ポケモンカード30周年の「30th CELEBRATION カードセット キモリ・アチャモ・ミズゴロウ」が、2026年10月16日(金)に1,200円(税込)で発売されます。このセットに1枚だけ入っているのが、フルイラスト仕様のキラプロモ「キモリ(107/M-P)」です。

気になるのは「で、これいくらになるの?」でしょう。発売前なので確定した相場はまだありません。ただ、3年前にほぼ同じ構成の商品があり、そのカードの相場は今も追えます。本記事はその実取引データと、定価1,200円の中身を分解した計算から、価格レンジを予想します。あわせて、公式カード画像を1枚ずつ拡大確認して得たスペックと、ネット上に出回っている誤情報の訂正も載せました。

📌 この記事の結論
素体(未鑑定)の発売直後は1,200〜3,000円あたりが中心
PSA10なら6,000〜14,000円あたりが中心
・ホウエン御三家は「リザードン級の一強」が不在。3枚の価格差は初代より小さくなる見込み
・つまりキモリは初代のフシギダネより有利な立ち位置。ただし地方人気で初代に劣る分、水準そのものは低め
・定価で買えればプロモ1枚あたりの実質負担は160円未満
PSA鑑定はいまは非推奨(鑑定料が最安でも1枚11,980円のため採算が合わない)
・ポケセンオンラインの抽選は8月28日(金)12:00〜8月31日(月)16:59後日の追加抽選も公式が予告済み

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・商品ラインナップ・定価の全体像は:ポケカ30周年 記念商品まとめ
・発売日・スケジュールは:ポケカ30周年はいつ?完全ガイド
・店舗別の予約・抽選申込一覧は:ポケカ30周年 予約・抽選申込ガイド
・当選確率・応募手順は:30th CELEBRATION 抽選ガイド
・拡張パックの当たりカード・BOX相場は:30th CELEBRATION 相場・当たりカード(M6a)
・初代御三家セットの価格予想は:フシギダネ(101/M-P)ヒトカゲ(102/M-P)ゼニガメ(103/M-P)

目次

  1. キモリ プロモ(107/M-P)はいくらになる?価格予想レンジ
  2. そもそもキモリ プロモってどんなカード?
  3. 出回っている2つの誤情報を訂正します
  4. 3年前に「ほぼ同じ商品」があった|先例カードの今の値段
  5. ホウエン御三家には「リザードン」がいない
  6. 1,200円の中身を分解すると、プロモ1枚は160円だった
  7. どれくらい出回る?抽選は8月28日から
  8. 買うべき?売るべき?タイプ別に考える
  9. この予想が外れるとしたら、どこで外れるか
  10. キモリ プロモのよくある質問
  11. まとめ

キモリ プロモ(107/M-P)はいくらになる?価格予想レンジ

キモリ

生産数が公表されていないので、ひとつの数字に決め打ちはしません。3つのシナリオと、それぞれの前提をセットで出します。発売後に「店頭に残っているか」を見れば、どのシナリオに寄ったか読者自身で判断できるはずです。

シナリオ 前提 素体・発売直後 素体・3ヶ月後 PSA10
弱気 店頭在庫が残り、再販もかかる 600〜1,200円 400〜900円 4,000〜7,000円
中心シナリオ 初動は品薄、数ヶ月で供給が追いつく 1,200〜3,000円 800〜1,800円 6,000〜14,000円
強気 抽選中心で供給が絞られ、海外需要も流入 4,000〜8,000円 3,000〜6,000円 15,000〜28,000円

※トレカジャパン編集部による予想値です。実勢価格を保証するものではありません。発売後は30th CELEBRATION 相場ページの実取引データで随時更新します。

未開封セット(キモリ・アチャモ・ミズゴロウ)はいくらになる?

