ポケモンカード30周年の「30th CELEBRATION カードセット ハリマロン・フォッコ・ケロマツ」が、2026年10月16日(金)に1,200円(税込)で発売されます。このセットに1枚だけ入っているのが、フルイラスト仕様のキラプロモ「ケロマツ(118/M-P)」です。

知りたいのは「これ、いくらになるの?」でしょう。発売前なので確定した相場はまだありません。ただ、3年前にほぼ同じ構成の商品があり、そのカードの相場は今も追えます。さらにケロマツには、ほかの8地方にはない決定的な材料があります。進化先のゲッコウガが、全720種を対象にした人気投票で1位を獲ったポケモンだということです。

📌 この記事の結論
素体(未鑑定)の発売直後は2,500〜5,000円あたりが中心
PSA10なら12,000〜25,000円あたりが中心
・カロス3枚はケロマツの「1強」ハリマロン・フォッコの2倍前後まで開きうる
・根拠はゲッコウガ=人気投票1位(リザードンは9位)という別格のブランド
・しかも30周年セットにゲッコウガ本体は入らないため、需要の受け皿がケロマツ1枚に集中
・定価で買えればプロモ1枚あたりの実質負担は160円未満
PSA鑑定は中心シナリオの上振れ側でようやく採算(最安プランでも1枚11,980円)
・最大の不安材料はカロス関連カードが2026年8月時点で調整局面にあること

🔗 30周年記事のナビ
・商品ラインナップ・定価の全体像は:ポケカ30周年 記念商品まとめ
・店舗別の予約・抽選申込一覧は:ポケカ30周年 予約・抽選申込ガイド
・当選確率・応募手順は:30th CELEBRATION 抽選ガイド
・拡張パックの当たりカード・BOX相場は:30th CELEBRATION 相場・当たりカード(M6a)
・初代御三家版の価格予想は:フシギダネ(101/M-P)ヒトカゲ(102/M-P)ゼニガメ(103/M-P)

目次

  1. ケロマツ プロモ(118/M-P)はいくらになる?価格予想レンジ
  2. そもそもケロマツ プロモってどんなカード?
  3. 3年前に「ほぼ同じ商品」があった|先例カードの今の値段
  4. カロス御三家には「リザードン超え」がいる|ゲッコウガという最大の武器
  5. カロス御三家3枚の実測データ|ニンジャスピナーARが教えてくれること
  6. 1,200円の中身を分解すると、プロモ1枚は160円だった
  7. どれくらい出回る?抽選は8月28日から
  8. 買うべき?売るべき?タイプ別に考える
  9. この予想が外れるとしたら、どこで外れるか
  10. ケロマツ プロモのよくある質問
  11. まとめ

ケロマツ プロモ(118/M-P)はいくらになる?価格予想レンジ

ケロマツ

生産数が公表されていないので、ひとつの数字に決め打ちはしません。3つのシナリオと、それぞれの前提をセットで出します。発売後に「店頭に残っているか」を見れば、どのシナリオに寄ったか読者自身で判断できるはずです。

シナリオ 前提 素体・発売直後 素体・3ヶ月後 PSA10
弱気 カロス需要がニンジャスピナーで一巡。店頭在庫も残る 1,200〜2,500円 900〜1,800円 7,000〜12,000円
中心シナリオ 初動は品薄。ゲッコウガ需要がケロマツ1枚に集中 2,500〜5,000円 1,800〜3,500円 12,000〜25,000円
強気 供給が絞られ、忍者モチーフの海外需要も流入 6,000〜12,000円 5,000〜10,000円 28,000〜50,000円

※トレカジャパン編集部による予想値です。実勢価格を保証するものではありません。発売後は30th CELEBRATION 相場ページの実取引データで随時更新します。

9種のなかでケロマツを「初代セットに次ぐ、あるいは並ぶグループ」に置いています。ホウエンやシンオウの御三家より一段高いレンジにしているのは、進化先ゲッコウガのブランド力が9地方のなかで突出しているからです。理由はカロス御三家の章で数字を出して説明します。

未開封セット(3枚入りの商品そのもの)はいくらになる?

