしません。3つのシナリオと、それぞれの前提をセットで出します。発売後に「店頭に残っているか」を見れば、どのシナリオに寄ったか読者自身で判断できるはずです。

シナリオ 前提 素体・発売直後 素体・3ヶ月後 PSA10
弱気 店頭在庫が残り、再販もかかる 900〜1,800円 600〜1,200円 5,000〜9,000円
中心シナリオ 初動は品薄、数ヶ月で供給が追いつく 1,800〜4,000円 1,200〜2,400円 8,000〜17,000円
強気 抽選中心で供給が絞られ、海外需要も流入 5,500〜10,000円 4,000〜8,000円 20,000〜35,000円

※トレカジャパン編集部による予想値です。実勢価格を保証するものではありません。発売後は30th CELEBRATION 相場ページの実取引データで随時更新します。

9種のうち需要が最も集中するのは初代セット(フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ)と見ていますが、モクローはその初代3枚に肉薄しうる、2番手グループの筆頭という位置づけです。ひとことで言えば、アローラ地方そのものの人気ではなく、モクロー個体のブランドが突出しているから。理由は公式投票の章で数字を出します。

🧮 このレンジをどう出したか
公式投票「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」(2020年)でモクローは52,367票、ホウエンのミズゴロウは36,920票。約1.4倍の差があります。ホウエン版の記事で置いた中心シナリオ(素体1,200〜3,000円)に、この人気差をおおむねそのまま掛けたのが本記事の1,800〜4,000円です。「なんとなく高そう」ではなく、公表されている票数を倍率の根拠にしています。

未開封セット(3枚入りの商品そのもの)はいくらになる?

プロモ単体より先に動くのがセットの価格です。定価1,200円に対して、発売直後は2,800〜6,000円を中心に見ています。理由は2つ。

  • 中身の拡張パック2個が二次流通で定価720円を上回れば、その分がセット価格を下から支える
  • アローラセットは「モクロー1枚を手に入れるための箱」として買われやすく、セット価格がモクロー単体の価格に強く引っ張られる

ここは他地方のセットと性格が違うところです。3枚が横並びの地方なら、セット価格は3枚の合計として素直に決まります。アローラの場合、セット価格の大部分をモクロー1枚が背負うので、モクローが伸びればセットも伸び、モクローが失速すればセットも一気に沈みます。

モクロー・ニャビー・アシマリ、序列はどうなる?

先に答えを言うと、モクロー >> ニャビー ≧ アシマリ。そして1位と2位の差は、カントー版に近いくらい大きく開くと見ています。

これは印象ではありません。カントー版で約2倍の差を生んだのは「リザードン」という別格のブランドでしたが、アローラにも同じ役割を果たす突出した1体がいるからです。しかも今回の主役は、その突出した1体そのもの。根拠はアローラ御三家の章で数字を出して説明します。

モクロー狙いの人にとって、これは実務的に重要です。「ニャビー・アシマリの値段を見て、その2倍前後」——これが最初に置くべき目安になります。

そもそもモクロー プロモってどんなカード?

カードのスペックとイラストレーター

カード全面にイラストが広がるフルイラスト仕様のキラプロモです。背景にはヤシの木と南国の街並み、青い海とヨット。右上にはロトム図鑑、右下には「3」と「0」がほっぺになった30周年仕様のピカチュウ、そして海面には各タイプのマークが入ったZクリスタルを思わせる結晶が散りばめられています。アローラ地方のモチーフで画面を埋めた1枚で、中央のモクローは羽を広げて海上を滑空する構図です。

型番119/M-P(PROMO/レギュレーションマークJ)
カード種別たねポケモン/草タイプ/HP70
ワザたいあたり(無色エネルギー2個)/20ダメージ
弱点/抵抗力/にげる炎×2/なし/無色1個
イラストレーターSaboteri(サボテリ)

※カード実物の表記にもとづく数値です。

✍️ 相場を読むうえで見逃せないポイント
イラストはSaboteri(サボテリ)氏。同氏は3年前の先例カードゼニガメ :フルイラスト(SVG 052/049)も手がけた作家で、その1枚はPSA10で2万6千円前後で推移しています(2026年8月20日時点)。サボテリ氏のカード一覧から分かるとおり作家名で指名買いされる下地があるのは、地味に効いてくる要素です。