プロモ単体より先に動くのがセットの価格です。定価1,200円に対して、発売直後は3,000〜6,000円を中心に見ています。理由は3つ。

  • 中身の拡張パック2個が二次流通で定価720円を上回る可能性が高く、セット価格を下から支える
  • プロモ3枚を中心シナリオ(1枚2,000円前後)で評価すると6,000円相当。バラして売る業者需要が下限を押し上げる
  • ただし全9種のうち需要が最も集中するのは初代御三家セットで、ホウエンはその次のグループ。9種の最高値にはならない見込み

なお発売直後は、「1枚だけ欲しい人」がプレミアムを払うぶんシングルのほうが割高になりやすい局面があります。セットをバラした理論価格よりシングル価格が上に出るのは初動特有の現象で、数ヶ月かけて解消していくのが通例です。

ホウエン御三家3枚のうち、キモリは何番手?

先に答えを言うと、3枚の差はかなり小さくなると見ています。初代では「ヒトカゲだけが約2倍」というはっきりした序列がありますが、ホウエンには同じ役割を果たすカードがいません。理由は後の章で先例データと合わせて説明します。

キモリ狙いの人にとっては、これは朗報でもあり注意点でもあります。「一強に大きく引き離される」ことはない一方で、「他の2枚を売って自分の1枚を実質タダにする」という戦略は初代ほどうまく効かないということでもあるからです。

そもそもキモリ プロモってどんなカード?

カードのスペックとイラストレーター

型番107/M-P(PROMO/レギュレーションマークJ)
カード種別たねポケモン/草タイプ/HP70
ワザはたく(草エネルギー1個)/20ダメージ
弱点/抵抗力/にげる炎×2/なし/無色1個
イラストレーターSaboteri(サボテリ)

ワザ効果テキストなしのシンプルな1枚で、対戦での採用を狙うカードではありません。価格を決めるのは完全にコレクター需要です。

キモリ・アチャモ・ミズゴロウ3枚のスペック比較

同じセットに入る3枚を並べます。公式が公開したカード画像を1枚ずつ拡大して読み取った内容です。

項目 キモリ アチャモ ミズゴロウ
型番 107/M-P 108/M-P 109/M-P
タイプ/HP 草/70 炎/60 水/70
ワザ はたく(草1)20 つつく(無色1)20 どろかけ(水2)40
弱点 炎×2 水×2 雷×2
にげる 無色1個 無色1個 無色1個
イラストレーター Saboteri Saboteri Saboteri
背景の舞台 緑豊かな街と森 海辺のリゾート 水辺の大都市

出典:公式公開カード画像(2026年8月19日確認)。

✍️ 相場を読むうえで見逃せないポイント
3枚とも Saboteri 氏が担当しています。しかも同氏は、次の章で比較するゼニガメ :フルイラスト(SVG 052/049)も手がけた作家。御三家のフルイラストで実績のある作家で、イラストレーター名で指名買いされる下地があります。

イラストに描かれたホウエンの記憶|引っ越しトラックとゴーリキー

このカードのイラストは、単に「キモリが可愛い」で終わる絵ではありません。背景にホウエン地方の原体験がびっしり詰め込まれています。公式画像を拡大して確認できたものを挙げます。

  • 引っ越しトラックと、家具を運ぶゴーリキー:ホウエン地方の物語は主人公の引っ越しから始まります。この2つが並んで描かれているのは、ほぼ「第1話の再現」です
  • 赤い自転車と青い自転車:ホウエンは2種類の自転車を選べる地方でした
  • 金色のエンブレム:ジムバッジを思わせる意匠。ミズゴロウ側にも青と桃色のバッジ状の意匠が描かれており、3枚に共通するモチーフです
  • オレンジ色のポケモン図鑑:ホウエン地方を思わせるカラーリング
  • きのみと、青いドーム型の機械:きのみを育てて配合するホウエンの文化を思わせる道具
  • ほっぺが「3」と「0」になった30周年仕様のピカチュウ:9種27枚に共通して描き込まれているモチーフ

トレカジャパン編集部
相場記事で「イラストがいい」と書くと感想文になりがちですが、ここは価格に直結します。コレクターが払うのはキャラ人気ではなく「思い出の解像度」です。引っ越しトラックまで描き込まれた1枚は、ホウエン世代にとって指名買いの理由になります。