プロモ単体より先に動くのがセットの価格です。定価1,200円に対して、発売直後は4,000〜8,000円を中心に見ています。理由は2つ。

  • 中身の拡張パック2個が二次流通で定価720円を上回れば、その分がセット価格を下から支える
  • カロス版はケロマツ1枚が3枚分の価値の過半を握る構造で、9種のなかでも上位の指名買いが見込める

ハリマロン・フォッコ・ケロマツ、ケロマツは何番手?

先に答えを言うと、ケロマツ > フォッコ > ハリマロン。そしてケロマツと下2枚の差は、カントー版でヒトカゲが作った約2倍の差と同等か、それ以上に開くと見ています。

これは印象ではありません。カントー版で約2倍の差を生んだのは「リザードン」という別格のブランドでしたが、ケロマツの進化先ゲッコウガは、そのリザードンよりさらに上に立ったポケモンだからです。

ケロマツ狙いの人にとって、これは実務的に重要です。「3枚のうちケロマツだけが別の値段帯に行く」——これが最初に置くべき前提になります。逆にハリマロン・フォッコを高値で追いかける必要は、現時点では薄いと考えています。

そもそもケロマツ プロモってどんなカード?

カードのスペックとイラストレーター

カード全面にイラストが広がるフルイラスト仕様のキラプロモです。背景にはステンドグラスを思わせる色彩と大聖堂風の建物、ローラースケートや靴、バッグといったカロス地方らしいモチーフが敷き詰められ、右側には「3」と「0」がほっぺになった30周年仕様のピカチュウが描き込まれています。中央のケロマツは片手を大きく広げて跳ねる構図です。

型番118/M-P(PROMO/レギュレーションマークJ)
カード種別たねポケモン/水タイプ/HP70
ワザはたく(無色エネルギー2個)/20ダメージ
弱点/抵抗力/にげる雷×2/なし/無色1個
イラストレーターSaboteri(サボテリ)

✍️ 相場を読むうえで見逃せないポイント
イラストはSaboteri(サボテリ)氏。同氏は3年前の先例カードゼニガメ :フルイラスト(SVG 052/049)も手がけた作家で、その1枚はPSA10で2万6千円前後で推移しています(2026年8月時点)。作家名で指名買いされる下地があるのは、地味に効いてくる要素です。

🔍 3枚は「繋ぎ絵」ではありません(公式画像で確認)
一部の情報サイトでは「3枚のイラストが繋がる仕様」と紹介されていますが、公式サイトが公開している116・117・118の画像を並べて確認したところ、3枚はそれぞれ独立した構図で、1枚ずつに30周年仕様のピカチュウが描かれています(2026年8月19日確認)。1枚の絵を3分割したタイプではありません。
これは相場を読むうえで重要です。繋ぎ絵なら「3枚揃えたい」需要が働いて価格差が縮まりますが、独立した構図であれば「ケロマツだけ買う」が成り立つ。本記事がケロマツ1強を予想する前提のひとつです。

ワザは無色エネルギー2個で20ダメージと、対戦での出番はまず想定されていません。飾って楽しむコレクション寄りのカードという位置づけで、相場は「強さ」ではなく「イラストとキャラ人気」だけで決まります。だからこそ、次章以降で見るキャラクター人気の数字がそのまま価格の予測材料になるわけです。

1,200円のセットに1枚。単体では買えません

商品名ポケモンカードゲーム MEGA「30th CELEBRATION カードセット ハリマロン・フォッコ・ケロマツ」
希望小売価格1,200円(税込)
内容物プロモカード(キラ)「ハリマロン」「フォッコ」「ケロマツ」各1枚/拡張パック「30th CELEBRATION」2パック(各6枚・ランダム封入)/紙製カードスタンド(3枚用)1個
発売日2026年10月16日(金)
シリーズ展開全9地方の御三家で全9種(101/M-P〜127/M-P)/カロス版はハリマロン116・フォッコ117・ケロマツ118