にげるコストが1と軽く、ワザは無色エネルギー2個で20ダメージ。対戦で使うカードというより、飾って楽しむコレクション寄りのカードという位置づけです。相場も「強さ」ではなく「イラストとキャラ人気」で決まります。

1,200円のセットに1枚。単体では買えません

商品名ポケモンカードゲーム MEGA「30th CELEBRATION カードセット モクロー・ニャビー・アシマリ」
希望小売価格1,200円(税込)
内容物プロモカード(キラ)「モクロー」「ニャビー」「アシマリ」各1枚/拡張パック「30th CELEBRATION」2パック(各6枚・ランダム封入)/紙製カードスタンド(3枚用)1個
発売日2026年10月16日(金)
シリーズ展開全9地方の御三家で全9種(101/M-P〜127/M-P。アローラは119〜121/M-P)

出典:ポケモンカードゲーム30周年特別サイト「30th CELEBRATION カードセット」(2026年8月20日確認)

ここで押さえておきたいのが、モクローだけを狙って買う経路が存在しないことです。セットを買った人は、モクロー・ニャビー・アシマリを必ず1枚ずつ同時に手にします。

つまり3枚はまったく同じ枚数だけ市場に出る。それでも値段に差がつくのは、需要側が偏っているからです。この「同数供給・需要不均衡」という条件が、次の章で見る先例とそっくり同じなんです。

3年前に「ほぼ同じ商品」があった|先例カードの今の値段

2023年11月10日発売のスペシャルデッキセットex「フシギバナ・リザードン・カメックス」(5,500円・税込)。この商品にもフシギダネ/ヒトカゲ/ゼニガメのフルイラストカードが1枚ずつ入っていました。同数供給・需要不均衡という条件が今回とぴったり重なるので、価格差がどう生まれるかを見る教材としては最適です。

出典:ポケモンカードゲーム公式「スペシャルデッキセットex フシギバナ・リザードン・カメックス」ファミ通.com(発売日・価格)(いずれも2026年8月20日確認)

先例3枚の今の相場を並べてみる(PSA10)

カード 直近の取引額 直近7日の平均 販売中の最安値 出品数
ヒトカゲ :フルイラスト(SVG 051/049) ¥51,300 約¥51,460 ¥50,000 51件
フシギダネ :フルイラスト(SVG 050/049) ¥26,500 約¥24,633 ¥26,600 37件
ゼニガメ :フルイラスト(SVG 052/049) ¥26,000 約¥26,420 ¥25,897 35件

※PSA10グレードの数値。出典:トレカジャパン各カードページ(2026年8月20日時点)。相場は日々変動します。

なお、この先例カードを軸にした初代御三家プロモの価格予想は、フシギダネ(101/M-P)ヒトカゲ(102/M-P)ゼニガメ(103/M-P)の各記事で個別に解説しています。アローラ版とレンジを比べたい方はあわせてどうぞ。

直近7日の平均で比べると、ヒトカゲはフシギダネの約2.1倍。一方でゼニガメとフシギダネの差は7%程度しかありません。同じ枚数しか市場にないのに、1枚だけが倍付けになっているわけです。

この「2倍」は、突出した1体がいる地方で起きる現象

ここを取り違えると予想を外します。ヒトカゲが高いのは「初代御三家だから」ではなく、リザードンという別格のブランドを背負っているからです。

裏返せば、突出した1体がいない地方では3枚は横並びに近づき、いる地方では大きく開くということ。アローラは後者です。しかも「突出した1体」がたねポケモンであるモクロー自身という、9地方のなかでも特殊な構造をしています。次の章で数字を確認します。

ただし「5,500円と1,200円」の差は無視できない

比較項目 スペシャルデッキセットex(2023) 30th CELEBRATION カードセット(2026)
希望小売価格 5,500円(税込) 1,200円(税込)
同時展開の種類数 1種 9種
買いやすさ 単価が重く手が出しにくい 気軽に買える価格帯
御三家プロモ 3枚(フルイラスト) 3枚(フルイラスト・キラ)