1,200円のセットに1枚。単体では買えません

商品名ポケモンカードゲーム MEGA「30th CELEBRATION カードセット キモリ・アチャモ・ミズゴロウ」
希望小売価格1,200円(税込)
内容物プロモカード(キラ)「キモリ」「アチャモ」「ミズゴロウ」各1枚/拡張パック「30th CELEBRATION」2パック(各6枚・ランダム封入)/紙製カードスタンド(3枚用)1個
発売日2026年10月16日(金)
シリーズ展開全9地方の御三家で全9種・27枚(101/M-P〜127/M-P)

出典:ポケモンカードゲーム30周年特別サイト「30th CELEBRATION カードセット」(2026年8月19日確認)

ここで押さえておきたいのが、キモリだけを狙って買う経路が存在しないことです。セットを買った人は、キモリ・アチャモ・ミズゴロウを必ず1枚ずつ同時に手にします。

つまり3枚はまったく同じ枚数だけ市場に出る。それでも値段に差がつくとすれば、需要側が偏っているからです。この「同数供給・需要不均衡」という条件が、後で見る先例とそっくり同じなんです。

出回っている2つの誤情報を訂正します

この商品については、発売前の段階でいくつか不正確な情報が拡散しています。相場の判断材料にもなるので、公式画像と公式サイトで確認した内容を書いておきます。

誤解①「3枚並べると1枚の絵になる」

これはホウエンセットには当てはまりません。公式が公開したキモリ・アチャモ・ミズゴロウの画像を3枚とも確認しましたが、絵柄が横に繋がる構成ではありません

キモリは緑の森と街並み、アチャモは赤とオレンジの海辺のリゾート、ミズゴロウは青と赤の大都市。配色も舞台も、それぞれ完全に独立した構図です。共通しているのは作風・デザイン言語と、30周年ピカチュウなどの共通モチーフだけ。

「繋がる絵だから3枚揃えないと価値が出ない」という前提で買うと、期待とずれます。逆に言えば、1枚ずつ独立して成立するデザインなので、キモリ単体で飾っても絵として完結します。

誤解②「AR仕様のカード」

公式の商品情報での表記は「プロモカード(キラ)」であり、AR(アートレア)ではありません。カード本体にも「PROMO」と表記されています。

これは相場を読むうえで地味に重要です。ARは拡張パックから確率で出るレアリティですが、このカードはセットを買えば100%手に入る封入方式。封入率という概念自体が存在しません。「ARだから当たりにくい=高くなる」という推論は、このカードには効かないということです。

3年前に「ほぼ同じ商品」があった|先例カードの今の値段

2023年11月10日発売のスペシャルデッキセットex「フシギバナ・リザードン・カメックス」(5,500円・税込)。この商品にもフシギダネ/ヒトカゲ/ゼニガメのフルイラストカードが1枚ずつ入っていました。地方こそ違いますが、同数供給・需要不均衡という条件は今回とぴったり重なります。ホウエン御三家のフルイラスト3枚が同一商品に同数封入された近年の先例は存在しないため、比較対象としてはこれが最も近い形です。

先例3枚の今の相場を並べてみる(PSA10)

カード 直近の取引額 直近7日の平均 販売中の最安値 出品数
ヒトカゲ :フルイラスト(SVG 051/049) ¥51,000 約¥51,500 ¥48,685 49件
フシギダネ :フルイラスト(SVG 050/049) ¥26,500 約¥24,633 ¥26,800 36件
ゼニガメ :フルイラスト(SVG 052/049) ¥26,000 約¥26,420 ¥26,000 35件

※PSA10グレードの数値。出典:トレカジャパン各カードページ(2026年8月19日時点)。相場は日々変動します。

直近7日の平均で見ると、ヒトカゲはフシギダネの約2.1倍。一方でゼニガメとフシギダネの差は7%程度しかありません。同じ枚数しか市場にないのに2倍の差がつくのは、リザードンへの進化を背負うヒトカゲのブランド力が別格だからです。

ただし「5,500円と1,200円」の差は無視できない

比較項目 スペシャルデッキセットex(2023) 30th CELEBRATION カードセット(2026)
希望小売価格 5,500円(税込) 1,200円(税込)
同時展開の種類数 1種 9種
買いやすさ 単価が重く手が出しにくい 気軽に買える価格帯
御三家プロモ 3枚(フルイラスト) 3枚(フルイラスト・キラ)

