ℹ️ 本記事は2026年9月13日時点の発売前予想です。拡張パック「30th CELEBRATION」(M6a)の発売日は2026年9月16日(水)で、執筆時点でサンダー AR の実取引データは存在しません。掲載価格はすべて当編集部の予想値であり、確定値ではありません。発売後はサンダー AR(M6a 108/103)のカードページの実データで順次更新します。
2026年9月16日(水)に世界同時発売されるポケカ30周年記念パック「30th CELEBRATION」(M6a)に、サンダー AR(M6a 108/103)が収録されます。イラストは mashu 氏。ファイヤー AR(105/103)・フリーザー AR(107/103)と合わせた「三鳥AR」3枚セットで設計された1枚です。
結論から書くと、当編集部の中央予想は発売初動でショップ販売価格 約2,200円・買取価格 800〜1,200円。AR全20種のなかでは上位グループに入ると見ています。本記事では、その根拠になった直近弾の実測データ、封入率からの自引きコスト計算、三鳥3枚をどう集めるか、そして2026年9月15日に改定されたPSA鑑定料金での採算までを整理します。

目次
- サンダー AR(M6a 108/103)の価格予想
- 「AR20種の上位」と読む4つの根拠
- 三鳥AR(105・107・108)は3枚セットで揃えるべき?
- 発売後の値動きシナリオと売り時・買い時
- サンダー ARのPSA鑑定は狙うべき?【2026年9月改定対応】
- サンダー AR(M6a 108/103)の基本情報とカード性能
- よくある質問
- まとめ
サンダー AR(M6a 108/103)の価格予想
発売直後(2026年9月16日〜9月30日)の素体(未鑑定)・美品を前提に、3つのシナリオで予想しました。販売価格・買取価格はショップ提示額ベース、フリマ成約中央値はメルカリ等の個人間取引での着地見込みです。
| シナリオ | 販売価格(ショップ) | 買取価格 | フリマ成約中央値 |
|---|---|---|---|
| 弱気(下振れ) | 1,200円 | 400〜600円 | 900円 |
| 中央(もっとも起こりやすい) | 2,200円 | 800〜1,200円 | 1,600円 |
| 強気(上振れ) | 4,000円 | 1,800〜2,500円 | 2,900円 |
※トレカジャパン編集部予想(2026年9月13日時点・素体/美品)。販売価格はショップ提示額、フリマ成約中央値は発売後2週間の成約中央値を想定した数値です。基準が違うと同じカードでも1.3〜1.5倍の差が出ます。他サイトの数字と比べる際は「販売価格か、成約価格か」を必ず確認してください。
中央シナリオのフリマ成約中央値1,600円は、30th CELEBRATION 当たりカードランキングで置いたAR帯の中央予想レンジ(600〜1,800円)の上限付近にあたります。つまりサンダー ARは「AR20種のなかで上から数枚」というのが当編集部の見立てです。
✏️ 下振れ寄りに見ておく理由がひとつ増えました。2026年9月9日公開の公式カードリストにより、SAR枠が10枠(124〜133)あることが確定しました。当たりランキング記事を執筆した時点の判明数は7種で、それより3枠多い計算です。上位レアの受け皿が増えるぶん、コレクターの予算はAR帯まで回りにくくなります。中央予想2,200円は据え置きますが、弱気シナリオの現実味は当初想定よりやや高いと考えています。
1〜2か月後(11月頃)の着地予想
初動を過ぎた11月頃は、販売1,500円前後・買取500〜800円への軟着陸を中央シナリオとしています。1,000〜2,000円台のARは投機的な買いが入りにくく、急落も急騰も起きにくい価格帯だからです。実際、直近弾ストームエメラルダのAR上位2枚は発売から約1か月で販売1,980円→1,780円(-10%)にとどまり、同時期に半値前後まで下げた高レア枠とは対照的でした。
「AR20種の上位」と読む4つの根拠
① 直近弾では伝説ポケモンのARがAR枠トップだった