出典:ポケモンカードゲーム30周年特別サイト「30th CELEBRATION カードセット」(2026年8月19日確認)

ここで押さえておきたいのが、ケロマツだけを狙って買う経路が存在しないことです。セットを買った人は、ハリマロン・フォッコ・ケロマツを必ず1枚ずつ同時に手にします。

つまり3枚はまったく同じ枚数だけ市場に出る。それでも値段に差がつくのは、需要側が偏っているからです。この「同数供給・需要不均衡」という条件が、次の章で見る先例とそっくり同じなんです。

3年前に「ほぼ同じ商品」があった|先例カードの今の値段

2023年11月10日発売のスペシャルデッキセットex「フシギバナ・リザードン・カメックス」(5,500円・税込/公式商品ページ)。この商品にもフシギダネ/ヒトカゲ/ゼニガメのフルイラストカードが1枚ずつ入っていました。同数供給・需要不均衡という条件が今回とぴったり重なるので、価格差がどう生まれるかを見る教材としては最適です。

先例3枚の今の相場を並べてみる(PSA10)

カード 直近の取引額 直近7日の平均 販売中の最安値 出品数
ヒトカゲ :フルイラスト(SVG 051/049) ¥51,300 約¥51,460 ¥50,000 51件
フシギダネ :フルイラスト(SVG 050/049) ¥26,500 約¥24,633 ¥26,600 37件
ゼニガメ :フルイラスト(SVG 052/049) ¥26,000 約¥26,420 ¥26,000 35件

※PSA10グレードの数値。出典:トレカジャパン各カードページ(2026年8月19日取得)。相場は日々変動します。

直近7日の平均で比べると、ヒトカゲはフシギダネの約2.1倍、ゼニガメの約1.9倍。同じ枚数しか市場にないのに、1枚だけが倍付けになっているわけです。

なお、この先例カードを軸にした初代御三家プロモの価格予想は、フシギダネ(101/M-P)ヒトカゲ(102/M-P)ゼニガメ(103/M-P)の各記事で個別に解説しています。カロス版とレンジを比べたい方はあわせてどうぞ。

「たね自身の人気」では説明できない|値段を決めているのは最終進化形

ここがこの記事でいちばん大事な発見です。2016年の大規模人気投票「ポケモン総選挙720」で、初代御三家のたねポケモンの順位はこうでした。

  • フシギダネ 89位
  • ゼニガメ 114位
  • ヒトカゲ 125位

お気づきでしょうか。3枚のなかで最も安い2枚より、ヒトカゲのほうが人気投票では下なのです。それでも実勢価格は約2倍。つまり「たね自身の人気」は価格をほとんど説明していません

説明できるのは最終進化形の順位のほうです。リザードン9位/カメックス75位/フシギバナ138位。この序列は、そのまま価格の序列と一致します。買っている人は「ヒトカゲ」ではなく「リザードンの子どもの頃」を買っている——そう考えたほうが、データの説明がつきます。

トレカジャパン編集部
御三家プロモの相場を読むときは、まず最終進化形の人気を見る。たね自身の可愛さや投票順位は、判断材料としては二番手です。この物差しさえ持っていれば、9地方27枚のどれが伸びるかはかなり絞り込めます。

ただし「5,500円と1,200円」の差は無視できない

比較項目 スペシャルデッキセットex(2023) 30th CELEBRATION カードセット(2026)
希望小売価格 5,500円(税込) 1,200円(税込)
同時展開の種類数 1種 9種
買いやすさ 単価が重く手が出しにくい 気軽に買える価格帯
御三家プロモ 3枚(フルイラスト) 3枚(フルイラスト・キラ)

定価が4分の1以下ということは、同じ売上を狙うなら生産数は多くなるのが自然です。「推しの地方だけ買う」という買い方も想定された商品設計ですし、1セットあたりの流通枚数は先例より増える可能性が高い。