定価が4分の1以下ということは、同じ売上を狙うなら生産数は多くなるのが自然です。「推しの地方だけ買う」という買い方も想定された商品設計ですし、1セットあたりの流通枚数は先例より増える可能性が高い。

だから先例カードの現在価格(PSA10で2.5〜5万円)は、そのままの水準ではなく「上限側の目安」として扱うのが妥当です。中心シナリオでPSA10を8,000〜17,000円に置いたのは、この供給差を割り引いたうえで、モクローの個体人気を上乗せした結果です。

アローラ御三家は「モクロー1強」|公式投票で序列を読む

ホウエン版の記事では2016年の「ポケモン総選挙720」を使いましたが、アローラのポケモンは第7世代なので、あの投票の対象外です。そこで本記事では、株式会社ポケモンが2020年に実施した公式投票企画「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」を主な材料にします。『ポケットモンスター ソード・シールド』までに登場した890種を対象とし、地方別の順位も公表された大規模調査です。

① アローラ地方2位。しかも全890種でピカチュウより上

アローラ地方順位 ポケモン 得票数
1位ミミッキュ99,077票
2位モクロー52,367票
3位ジュナイパー(モクローの最終進化)44,011票
4位ルガルガン42,792票
5位ゼラオラ31,691票
6位ガオガエン(ニャビーの最終進化)29,925票

出典:インサイド「『ポケモン・オブ・ザ・イヤー』各地方ごとの投票結果も公開!」(2020年2月28日付/2026年8月20日確認)。地方別に公表されたのは上位6匹まで。

読み取れることは3つあります。まずモクローはアローラ地方の実質トップだということ。1位のミミッキュは御三家ではないので、御三家に限れば頭ひとつどころではありません。

次にニャビーとアシマリは、アローラ上位6匹に名前がありません。ニャビー系統はガオガエンが6位に入っていますが、その票数はモクロー単体の6割弱です。

そして最も強い材料がこれです。この投票の総合順位では、モクローは全890種のなかで16位(52,367票)。19位のピカチュウ(48,060票)、20位のイーブイ(47,762票)より上でした。たねポケモンとしては異例の順位です。

出典:ファミ通.com「投票企画“ポケモン・オブ・ザ・イヤー”1位〜30位のポケモンをチェック」(2020年2月27日付/2026年8月20日確認)。

② 他地方の御三家と直接比べると、差はもっとはっきりする

同じ投票の地方別データから、御三家に関係する数字だけを抜き出して並べてみます。

地方 上位6匹に入った御三家系統
カントー リザードン 93,968票(1位)/フシギダネ 56,015票(3位)
ホウエン ジュカイン 38,724票(4位)/バシャーモ 38,307票(5位)/ミズゴロウ 36,920票(6位)
アローラ モクロー 52,367票(2位)/ジュナイパー 44,011票(3位)/ガオガエン 29,925票(6位)

出典:同上(インサイド/2026年8月20日確認)。

注目したいのはモクロー(52,367票)とフシギダネ(56,015票)の差がわずか7%程度しかない点です。初代御三家のたねポケモンと、ほぼ同水準の支持を集めています。

そしてホウエンで最上位のたねポケモンだったミズゴロウ(36,920票)に対しては、モクローは約1.4倍。この記事の価格レンジをホウエン版の約1.4倍に置いたのは、まさにこの数字が根拠です。

③ カントーとの決定的な違いは「人気の主役がたねポケモン本人」

ここが本記事でいちばん伝えたいところです。

カントー版のヒトカゲにプレミアが乗ったのは、リザードンという最終進化の人気が、たねポケモンのカードに間接的に流れ込んだからでした。買う人が本当に好きなのはリザードンで、ヒトカゲはその入り口です。実際、投票でもヒトカゲはカントー上位6匹に入っていません。

対してアローラは違います。投票で2位を取ったのはモクロー本人で、最終進化のジュナイパーはその下(3位)。つまり人気の本体が、今回カード化されるまさにその姿なんです。