もっとも新しい実測データが、2026年7月31日発売のストームエメラルダ(M6)です。AR全12種のうち、価格トップに立ったのは伝説ポケモンの2枚でした。
| カード(M6・AR) | 発売日(7/31)販売 | 8/26 販売 | 8/26 買取 |
|---|---|---|---|
| カイオーガ(080/076・伝説) | 1,980円 | 1,780円 | 600〜800円 |
| グラードン(084/076・伝説) | 1,980円 | 1,780円 | 600〜800円 |
| カクレオン(088/076) | 1,780円 | 1,480円 | 500〜700円 |
| ガーディ(078/076) | 780円 | 980円 | 300〜500円 |
| その他8種 | — | 420〜580円 | 100〜200円 |
※2026年7月31日・8月26日取得の実測値。販売価格は遊々亭・カードラッシュ、買取価格は遊々亭およびおたちゅう。秋葉原2号店の提示額です。詳細はカイオーガ AR(M6 080/076)の相場記事をご覧ください。
上位2枚とその他8種のあいだには3倍以上の開きがあります。ARの価格を決めているのはレアリティではなく、キャラクター人気とイラスト評価です。サンダーはカントー地方の伝説ポケモンで、原作『赤・緑』からの知名度と長い露出を持つ枠。この構図にきれいに当てはまります。
② 「対(つい)」需要の上位互換となる三鳥3枚セット需要
カイオーガ ARとグラードン ARは、発売日から8月26日まで販売・買取とも一度も価格が分かれていません。マグマと大海原という対の構図で、2枚セットで揃えるコレクターが多いためです。価格が完全に連動するほど、セット需要は相場を下支えします。
30th CELEBRATIONの三鳥ARは、これを2枚から3枚に拡張した構造です。しかもファイヤー・フリーザー・サンダーの3枚は、後述するとおりイラストレーターが3枚とも mashu 氏で統一されており、並べたときの一体感が明確に設計されています。
需要の実在は検索データでも確認できます。「ポケカ 三鳥」は月間170回、「ポケカ ファイヤー サンダー フリーザー」は月間110回検索されており(Semrush・jpデータベース/2026年9月時点)、3匹をひとまとめで探す層が一定数存在します。
③ 封入率から計算すると、直近弾ARより自引きコストが約1.8倍
まず前提となる収録構成を整理します。2026年9月9日に公開された公式カードリストにより、シークレット枠の内訳は次のように確定しています。
| 枠 | 型番帯 | 種類数 |
|---|---|---|
| 通常枠(RR含む) | 001〜103 | 103種(うちピカチュウ30種) |
| AR ←サンダーはここ | 104〜123 | 20種 |
| SAR | 124〜133 | 10種 |
| FUR(史上初の新レアリティ) | 134〜135 | 2種 |
| 特別仕様再録(スタンダード使用不可) | 136〜165 | 30種 |
※2026年9月9日公開の公式カードリストに基づく型番帯です。AR帯のうち119番・121番は、9月13日時点でカード画像が公開されていません(番号とレアリティ帯は確定、カード名は未公開)。SR枠は1種も発表されていません。
次に封入率です。1BOX=20パック=120枚。1パック6枚の内訳はキラカード5枚+YOSHIROTTEN氏デザインの基本エネルギー1枚で、さらにキラ5枚のうち1枚は必ずピカチュウ30種のいずれかです。つまり1BOXあたり基本エネルギー20枚とピカチュウ20枚が確定枠となり、残り80枚が抽選枠になります。当編集部はこの80枚のうちAR枠を約4枚と想定しています(封入率は公式非公表)。
| 項目 | 30th CELEBRATION(M6a) | ストームエメラルダ(M6) |
|---|---|---|
| AR種類数 | 20種(104〜123) | 12種 |
| AR枠の想定封入 | 1BOXに約4枚 | 1BOXに約3〜4枚 |