だから先例カードの現在価格(PSA10で2〜5万円)は、そのままの水準ではなく「上限側の目安」として扱うのが妥当です。中心シナリオでPSA10を12,000〜25,000円に置いたのは、この供給差を割り引いたうえで、それでもゲッコウガというブランドがヒトカゲ級に効くと見ているからです。

カロス御三家には「リザードン超え」がいる|ゲッコウガという最大の武器

前章で立てた物差し——最終進化形の人気が価格を決める——をカロスに当てはめます。結果は9地方のなかでも特異です。

地方 最終進化形の順位 たねポケモンの順位
カントー リザードン 9位/カメックス 75位/フシギバナ 138位 フシギダネ 89位/ゼニガメ 114位/ヒトカゲ 125位
カロス ゲッコウガ 1位/マフォクシー 128位/ブリガロン 252位 フォッコ 58位/ケロマツ 73位/ハリマロン 97位

出典:2016年「ポケモン総選挙720」全順位(御三家系統を抜粋)。シネマトゥデイ「ポケモン総選挙、全結果発表<1位〜720位結果一覧>」(2016年6月23日付/2026年8月19日確認)。2016年の調査で最新ではありませんが、全720種の順位が公表されている大規模調査として、キャラクターの地力を比べる材料になります。第7世代以降のポケモンは対象外のため、カントーとカロスの比較にのみ使います。

この表から読めることが3つあります。

① ゲッコウガは全720種中1位。リザードンより上

カントー版で約2倍のプレミアを生んだリザードンは9位でした。ゲッコウガはその上、堂々の1位です。シネマトゥデイの全結果発表によれば、ピカチュウが4位に沈むなかでの首位獲得でした。

つまりカロス御三家は、ホウエンやシンオウのような「1強不在」の構図とは正反対。9地方のなかで、最終進化形のブランド差が最も極端に開いている地方です。マフォクシー128位・ブリガロン252位という数字と並べると、その落差がよくわかります。

ここから導かれる予想はシンプルです。カロス3枚のうち、ケロマツだけが別の値段帯に行く。カントー版のヒトカゲが担った役割を、カロスではケロマツが担います。

② 30周年セットに「ゲッコウガ本体」は入らない

ここが、ゲッコウガ人気がケロマツに直結する理由です。

30th CELEBRATION カードセットに入るのはたねポケモン3枚だけ。ゲコガシラもゲッコウガも、メガゲッコウガも同梱されません。30周年記念シリーズでゲッコウガ系統を手に入れたいなら、ケロマツ 118/M-P が唯一の選択肢です。

この構造は見た目以上に効きます。2026年3月発売の拡張パック「ニンジャスピナー」では、ゲッコウガ需要の受け皿がメガゲッコウガex MUR同SARという高レアリティ側にありました。だからケロマツARは「安い席」で済んだ。今回は逃げ場がなく、需要がケロマツ1枚に集まります。

③ ゲッコウガ人気は2026年の実勢価格でも裏付けられている

2016年の投票結果だけでは10年前の話です。そこで、現在の市場データも確認します。

カード PSA10 直近の取引額 直近7日の平均 出品数
メガゲッコウガex SAR(M4 114/083) ¥43,000 約¥43,501 185件

※出典:トレカジャパン メガゲッコウガex SAR カードページ(2026年8月19日取得)。

発売から5ヶ月が経ってなお、SAR1枚がPSA10で4万円台。しかも出品185件という厚い流動性を保ったままこの価格です。ニンジャスピナーは価格がゲッコウガに一極集中したパックで、ゲッコウガというブランドが2026年現在も現金化されていることがわかります。

忍者モチーフゆえに海外コレクター需要が厚いことも、他地方の御三家にはない強みです。30周年商品は世界同時展開で注目度が高く、この海外需要が日本版プロモに向かう余地があります。

カロス御三家3枚の実測データ|ニンジャスピナーARが教えてくれること

ここまでは「予想」の話でした。ですが今回、カロス御三家3枚がまったく同じパック・同じレアリティで並んでいる実例があります。ニンジャスピナー収録のAR3枚です。予想の答え合わせに使わない手はありません。