定価が4分の1以下ということは、同じ売上を狙うなら生産数は多くなるのが自然です。「推しの地方だけ買う」という買い方も想定された商品設計ですし、1セットあたりの流通枚数は先例より増える可能性が高い。

だから先例カードの現在価格(PSA10で2〜5万円)は、そのままの水準ではなく「上限側の目安」として扱うのが妥当です。キモリの中心シナリオでPSA10を6,000〜14,000円に置いたのは、この供給差と、次章で説明する地方需要の差を割り引いたからです。

ホウエン御三家には「リザードン」がいない

ここが本記事でいちばん重要な章です。先例のデータをそのままホウエンに当てはめてはいけません。初代とホウエンでは、3枚の力関係の形がそもそも違うからです。

初代は「1強2弱」、ホウエンは「3すくみ」

初代御三家の価格差を作っているのは、リザードンという単独で相場を持ち上げられるブランドです。ヒトカゲが高いのは「炎の御三家だから」ではなく「リザードンだから」。実際、水の御三家であるゼニガメは草のフシギダネとほぼ同額です。

ホウエン御三家の進化先は、ジュカイン・バシャーモ・ラグラージ。いずれも根強い人気を持ちますが、リザードンのような「1匹で市場を動かす」存在ではありません。キャラ人気が3体に分散している構造です。

比較軸 初代(カントー) ホウエン
最終進化 フシギバナ/リザードン/カメックス ジュカイン/バシャーモ/ラグラージ
人気の形 リザードンの一強 3体に分散
実際の価格差(PSA10) 最高値は最安値の約2.1倍 初代ほどは開かないと予想
地方全体の需要 最大(9種で最も集まる) 2番手グループ

この2つはキモリにとって逆方向に働きます。「一強に置いていかれない」のはプラス。「地方全体の需要が初代に劣る」のはマイナス。両方を織り込んだ結果が、中心シナリオの素体1,200〜3,000円・PSA10で6,000〜14,000円という数字です。

トレカジャパン編集部
初代御三家セットでは「ヒトカゲを売ってフシギダネを実質タダにする」という買い方が成立します。ホウエンではこの戦略が効きにくい。3枚が横並びということは、余った2枚を売っても大きな資金にならないということでもあります。ホウエン狙いの人は、最初から「3枚とも持っておく」前提で考えたほうが精神衛生にいいはずです。

キモリ固有の上振れ材料

キモリだけに効く要因も整理しておきます。

  • ジュカインはメガシンカを持つ:現行の「MEGA」シリーズが続くかぎり、関連カードの登場で名前に注目が集まる余地があります
  • キモリは高額カードの実績がある名前:2000年代のPCG時代には「ポケモン☆(スター)」仕様のキモリが存在し、いまも高値で取引されています。「キモリ」というキーワード自体にコレクターの検索需要が付いている状態です
  • 草タイプ御三家は競合が少ない:炎・水に比べて草の人気キャラは層が薄く、草縛りのコレクションでは指名されやすい枠です

逆に下振れ材料は明確で、ホウエン御三家の中でキモリが「最有力の一番人気」と言い切れる根拠は現時点でないことです。本記事では3枚をほぼ横並びに置き、そのうえでキモリを予想レンジの中心に据えています。

1,200円の中身を分解すると、プロモ1枚は160円だった

もうひとつの物差しが、商品構成からの逆算です。拡張パック「30th CELEBRATION」は1パック360円(税込)。カードセットにはこれが2パック入っています。引き算してみましょう。

内訳 金額
セット希望小売価格1,200円
− 拡張パック2パック(360円×2)−720円
= プロモ3枚+カードスタンドの実質価格480円
プロモ1枚あたり(スタンド分を無視した最大値)約160円

定価で買えれば、プロモ1枚の実質負担は160円未満。二次流通でキモリ単体が1,000円を超えるだけで、定価購入者は3枚合計で十分な含みを持ちます。裏を返せば、「セットを定価で買えるかどうか」が損得のほぼすべてという商品です。

セットで買うのとシングルで買うの、どっちが得?