| 狙いの1種を引く目安 | 約5.4BOXに1枚(1BOXで約18.6%) | 約3〜4BOXに1枚 |
| 定価換算の期待コスト | 約39,000円(7,200円×5.4) | 約20,400円(6,000円×3.4) |
※封入率は公式非公表のため、いずれも当編集部の想定値です。「1BOXで約18.6%」は、AR4枠がそれぞれ20種から等確率で選ばれると仮定した場合の計算値(1−(19/20)4=18.55%)で、その逆数が約5.39BOXになります。M6aの1BOX=20パック・7,200円(税込)は公式サイトに記載がなく、各販売店の商品情報に基づく数値です。
種類数が12種から20種に増えたぶん、特定1種の希少度は上がっています。定価で自引きを狙うと期待コストは約3.9万円で、直近弾の約1.9倍。シングル購入との差は歴然です。
④ パック単価が1.8倍・全カードキラ仕様という価格の下支え
30th CELEBRATIONは1パック360円(税込)でキラカード6枚入り。通常弾(1パック200円・5枚入り)の1.8倍のパック単価です。1枚あたりの原価水準が上がれば、AR帯の下値も自然と切り上がります。
加えて、この弾は全カードがキラ仕様。カード1枚あたりの「見栄え」の底上げは、通常枠やAR帯のような低〜中価格帯ほど効きます。数百円で終わりやすいAR下位でも、他弾より一段高い水準に落ち着く可能性があります。
下振れ要因も確認しておく
- 予算が上位レアに集中する:FUR2種(中央予想13.5万〜15万円)に加え、SARが10枠もあります。コレクターの予算がAR帯まで回りにくい構造です
- 世界同時発売:史上初の世界同時発売のため、日本語版が先行する弾で働いてきた「輸入プレミアム」が乗りにくい構造です
- BOX相場が発売前に急落した:2026年9月9日時点で直近48時間中央値32,998円、7日間で-29.8%。期待先行の価格が現実的な水準に修正される局面でした(最新値は30th CELEBRATION BOX相場ページでご確認ください)
- 対戦需要は期待しにくい:後述のとおり、サンダーはHP120のたねポケモンで、環境デッキに入る性能ではありません
- 絵師買いの厚みが未知数:mashu 氏はポケモンカード本編での作例がまだ限られており、絵師人気による上乗せがどれほど働くかは発売後の反応待ちです
三鳥AR(105・107・108)は3枚セットで揃えるべき?
30th CELEBRATIONの三鳥ARは、番号こそ連番ではありません(あいだに106番のラプラス ARが挟まります)が、カードテキスト上で互いを名指しする設計になっています。



| 項目 | ファイヤー AR | フリーザー AR | サンダー AR |
|---|---|---|---|
| 型番 | 105/103 | 107/103 | 108/103 |
| タイプ・HP | 炎・HP120 | 水・HP120 | 雷・HP120 |
| 特性 | もえるはばたき (場に「フリーザー」「サンダー」がいるなら発動) |
いてつくはばたき (場に「ファイヤー」「サンダー」がいるなら発動) |
はじけるはばたき (場に「ファイヤー」「フリーザー」がいるなら発動) |
| ワザ | ほのおのうず 130 (炎・炎・無) |
あられ(全員に30) (水・水・無) |
らいごう 210 (雷・雷・雷・無) |
| 弱点 | 水×2 | 鋼×2 | 闘×2 |
| イラストレーター | mashu | mashu | mashu |
※カードスペックはポケモンカードゲーム30周年特別サイト公開のカード画像を当編集部が確認した内容です(2026年9月13日取得)。
3枚ともHP120のたねポケモン、特性名が「〜はばたき」で統一、他2匹が場にいると自分の手札から基本エネルギーを1枚つけられるという同一設計。イラストも3枚ともmashu氏で、鮮やかな色面と結晶のような光の粒という共通のタッチで描かれています。「1枚だけ持っていても完成しない」カードだといえます。
3枚を揃えるコストはいくら?