同じパック・同じレアリティで比べた3枚の現在値

カード(PSA10) 直近の取引額 最終取引 出品数 データの厚み
ハリマロン AR(M4 084/083) ¥7,899 13日前 7件 3件
ケロマツ AR(M4 086/083) ¥7,500 10時間前 14件 22件
フォッコ AR(M4 085/083) ¥5,960 12日前 8件 3件

※出典:トレカジャパン各カードページ(2026年8月19日取得)。「データの厚み」は相場算出に使われた取引件数です。

正直に書きます。価格そのものはほぼ横並びで、ケロマツはハリマロンにわずかに負けています。私たちの「ケロマツ1強」説にとって、これは都合の悪いデータです。

価格より重要なのは「動いている量」の差

ただし、表の右側を見てください。数字の意味がまったく違います。

  • ケロマツAR:データの厚み22件・出品14件・最終取引は10時間前
  • ハリマロンAR:データの厚み3件・出品7件・最終取引は13日前
  • フォッコAR:データの厚み3件・出品8件・最終取引は12日前

ハリマロンの¥7,899は、2週間近く前の数件の取引でついた値です。対してケロマツは、いまも毎日のように取引が成立している。鑑定に出す人の数も、売買が成立する回数も、ケロマツだけが桁違いに多い——これが実測データの本当の中身です。

トレカジャパン編集部
出品数と取引件数が少ないカードの「相場」は、たまたま強気の1件が残っただけということが珍しくありません。価格を比べる前に、その価格が何件の取引から出ているかを見る。これはカロス3枚に限らず、発売前後のカードを追うときに使える基本動作です。

そのうえで、この横並びが30周年プロモにそのまま持ち込まれるとは考えていません。ニンジャスピナーにはメガゲッコウガexという受け皿がありましたが、30周年カードセットにはありません。ARで「安い席」に座っていた需要が、プロモでは正面の席に移る——これが中心シナリオの根っこにある読みです。

1,200円の中身を分解すると、プロモ1枚は160円だった

もうひとつの物差しが、商品構成からの逆算です。拡張パック「30th CELEBRATION」は1パック360円(税込)。カードセットにはこれが2パック入っています。引き算してみましょう。

内訳 金額
セット希望小売価格1,200円
− 拡張パック2パック(360円×2)−720円
= プロモ3枚+カードスタンドの実質価格480円
プロモ1枚あたり(スタンド分を無視した最大値)約160円

定価で買えれば、プロモ1枚の実質負担は160円未満。カロス版はさらに条件がよく、ケロマツ1枚が二次流通で1,000円を超えるだけで、セット代の大半を1枚で回収できる計算になります。裏を返せば、「セットを定価で買えるかどうか」が損得のほぼすべてという商品です。

セットで買うのとシングルで買うの、どっちが得?

ケロマツ1枚だけが欲しい場合、判断はシンプルに整理できます。

  • セットを二次流通で買う:支払額から、拡張パック2個の市場価値とハリマロン・フォッコの売却見込みを引いた額が、実質のケロマツ取得コスト
  • シングルで買う:表示価格がそのまま取得コスト。手間はないが、初動は高値づかみになりやすい

ℹ️ 目安の作り方
中心シナリオの発売直後(ケロマツ3,500円・フォッコ1,500円・ハリマロン1,200円)が当たった場合、プロモ3枚だけで6,200円相当。ここに拡張パック2個が乗ります。セットの二次流通価格が8,000円を超えてきたら、ケロマツ単体をシングルで買うほうが割安と判断できます。逆にセットが6,000円台で買えるなら、セット買いのほうが有利です。

どれくらい出回る?抽選は8月28日から

2026年8月時点で、生産数は公式に発表されていません。わかっているのは販売方式のほうです。ポケモンセンターオンラインでは全9種をまとめた「9種セット」(10,800円・税込)として抽選販売が実施されます。