キモリ1枚だけが欲しい場合、判断はシンプルに整理できます。

  • セットを二次流通で買う:支払額から、拡張パック2個の市場価値とアチャモ・ミズゴロウの売却見込みを引いた額が、実質のキモリ取得コスト
  • シングルで買う:表示価格がそのまま取得コスト。手間はないが、初動は高値づかみになりやすい

ℹ️ 目安の作り方
中心シナリオ(3枚とも2,000円前後)が当たった場合、プロモ3枚だけで6,000円相当。ここに拡張パック2個が乗ります。セットの二次流通価格が6,000円を超えてきたら、キモリ単体をシングルで買うほうが割安と判断できます。初代御三家セットと違って「高額な1枚で元を取る」構造ではないので、この分岐点は低めに出ます。

どれくらい出回る?抽選は8月28日から

2026年8月時点で、生産数は公式に発表されていません。わかっているのは販売方式のほうです。ポケモンセンターオンラインでは全9種をまとめた「9種セット」(10,800円・税込)として抽選販売が実施されます。

抽選応募受付期間8月28日(金)12:00〜8月31日(月)16:59
抽選結果発表日9月4日(金)15:00以降
注文・支払い期間9月4日(金)15:00〜9月8日(火)16:59
お届け時期発売日前日(10月15日・木)までに発送予定/送料無料
応募回数ひとつの抽選につき、おひとり様1回まで
応募枠プレイヤーズクラブ本人認証済み枠/本人未認証枠の2枠

出典:ポケモンセンターオンライン「ポケモンカードゲーム30周年記念商品の抽選期間と応募方法について」(2026年8月3日付/2026年8月19日確認)

🔑 相場を読むうえで最重要の一文
同じ公式お知らせの末尾に、より多くの人に商品を届けるため後日追加抽選の実施を予定しているという趣旨の記載があります。日程は未定ですが、供給が一度で終わらないことは発売前の時点で確定しています。相場予想の前提として、これは見逃せません。

⚠️ ポケセンオンラインは「9種まとめ買い」です
ホウエン御三家1種だけを狙って応募することはできません。キモリだけが目的なら、9種セット10,800円を負担するか、他店舗の単品販売や発売後のシングル購入を狙う判断になります。応募条件や本人認証の詳細は抽選ガイドをどうぞ。

抽選販売が採用されたということは、メーカー側が需要超過を見込んでいる証拠でもあります。一方で、全9種を同時発売する1,200円の商品を極端な少量生産にする理由は乏しく、しかも追加抽選まで予告されている。この2点から、本記事は「初動は品薄・数ヶ月で緩和」を中心シナリオに置いています。

買うべき?売るべき?タイプ別に考える

飾りたいだけの人

迷う理由はほぼありません。1,200円でカードスタンドまで付いて、3枚並べて飾れる設計です。抽選・予約で定価入手を狙うのが最善。外れても、中心シナリオどおりなら数ヶ月で価格は落ち着きます。ホウエンは初代ほど初動が過熱しにくいと見ているので、焦って発売直後に買う必要はいっそう薄い商品です。

PSA10を狙う人|2026年8月時点で鑑定代の元は取れるのか

ここは電卓を叩く前に、まず前提が変わったことを知っておいてください。PSA Japanは低額カード向けの「バリュー」系4プラン(バリュー・バルク/バリュー/バリュー・プラス/バリュー・マックス)をすべて受付停止しています(2026年8月19日時点)。

つまり現在、個人が申し込める最安プランは「レギュラー」の1枚11,980円(税込)です。かつての「バルクで1枚4,000円弱」という選択肢は、いま存在しません。

サービスレベル 料金(税込) 予定納期 申告価格
バリュー系4プラン受付停止中
レギュラー(実質の最安)11,980円/枚60営業日(約12週間)250,000円以下
エクスプレス22,980円/枚25営業日(約5週間)400,000円以下

出典:PSA Japan「グレーディング」(2026年8月19日確認)。グレーディング料金とは別に保険料・返送料がかかります。料金は変更される場合があるため、提出前に必ず公式でご確認ください。