この違いは相場に効きます。「最終進化のカードが出たらそっちに買いが移る」という逃げ道がなく、モクロー本人を飾りたい人の需要が、このプロモに素直に集まるからです。9地方27枚のなかで、これほど「たね単体の人気」で買われうるカードは多くありません。

④ 逆に弱いのは「地方単位の追い風」

正直に弱点も書いておきます。ホウエン版には2026年7月31日発売の拡張パック「ストームエメラルダ」という直前の追い風がありましたが、アローラ地方には、10月に向けて需要を押し上げるような大型の新展開が見当たりません

関連する動きとしては、2026年1月23日発売の拡張パック「ムニキスゼロ」にジュナイパーexが収録された程度です(出典:ポケモンセンターオンライン商品ページ/2026年8月20日確認)。発売から9ヶ月が経っており、これを「余熱」と呼ぶのは無理があります。

ではモクローの人気はどこから来ているのか。ひとつ挙げるなら、モクローが『Pokémon LEGENDS アルセウス』(2022年1月28日発売)でも最初のパートナーに選ばれた3匹の1匹だったことです(出典:Nintendo「『Pokémon LEGENDS アルセウス』が本日発売」/2026年8月20日確認)。サン・ムーンの主役として一度、ヒスイ地方の相棒としてもう一度。2つの世代でパートナーを務めた御三家は多くありません。

まとめると、アローラ版は「地方の追い風は薄いが、個体のブランドが強い」という組み合わせです。ホウエン版とはちょうど逆の構造で、だからこそ3枚のあいだの価格差は大きく、モクロー単体は9種の上位に食い込むと読んでいます。

1,200円の中身を分解すると、プロモ1枚は160円だった

もうひとつの物差しが、商品構成からの逆算です。拡張パック「30th CELEBRATION」は1パック360円(税込)。カードセットにはこれが2パック入っています。引き算してみましょう。

内訳 金額
セット希望小売価格1,200円
− 拡張パック2パック(360円×2)−720円
= プロモ3枚+カードスタンドの実質価格480円
プロモ1枚あたり(スタンド分を無視した最大値)約160円

※拡張パック「30th CELEBRATION」の希望小売価格360円(税込)・2026年9月16日発売は30周年特別サイトの商品ページで確認(2026年8月20日確認)。

定価で買えれば、プロモ1枚の実質負担は160円未満。アローラセットの場合、二次流通でモクロー単体が1,000円を超えるだけで、定価購入者はモクロー1枚だけで元が取れる計算になります。裏を返せば、「セットを定価で買えるかどうか」が損得のほぼすべてという商品です。

セットで買うのとシングルで買うの、どっちが得?

モクロー1枚だけが欲しい場合、判断はシンプルに整理できます。

  • セットを二次流通で買う:支払額から、拡張パック2個の市場価値とニャビー・アシマリの売却見込みを引いた額が、実質のモクロー取得コスト
  • シングルで買う:表示価格がそのまま取得コスト。手間はないが、初動は高値づかみになりやすい

⚠️ アローラセット特有の落とし穴
「セットを買ってモクロー以外を売れば安く済む」という計算は、ニャビー・アシマリの受け皿が薄いほど崩れます。人気が偏っている地方ほど、余った2枚は値がつきにくく、送料と手数料で手残りがほぼ消えることもあります。3枚が横並びの地方より、セット買いの実質コストは高くつきやすいと考えてください。

ℹ️ 目安の作り方
中心シナリオ(モクロー3,000円・ニャビー1,300円・アシマリ1,300円)が当たった場合、プロモ3枚だけで5,600円相当。ここに拡張パック2個が乗ります。セットの二次流通価格が7,000円を超えてきたら、モクロー単体をシングルで買うほうが割安と判断できます。

どれくらい出回る?抽選は8月28日から

2026年8月時点で、生産数は公式に発表されていません。わかっているのは販売方式のほうです。ポケモンセンターオンラインでは全9種をまとめた「9種セット」(10,800円・税込)として抽選販売が実施されます。