抽選応募受付期間8月28日(金)12:00〜8月31日(月)16:59
抽選結果発表日9月4日(金)15:00以降
注文・支払い期間9月4日(金)15:00〜9月8日(火)16:59
お届け時期発売日前日(10月15日・木)までに発送予定
応募枠プレイヤーズクラブ本人認証済み枠/本人未認証枠の2種(当選数の大半は認証済み枠)

出典:ポケモンセンターオンライン「ポケモンカードゲーム30周年記念商品の抽選期間と応募方法について」(2026年8月3日付)、電撃オンライン(2026年8月19日確認)

⚠️ ポケセンオンラインは「9種まとめ買い」です
カロス1種だけを狙って応募することはできません。ケロマツだけが目的なら、9種セット10,800円を負担するか、他店舗の単品販売や発売後のシングル購入を狙う判断になります。応募条件や本人認証の詳細は抽選ガイドをどうぞ。

供給量をどう読むか。抽選販売が採用されたということは、メーカー側が需要超過を見込んでいる証拠です。一方で、1,200円という低単価の商品を全9種同時に展開し、ポケモンセンターオンライン以外にも多数の量販店・カードショップが予約・抽選を実施している以上、極端な少量生産にする理由は乏しい。この2点から、本記事は「初動は品薄・数ヶ月で緩和」を中心シナリオに置いています。

そしてカロス版に固有の事情がひとつ。9種のうちどれが真っ先に売り切れるかは、店頭在庫の消え方に表れます。カロス版だけが早々に消えるようなら、ケロマツ1強の読みが当たっている合図です。ここは発売直後に必ず確認したいポイントになります。

買うべき?売るべき?タイプ別に考える

飾りたいだけの人

迷う理由はほぼありません。1,200円でカードスタンドまで付いて、3枚並べて飾れる設計です。抽選・予約で定価入手を狙うのが最善。外れても、中心シナリオどおりなら数ヶ月で価格は落ち着きます。ただしカロス版は9種のなかで人気上位に来ると見ているため、他地方より在庫の消え方は早い可能性があります。定価で買うチャンスは初動に集中すると考えておいてください。

PSA10を狙う人|2026年8月時点で鑑定代の元は取れるのか

ここは電卓を叩く前に、まず前提が変わったことを知っておいてください。PSA Japanは低額カード向けの「バリュー」系4プラン(バリュー・バルク/バリュー/バリュー・プラス/バリュー・マックス)をすべて受付停止しています(2026年8月時点)。

つまり現在、個人が申し込める最安プランは「レギュラー」の1枚11,980円(税込)です。かつての「バルクで1枚4,000円弱」という選択肢は、いま存在しません。

サービスレベル 料金(税込) 予定納期 申告価格
バリュー系4プラン受付停止中
レギュラー(実質の最安)11,980円/枚60営業日(約12週間)250,000円以下
エクスプレス22,980円/枚25営業日(約5週間)400,000円以下

出典:PSA Japan「グレーディング」(2026年8月19日確認)。グレーディング料金とは別に保険料・返送料がかかります。料金は変更される場合があるため、提出前に必ず公式でご確認ください。

損益分岐を計算すると、中心シナリオの上振れ側でようやく成立する

項目 金額
素体の取得コスト(中心シナリオ)2,500〜5,000円
+ 鑑定料(レギュラー)11,980円
+ 保険料・返送料別途(枚数と申告価格の合計で変動)
+ 売却時の手数料フリマアプリなら売価の約10%
= 損益分岐となるPSA10の売価およそ17,000〜20,000円以上

本記事の中心シナリオはPSA10で12,000〜25,000円。分岐点はこのレンジのちょうど真ん中あたりに来ます。下半分に着地すれば赤字、上半分に伸びれば利益、というきわどい位置です。強気シナリオ(28,000〜50,000円)が実現すれば、はっきり黒字になります。