損益分岐を計算すると、現状ではほぼ赤字になる

項目 金額
素体の取得コスト(中心シナリオ)1,200〜3,000円
+ 鑑定料(レギュラー)11,980円
+ 保険料・返送料別途(枚数と申告価格の合計で変動。ここでは約1,000円と仮定)
+ 売却時の手数料フリマアプリなら売価の約10%
= 損益分岐となるPSA10の売価およそ16,000〜18,000円以上

本記事の中心シナリオはPSA10で6,000〜14,000円。この分岐点を超えられません。強気シナリオ(15,000〜28,000円)でも、下限では赤字のままです。2万円を明確に超えて、はじめて採算が見えてくる水準だと考えてください。

さらにPSA10が出る保証はありません。フルイラストのキラカードは縁の白かけやセンタリングでグレードが落ちやすく、PSA9になった場合はPSA10と比べて価格が大きく下がるのが一般的です。レギュラーは予定納期60営業日(約12週間)で、資金拘束も長くなります。

⚠️ 結論:現状のPSA料金では、このカードを鑑定に出す経済合理性はほぼありません
自分のコレクションとして保存性を高めたい、という目的なら別です。ただし「鑑定に出して利益を狙う」目的であれば、いまは見送りが妥当です。バリュー系プランの受付が再開されるか、PSA10相場が20,000円を明確に超えてから検討してください。

トレカジャパン編集部
逆説的ですが、鑑定コストが上がったことはPSA10相場にとっては上振れ要因でもあります。採算が合わないカードは誰も鑑定に出さなくなるので、PSA10の流通枚数そのものが絞られるからです。低額カードのPSA10が思ったより高値をつける背景には、この構造があります。

売り時を探している人

先例カードの値動きが参考になります。フシギダネ SVG 050/049 は直近30日で-15.5%、ゼニガメ SVG 052/049 は-11.9%。一方でヒトカゲはほぼ横ばいでした(2026年8月19日時点)。「一強」以外の2枚のほうが値持ちが弱いという傾向がはっきり出ています。

ホウエンには一強がいません。ということは、3枚とも「値持ちが弱い側」の挙動になる可能性があるということです。長期保有で伸ばすより、初動の品薄局面で売り切る戦略のほうが相性がいいと考えます。少なくとも、追加抽選の日程が発表される前が第一の売り場です。

この予想が外れるとしたら、どこで外れるか

予想の弱いところも隠さず書いておきます。次の要因が動けば、中心シナリオは簡単に外れます。

方向 要因
上振れ ・9地方27枚を同じ作風で揃えられるため、コンプリート需要が想定以上に膨らむ
・先行発売の拡張パック「30th CELEBRATION」が話題化し、30周年商品全体に資金が流入する
・海外コレクターの需要が日本版プロモに向かう
・ホウエン関連の新カードや新作情報が出て、地方単位の需要が跳ねる
・追加抽選の当選数が絞られ、店頭在庫もほとんど出回らない
下振れ 後日の追加抽選で供給が上積みされる(公式が実施を予告済み)
・十分な生産数が確保され、発売後も店頭に在庫が残る
・9種同時発売で需要が分散する
・初代・ジョウト・ガラルなど他地方に人気が集中し、ホウエンが埋もれる
・BOX相場全体の調整局面が続き、コレクション需要が冷える

とくに「追加抽選がどれくらいの規模で行われるか」が最大の変数です。ポケモンセンターオンラインは今回の抽選告知のなかで、より多くの人に商品を届けるため後日の追加抽選を予定していると明言しています(日程は未定)。

つまり「一度きりの抽選で終わり」ではないことが、発売前の時点で確定しています。追加抽選の当選数が大きければ、素体価格は弱気シナリオに近づきます。初動の高値は追加抽選の日程発表で崩れる可能性がある——ここは購入・売却どちらの立場でも押さえておきたいポイントです。