抽選応募受付期間8月28日(金)12:00〜8月31日(月)16:59
抽選結果発表日9月4日(金)15:00以降
注文・支払い期間9月4日(金)15:00〜9月8日(火)16:59
応募枠プレイヤーズクラブ本人認証済み枠/本人未認証枠の2種
当選数の配分当選数の大半が「本人認証済み枠」に用意される
支払い方法認証済み枠はクレジットカード/コンビニ決済、未認証枠はクレジットカードのみ

出典:ポケモンセンターオンライン「ポケモンカードゲーム30周年記念商品の抽選期間と応募方法について」(2026年8月3日付)。応募期間・本人認証枠の扱いは電撃オンラインの報道でも確認(2026年8月20日確認)。

🔑 相場を読むうえで最重要の一文
同じ公式お知らせの末尾に、より多くの人に商品を届けるため後日追加抽選の実施を予定しているという趣旨の記載があります。日程は未定ですが、供給が一度で終わらないことは発売前の時点で確定しています。相場予想の前提として、これは見逃せません。

⚠️ ポケセンオンラインは「9種まとめ買い」です
アローラ1種だけを狙って応募することはできません。モクローだけが目的なら、9種セット10,800円を負担するか、他店舗の単品販売や発売後のシングル購入を狙う判断になります。応募条件や本人認証の詳細は抽選ガイドをどうぞ。

抽選販売が採用されたということは、メーカー側が需要超過を見込んでいる証拠でもあります。一方で、全9種を同時発売する1,200円の商品を極端な少量生産にする理由は乏しく、しかも追加抽選まで予告されている。この2点から、本記事は「初動は品薄・数ヶ月で緩和」を中心シナリオに置いています。

買うべき?売るべき?タイプ別に考える

飾りたいだけの人

迷う理由はほぼありません。1,200円でカードスタンドまで付いて、3枚並べて飾れる設計です。抽選・予約で定価入手を狙うのが最善。外れても、中心シナリオどおりなら数ヶ月で価格は落ち着きます。ただしアローラ版は3枚のなかでモクローだけが強いぶん、他地方より素体価格の下がり方が緩やかになる可能性は頭に入れておいてください。

PSA10を狙う人|2026年8月時点で鑑定代の元は取れるのか

ここは電卓を叩く前に、まず前提が変わったことを知っておいてください。PSA Japanは低額カード向けの「バリュー」系4プラン(バリュー・バルク/バリュー/バリュー・プラス/バリュー・マックス)をすべて受付停止しています(2026年8月20日時点)。

つまり現在、個人が申し込める最安プランは「レギュラー」の1枚11,980円(税込)です。かつての「バルクで1枚4,000円弱」という選択肢は、いま存在しません。

サービスレベル 料金(税込) 予定納期 申告価格
バリュー系4プラン受付停止中
レギュラー(実質の最安)11,980円/枚60営業日(約12週間)250,000円以下
エクスプレス22,980円/枚25営業日(約5週間)400,000円以下

出典:PSA Japan「グレーディング」(2026年8月20日確認)。グレーディング料金とは別に保険料・返送料がかかります。予定納期は「荷物到着のお知らせ」メール送信時点からのカウントで、公式は納期超過の可能性についても告知しています。料金は変更される場合があるため、提出前に必ず公式でご確認ください。

損益分岐を計算すると、中心シナリオでは届かない

項目 金額
素体の取得コスト(中心シナリオ)1,800〜4,000円
+ 鑑定料(レギュラー)11,980円
+ 保険料・返送料別途(枚数と申告価格の合計で変動)
+ 売却時の手数料フリマアプリなら売価の約10%
= 損益分岐となるPSA10の売価およそ16,000〜19,000円以上

素体と鑑定料の合計が13,780〜15,980円。売却手数料10%を吸収するには売価で15,300〜17,800円が必要で、ここに保険料・返送料が乗ります。実質の分岐点は16,000〜19,000円と見るのが現実的です。本記事の中心シナリオはPSA10で8,000〜17,000円。レンジの上端でようやく並ぶ水準で、期待値としては赤字です。強気シナリオ(20,000〜35,000円)が実現して、初めて採算が見えてきます。

さらにPSA10が出る保証はありません。フルイラストのキラカードは縁の白かけやセンタリングでグレードが落ちやすく、PSA9になった場合の価格はPSA10を大きく下回るのが一般的です。約12週間の待ち時間も資金拘束になります。