| 集め方 | 想定コスト(中央シナリオ) |
|---|---|
| シングルで3枚買う | 約6,600円(2,200円×3・初動価格) |
| 定価BOXを開けて自引き | 約9.9BOX=約71,000円相当 |
| 二次市場BOXを開けて自引き | 約9.9BOX×32,998円=約326,000円相当 |
※3種すべてが揃うまでの期待BOX数です。1BOXで特定1種が出る確率を18.55%(前掲の想定)としたとき、3種を集めきるまでの期待値は (1/0.1855)×(1+1/2+1/3)=約9.9BOX になります。「5.4BOX×3枚=16BOX」のような単純な足し算では過大評価になる点にご注意ください(引くたびに残りの必要種類数が減るためです)。二次市場BOXの単価は2026年9月9日時点の当社集計値(直近48時間中央値32,998円)を用いています。
3枚コンプが目的なら、シングル購入が圧倒的に合理的です。定価でBOXを買えたと仮定してさえ、自引きの期待コストはシングル購入の約11倍。二次市場価格で買うなら約49倍になります。BOXを開ける価値は「開封体験」と「三鳥以外も含めた全体の期待値」にあり、狙いのカードを揃える手段としては効率が悪すぎます。
💬 揃えるタイミングの目安。カイオーガ ARとグラードン ARは発売日から1か月、価格が一度も分かれませんでした。セット需要のあるカードは値動きが連動するため、「安いほうから1枚ずつ買い足す」戦略はあまり機能しません。3枚まとめて、初動の熱が引いた10〜11月に確保するのが手堅い進め方です。
発売後の値動きシナリオと売り時・買い時
| フェーズ | 時期 | 想定される動き |
|---|---|---|
| 初動高値期 | 9/16〜9月末 | 供給が抽選分に限られ高値。売却の第1候補だが値動きも荒い |
| 調整期 | 10月〜11月 | 開封が進み供給増。10/16のカードセット発売と10/20の30周年当日で一時的に戻す可能性 |
| 底値形成期 | 12月〜翌春 | 次弾に関心が移り横ばい。買うなら第1候補 |
| 長期 | 1年以降 | イラスト人気のあるARは緩やかに再評価される例も。三鳥セット需要が下支え |
AR帯には「高額枠ほど大きく下げ、1,000〜2,000円台ほど値持ちが良い」という構図がはっきり出ています。10万円超の高レアは投機的な買いが初動に集中するため、開封が進むと買い手が一巡して価格が落ちます。対してARは「気に入ったイラストを手元に置く」目的で買われるため、値動きを見て買い控える動きが起きにくく、需要が薄く長く続きます。
✏️ 売却を考えるなら初動、購入を考えるなら調整期以降。ただしサンダー ARは下落幅が緩やかな価格帯と見ているため、慌てて手放す必要性は高くありません。買取価格は店舗差と点数ボーナスの影響が大きい帯なので、同じ日に複数店舗の買取表を比較するのが得策です。1枚ずつ売ると手数料と送料で手取りが消えるため、まとめて持ち込むほうが効率的になります。
サンダー ARのPSA鑑定は狙うべき?【2026年9月改定対応】
結論は「採算目的なら非推奨」です。判断軸は1つだけで、「素体の現在価格+鑑定総コスト<PSA10の成約価格」が成り立つかどうかです。
⚠️ PSAの料金・サービス名は2026年9月に改定されました。2026年9月10日にエクスプレスが値上げされ、9月15日には新サービスレベル「スタンダード」が新設、従来の「レギュラー」は「プライオリティ」へ名称変更されています。「レギュラー11,980円が最安」「バリューで3,980円」と書かれた記事はいずれも改定前の情報です。
| サービスレベル(2026年9月15日以降) | 料金(税込・1枚) | 申告価格 | 予定納期 |
|---|---|---|---|
| スタンダード 9/15新設・最安 | 9,980円 | 15万円以下 | 100営業日 |
| プライオリティ 旧「レギュラー」 | 11,980円 | 25万円以下 | 80営業日 (旧60営業日) |
| エクスプレス 9/10値上げ | 29,980円 (旧22,980円) | 40万円以下 | 25営業日 |
※出典:PSA Japan公式「サービスレベル変更のお知らせ[2026年9月]」(2026年9月10日発表)。バリュー系4プラン(バリュー・バルク/バリュー/バリュー・プラス/バリュー・マックス)は現在も受付停止中です。上記のほかに保険料・返送料がかかり、代行店を利用する場合はさらに事務手数料が加算されます。料金・受付状況は変更される場合があるため、申し込み前に必ずPSA Japan公式サイトで最新情報をご確認ください。