⚠️ 現実を見るなら、ケロマツARの実績が参考になります
すでに市場にあるケロマツ AR(M4 086/083)は、素体(未鑑定)の販売価格がカードラッシュで680円(税込・在庫338枚)、PSA10が7,500円前後(いずれも2026年8月時点)。素体+鑑定料だけで約12,700円かかる計算なので、このカードの鑑定は現状では成立していません。プロモは供給がARよりずっと絞られるため同列には扱えませんが、「ケロマツというキャラだけでは分岐点を越えられなかった」実例として頭に入れておく価値があります。

さらにPSA10が出る保証はありません。フルイラストのキラカードは縁の白かけやセンタリングでグレードが落ちやすく、PSA9になった場合の価格はPSA10を大きく下回るのが一般的です。約12週間の待ち時間も資金拘束になります。

結論としては、「PSA前提で素体を買い集める」のは推奨しません。定価でセットを入手できた分について、状態のよい1枚だけ発売後の実勢価格を見てから判断する——これが現実的な向き合い方です。

トレカジャパン編集部
逆説的ですが、鑑定コストが上がったことはPSA10相場にとっては上振れ要因でもあります。採算が合わないカードは誰も鑑定に出さなくなるので、PSA10の流通枚数そのものが絞られるからです。低額カードのPSA10が思ったより高値をつける背景には、この構造があります。

売り時を探している人

先例カードの値動きが参考になります。直近30日でフシギダネ SVG 050/049 は-11.8%、ゼニガメ SVG 052/049 は-11.9%。一方でヒトカゲはほぼ横ばいでした(2026年8月時点)。ブランド力で劣る2枚のほうが値持ちが弱いという傾向がはっきり出ています。

カロス3枚のなかでケロマツは「ヒトカゲの役回り」に相当するので、ハリマロン・フォッコより値持ちは強いと見ています。この2枚は初動〜1ヶ月の高値圏で回すほうが現実的でしょう。

ただしケロマツ本人にも注意点があります。カロス関連カードは2026年8月時点で調整局面にあるのです。メガゲッコウガex SARは直近30日で-21.8%、ケロマツARは-24.9%。ゲッコウガ需要そのものが冷えているのか、単に新弾の供給が続いた反動なのかは、まだ判断がつきません。10月の発売時点でこの調整が続いているかどうかが、売り時判断の最大の分かれ目になります。

この予想が外れるとしたら、どこで外れるか

予想の弱いところも隠さず書いておきます。次の要因が動けば、中心シナリオは簡単に外れます。

方向 要因
上振れ 30周年シリーズでゲッコウガ系統がケロマツ1枚しかないため、需要が想定以上に集中する
・忍者モチーフによる海外コレクター需要が日本版プロモに流入する
・9地方27枚が共通デザインで揃うため、コンプリート需要が膨らむ
・カロス版だけ初動で売り切れ、店頭在庫がほとんど残らない
下振れ カロス需要がニンジャスピナーで一巡している(直近30日でメガゲッコウガex SAR -21.8%、ケロマツAR -24.9%)
・1,200円の低単価商品で十分な生産数が確保され、発売後も店頭に在庫が残る
・9種同時発売で需要が分散し、初代セットに買いが集中する
・たね単体ではフォッコ58位>ケロマツ73位で、「たね人気」重視の買い手が想定より多い

とくに「カロス需要が冷えているのか、温まり直すのか」が最大の変数です。本記事の中心シナリオは、ニンジャスピナーで掘り起こされた需要の余熱が10月まで残っていることを前提にしています。

この読みが上下どちらに転ぶかは、9月16日発売の拡張パック「30th CELEBRATION」の初動と、メガゲッコウガex SARの下落が止まるかどうかで手がかりが得られるはずです。どちらもトレカジャパンで日々追える数字なので、発売前にチェックしておくことをおすすめします。

ケロマツ プロモのよくある質問

Q: ケロマツ プロモ(118/M-P)は単体で買えますか

A: 商品としての単体販売はありません。「30th CELEBRATION カードセット ハリマロン・フォッコ・ケロマツ」(1,200円・税込)を買うか、発売後にフリマアプリ・カードショップでシングルカードとして買う形になります。