⚠️ 結論:現状のPSA料金では、利益目的の鑑定は見送りが妥当です
自分のコレクションとして保存性を高めたい、という目的なら別です。ただし「鑑定に出して利益を狙う」目的であれば、いまは待ち。9種のなかでは採算に近づきやすい1枚ではありますが、判断はバリュー系プランの受付再開か、発売後にPSA10相場が20,000円を明確に超えてからで十分間に合います。

トレカジャパン編集部
逆説的ですが、鑑定コストが上がったことはPSA10相場にとっては上振れ要因でもあります。採算が合わないカードは誰も鑑定に出さなくなるので、PSA10の流通枚数そのものが絞られるからです。低額カードのPSA10が思ったより高値をつける背景には、この構造があります。

売り時を探している人

先例カードの値動きが参考になります。直近30日でフシギダネ SVG 050/049 は-11.8%、ゼニガメ SVG 052/049 は-10.4%。一方でヒトカゲはほぼ横ばいでした(2026年8月20日時点)。ブランド力で劣る2枚のほうが値持ちが弱いという傾向がはっきり出ています。

この構図をアローラに当てはめると、ニャビー・アシマリは「ゼニガメ・フシギダネ側」、モクローは「ヒトカゲ側」の性質になります。ニャビー・アシマリは初動〜1ヶ月の高値圏で手放すのが現実的。一方モクローは、他地方の御三家プロモより長く値を保つ可能性があると見ています。

ただし過信は禁物です。追加抽選の日程が発表されれば、初動の高値は一度崩れます。「モクローは持つ、他2枚は回す」——迷ったときの基本方針としては、これが素直だと思います。

この予想が外れるとしたら、どこで外れるか

予想の弱いところも隠さず書いておきます。次の要因が動けば、中心シナリオは簡単に外れます。

方向 要因
上振れ モクロー個体の人気が「たね単体で買われるカード」として想定以上に機能する
・9地方27枚を同じ作風で揃えられるため、コンプリート需要が想定以上に膨らむ
・海外コレクターの需要が日本版プロモに向かう
・追加抽選の当選数が絞られ、店頭在庫もほとんど出回らない
下振れ 後日の追加抽選で供給が上積みされる(公式が実施を予告済み)
・十分な生産数が確保され、発売後も店頭に在庫が残る
・9種同時発売で需要が分散し、初代セットに買いが集中する
アローラ地方そのものへの関心が薄く、地方単位の話題性が最後まで盛り上がらない

この記事でいちばん危ういのは、2020年の投票データを2026年の相場予想に使っている点です。人気は動きます。モクローの評価が当時のままである保証はありません。加えて、投票の順位は「好きなポケモン」を測るものであって、「そのカードにいくら払うか」を直接測ったものではない——ここも割り引いて読んでください。

そのうえで最大の変数はやはり「追加抽選がどれくらいの規模で行われるか」です。ポケモンセンターオンラインは今回の抽選告知のなかで、より多くの人に商品を届けるため後日の追加抽選を予定していると明記しています(日程は未定)。当選数が大きければ、素体価格は弱気シナリオに近づきます。

読者が自分で検算できるチェックポイントは2つ。ひとつは9月16日発売の拡張パック「30th CELEBRATION」の初動。もうひとつは10月16日の発売日に、アローラセットが店頭に残っているかどうか。この2つを見れば、どのシナリオに寄ったかは自分で判断できます。

モクロー プロモのよくある質問

Q: モクロー プロモ(119/M-P)は単体で買えますか

A: 商品としての単体販売はありません。「30th CELEBRATION カードセット モクロー・ニャビー・アシマリ」(1,200円・税込)を買うか、発売後にフリマアプリ・カードショップでシングルカードとして買う形になります。

Q: モクロー・ニャビー・アシマリのうち、どれが一番高くなりますか

A: モクローが明確に1番手で、ニャビーとアシマリはほぼ横並びの2番手と予想します。2020年の公式投票「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」でモクローはアローラ地方2位(52,367票)に入り、全890種でも16位。ニャビー・アシマリは地方の上位6匹に名前がありません。カントー版のヒトカゲに近い、明確な価格差が開くと見ています。