キモリ プロモのよくある質問

Q: キモリ プロモ(107/M-P)は単体で買えますか

A: 商品としての単体販売はありません。「30th CELEBRATION カードセット キモリ・アチャモ・ミズゴロウ」(1,200円・税込)を買うか、発売後にフリマアプリ・カードショップでシングルカードとして買う形になります。セットにはキモリ・アチャモ・ミズゴロウが必ず1枚ずつ入っています。

Q: ホウエン御三家3枚のうち、どれが一番高くなりますか

A: 3枚とも大きな差はつかないと予想しています。初代御三家ではリザードンへ進化するヒトカゲが突出し、PSA10でフシギダネの約2.1倍(2026年8月時点)で推移しています。一方ホウエンにはリザードン級の一強がおらず、ジュカイン・バシャーモ・ラグラージに人気が分散しているため、価格差は初代より小さくなる見込みです。

Q: キモリ・アチャモ・ミズゴロウの3枚は絵が繋がっていますか

A: 繋がっていません。公式が公開した3枚の画像を確認したところ、キモリは緑の森と街並み、アチャモは海辺のリゾート、ミズゴロウは水辺の大都市と、配色も舞台も独立した構図です。共通しているのは作風と、30周年仕様のピカチュウなどのモチーフのみ。1枚ずつ単独で絵として完結しています。

Q: キモリ プロモ(107/M-P)のイラストレーターは誰ですか

A: Saboteri(サボテリ)氏です。同じセットのアチャモ(108/M-P)・ミズゴロウ(109/M-P)も同氏が担当しています。過去にはゼニガメ :フルイラスト(SVG 052/049)も手がけており、御三家フルイラストで実績のある作家です。

Q: 30th CELEBRATION カードセットの抽選はいつから応募できますか

A: ポケモンセンターオンラインは2026年8月28日(金)12:00〜8月31日(月)16:59です。全9種をまとめた「9種セット」(10,800円・税込)としての抽選販売で、当選発表は9月4日(金)15:00以降、注文・支払いは9月8日(火)16:59までです。後日の追加抽選も公式に予告されています(日程未定)。店舗別の最新状況は予約・抽選申込ガイドをご確認ください。

Q: PSA鑑定に出す価値はありますか

A: 2026年8月時点では、利益目的の鑑定はおすすめしません。PSA Japanは低額カード向けの「バリュー」系プランをすべて受付停止しており、申し込める最安は「レギュラー」の1枚11,980円(税込)です。素体取得費・保険料・返送料・売却手数料まで含めると、損益分岐はPSA10の売価でおよそ16,000〜18,000円。本記事の中心シナリオ(PSA10で6,000〜14,000円)では採算が合いません。保存目的なら別ですが、利益狙いならバリュー系の受付再開かPSA10相場の上昇を待つのが妥当です。

Q: 発売後の実際の相場はどこで確認できますか

A: トレカジャパンの相場ページで確認できます。複数サイトの実取引データから素体・PSA10それぞれの相場を毎日更新しています。拡張パック側の当たりカードは30th CELEBRATION 相場・当たりカードページ(M6a)をご覧ください。

まとめ

キモリ プロモ 107/M-P 価格予想のポイント
素体の発売直後は1,200〜3,000円、PSA10は6,000〜14,000円が中心シナリオ
・ホウエン御三家はキモリ ≒ アチャモ ≒ ミズゴロウの横並び。初代のような約2.1倍の一強構造にはならない見込み
・定価1,200円のうちプロモ3枚+スタンドの実質価格は480円。定価入手できれば損はしにくい
3枚の絵は繋がっていない。AR仕様でもなく、公式表記は「プロモカード(キラ)」
・最大の変数は追加抽選の規模。公式が実施を予告済みで、当選数が多ければ素体は1,000円を割る可能性
・PSA鑑定はいまは非推奨。バリュー系プランが受付停止中で最安は1枚11,980円、損益分岐は約16,000〜18,000円

📝 ポケカを高く売るなら、まず相場を知ることから。

トレカジャパンは、snkrdunk・mercariなど複数サイトのリアルタイム相場を一括比較できます。30th CELEBRATION カードセットのプロモ相場は、2026年10月16日の発売後に実取引データで毎日更新します。

▼ この予想の根拠にした「御三家フルイラストプロモ」の現在の相場

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