Q: ハリマロン・フォッコ・ケロマツのうち、どれが一番高くなりますか

A: ケロマツが明確に1番手、フォッコが2番手、ハリマロンが3番手と予想します。理由は進化先の人気差です。2016年の「ポケモン総選挙720」でゲッコウガは全720種中1位、マフォクシーは128位、ブリガロンは252位でした。カントー版でヒトカゲが約2倍のプレミアを得たのもリザードン(9位)の存在によるもので、たね自身の順位(ヒトカゲは125位で3枚中最下位)はほとんど価格を説明していません。カロスはその差がカントーよりさらに極端です。

Q: ケロマツ プロモにゲッコウガは付いてきますか

A: 付いてきません。30th CELEBRATION カードセットに入るのはたねポケモン3枚のみで、ゲコガシラ・ゲッコウガ・メガゲッコウガは同梱されません。30周年記念シリーズでゲッコウガ系統を集めたい場合、ケロマツ 118/M-P が唯一の対象になります。この「受け皿がケロマツ1枚しかない」という構造が、本記事が強気に見ている最大の理由です。

Q: 30th CELEBRATION カードセットの抽選はいつから応募できますか

A: ポケモンセンターオンラインは2026年8月28日(金)12:00〜8月31日(月)16:59です。全9種をまとめた「9種セット」(10,800円・税込)としての抽選販売で、当選発表は9月4日(金)15:00以降、注文・支払いは9月8日(火)16:59までです。カロス版だけを選んで応募することはできません。店舗別の最新状況は予約・抽選申込ガイドをご確認ください。

Q: ケロマツ プロモをPSA鑑定に出す価値はありますか

A: 「PSA前提で素体を買い集める」のはおすすめしません。PSA Japanは低額カード向けの「バリュー」系プランをすべて受付停止しており、申し込める最安は「レギュラー」の1枚11,980円(税込)です。素体取得費・保険料・返送料・売却手数料まで含めると、損益分岐はPSA10の売価でおよそ17,000〜20,000円。中心シナリオ(PSA10で12,000〜25,000円)の上半分に着地して初めて成立する水準です。定価で入手できた分から状態のよい1枚を、発売後の実勢価格を見てから検討するのが現実的です。

Q: 発売後の実際の相場はどこで確認できますか

A: トレカジャパンの相場ページで確認できます。複数サイトの実取引データから素体・PSA10それぞれの相場を毎日更新しています。拡張パック側の当たりカードは30th CELEBRATION 相場・当たりカードページ(M6a)、ゲッコウガ系統の現在値はニンジャスピナー(M4)の相場ページをご覧ください。

まとめ

ケロマツ プロモ 118/M-P 価格予想のポイント
素体の発売直後は2,500〜5,000円、PSA10は12,000〜25,000円が中心シナリオ
・カロスの序列はケロマツ > フォッコ > ハリマロン。カントー版の約2倍差と同等以上に開く見込み
・根拠はゲッコウガが総選挙720で全720種中1位(リザードンは9位)という別格のブランド
・先例が示すのは「たね自身の人気ではなく最終進化形の人気が価格を決める」という法則(ヒトカゲは125位で3枚中最下位なのに約2倍)
30周年セットにゲッコウガ本体は入らないため、需要の受け皿がケロマツ1枚に集中する
・定価1,200円のうちプロモ3枚+スタンドの実質価格は480円。定価入手できれば損はしにくい
・最大の不安材料はカロス関連カードの調整局面(直近30日でメガゲッコウガex SAR -21.8%、ケロマツAR -24.9%)
・PSA鑑定は分岐点が約17,000〜20,000円。中心シナリオの上半分でようやく成立する水準

📝 ポケカを高く売るなら、まず相場を知ることから。

トレカジャパンは、snkrdunk・mercariなど複数サイトのリアルタイム相場を一括比較できます。30th CELEBRATION カードセットのプロモ相場は、2026年10月16日の発売後に実取引データで毎日更新します。

▼ この予想の根拠にしたカードの現在の相場(PSA10)