Q: モクロー プロモは9種のなかで何番目に高くなりますか

A: 初代セットのヒトカゲに次ぐ上位グループ、というのが編集部の見立てです。セット単位の需要では初代(フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ)が最も強いものの、カード1枚あたりで見ると、公式投票でのモクローの得票(52,367票)はフシギダネ(56,015票)と7%程度しか違いません。ただし発売前の予想であり、実勢は発売後の相場ページでご確認ください。

Q: 30th CELEBRATION カードセットの抽選はいつから応募できますか

A: ポケモンセンターオンラインは2026年8月28日(金)12:00〜8月31日(月)16:59です。全9種をまとめた「9種セット」(10,800円・税込)としての抽選販売で、当選発表は9月4日(金)15:00以降、注文・支払いは9月8日(火)16:59まで。当選数の大半はプレイヤーズクラブの本人認証済み枠に配分されます。後日の追加抽選も公式に予告されています(日程未定)。店舗別の最新状況は予約・抽選申込ガイドをご確認ください。

Q: モクロー プロモをPSA鑑定に出す価値はありますか

A: 2026年8月時点では、利益目的の鑑定はおすすめしません。PSA Japanは低額カード向けの「バリュー」系プランをすべて受付停止しており、申し込める最安は「レギュラー」の1枚11,980円(税込)です。素体取得費・保険料・返送料・売却手数料まで含めると、損益分岐はPSA10の売価でおよそ16,000〜19,000円。本記事の中心シナリオ(PSA10で8,000〜17,000円)ではレンジの上端でようやく並ぶ水準です。保存目的なら別ですが、利益狙いならバリュー系の受付再開かPSA10相場の上昇を待つのが妥当です。

Q: 定価1,200円のセットは買いですか

A: 定価で買えるなら十分に妥当です。中身の拡張パック2個だけで720円相当。残る480円でフルイラストのキラプロモ3枚とカードスタンドが付く計算になり、プロモ1枚あたりの実質負担は160円未満です。アローラ版はモクロー1枚だけで定価分を回収できる可能性が高く、9種のなかでも定価入手の妙味は大きいほうだと考えています。

Q: 発売後の実際の相場はどこで確認できますか

A: トレカジャパンの相場ページで確認できます。複数サイトの実取引データから素体・PSA10それぞれの相場を毎日更新しています。拡張パック側の当たりカードは30th CELEBRATION 相場・当たりカードページ(M6a)をご覧ください。

まとめ

モクロー プロモ 119/M-P 価格予想のポイント
素体の発売直後は1,800〜4,000円、PSA10は8,000〜17,000円が中心シナリオ
・アローラの序列はモクロー >> ニャビー ≧ アシマリ。カントー版に近い明確な差が開く
・公式投票でモクローはアローラ2位・全890種で16位。ピカチュウ(19位)より上という異例の順位
フシギダネとの差は7%、ミズゴロウの約1.4倍。価格レンジはこの倍率から算出
・カントーと違い人気の主役が「たねポケモン本人」。カード化される姿そのものに需要が集まる
・弱点は地方単位の追い風の薄さ。ホウエン版の「ストームエメラルダ効果」に相当するものがない
・定価1,200円のうちプロモ3枚+スタンドの実質価格は480円。モクロー1枚で回収できる可能性が高い
・最大の変数は追加抽選の規模。公式が実施を予告済みで、当選数が多ければ素体は1,000円台前半まで下がりうる
・PSA鑑定はいまは非推奨。バリュー系プランが受付停止中で最安は1枚11,980円、損益分岐は約16,000〜19,000円

📝 ポケカを高く売るなら、まず相場を知ることから。

トレカジャパンは、snkrdunk・mercariなど複数サイトのリアルタイム相場を一括比較できます。30th CELEBRATION カードセットのプロモ相場は、2026年10月16日の発売後に実取引データで毎日更新します。

▼ この予想の根拠にした「御三家フルイラストプロモ」の現在の相場

▼ アローラ地方の関連カード