サンダー ARの申告価格は数千円ですから、選ぶのは最安のスタンダード(9,980円)になります。ここに保険料・返送料を加えると、1枚提出の総コストはおおむね12,000〜15,000円。素体の中央予想2,200円に対して約5〜7倍です。PSA10が1万5千円を大きく超える水準で形成されない限り採算は取れませんが、ARはそもそもPSA10市場が薄く、その前提は現実的ではありません。
納期の面でも不利です。スタンダードの予定納期は100営業日。しかもこの日数は発送日からではなく、PSAからの「荷物到着のお知らせ」以降の推定営業日数で、PSA公式は荷物到着通知後にオーダー番号が発行されるまで別途2〜2.5か月程度かかると案内しています。返却されるころには初動相場が終わっている可能性が高く、鑑定待ちのあいだに採算が逆転するリスクがあります。
加えて、センタリングや白かけで9止まりになれば価格差はさらに縮まります。状態を保全したいという収集目的を除き、AR帯の鑑定はおすすめしにくいのが実情です。
サンダー AR(M6a 108/103)の基本情報とカード性能
| カード名 | サンダー |
|---|---|
| カードの種類 | ポケモン(たね・非ex) |
| レアリティ | AR(アートレア)。同性能の通常版(049/103)も収録 |
| 型番 | M6a 108/103 |
| タイプ・HP | 雷タイプ・HP120 |
| 特性 | はじけるはばたき/自分の場に「ファイヤー」「フリーザー」がいるなら、自分の番に1回使える。自分の手札から「基本雷エネルギー」を1枚選び、このポケモンにつける |
| ワザ | らいごう 210(雷・雷・雷・無)/このポケモンにも60ダメージ |
| 弱点・抵抗力・にげる | 弱点:闘×2/抵抗力:なし/にげる:無×1 |
| レギュレーションマーク | J(2026年1月23日以降のスタンダードはH・I・Jのため使用可能) |
| イラストレーター | mashu(通常版049はHYOGONOSUKE) |
| 収録パック | 拡張パック「30th CELEBRATION」(M6a) |
| 発売日 | 2026年9月16日(水)/世界同時発売 |
| パック定価 | 360円(税込・キラカード6枚入り)/1BOX 7,200円(税込・20パック) |
| 想定封入率 | AR枠全体で1BOXに約4枚。狙いの1種は約5.4BOXに1枚(公式非公表・当編集部の想定値) |
※カードスペック・発売日・定価はポケモンカードゲーム30周年特別サイトに基づきます(2026年9月13日取得)。1BOX=20パック・7,200円は公式サイトに記載がなく、各販売店の商品情報に基づく数値です。レギュレーションの範囲はポケモンカードゲーム公式サイトのレギュレーションページで確認しています。
通常版サンダー(049/103)との見分け方
この弾でいちばん間違えやすいポイントです。30th CELEBRATIONは全カードがキラ仕様なので、「キラだからAR」という判断は通用しません。フリマの小さい写真でも確実に見分けるには、次の2点を見てください。
- カード左下の型番:ARは「108/103 AR」、通常版は「049/103」。レアリティ表記の有無がもっとも確実です
- イラストの枠:ARはイラストがカード全面に広がる横断デザイン。通常版はイラストが枠内に収まり、その下に「全国図鑑No.0145 でんきポケモン 高さ1.6m 重さ52.6kg」の帯が入ります
加えて、イラストレーターが違います。AR(108)はmashu氏の鮮やかな色面構成、通常版(049)はHYOGONOSUKE氏による雷雲を背にした写実寄りの構図です。カード下部の「Illus.」表記でも判別できます。
ℹ️ 特性・ワザ・HP・弱点・にげるはAR版と通常版で完全に同一です(当編集部が両カードの公式画像を照合して確認)。対戦で使うだけなら、通常版(049/103)を選ぶほうが圧倒的に安く済みます。ARはイラスト違いの上位レアリティであって、性能が上がるわけではありません。
対戦での立ち位置|相場を支える要因にはなりにくい
サンダーはHP120のたねポケモン。特性「はじけるはばたき」はファイヤーとフリーザーの両方を自分の場に並べて初めて起動するという重い条件で、ワザ「らいごう」は雷3個+無色1個の計4個で210ダメージ、しかも自分にも60ダメージが返ってきます。
三鳥3種をベンチに揃える構築は、非exのたねポケモン3体でベンチを圧迫し、かつ相手にサイド1枚ずつを渡す形になります。環境デッキとして成立する性能ではなく、ロマン枠のファンデッキ向けと評価するのが妥当です。
裏を返せば、サンダー ARの価格を支えるのは対戦需要ではなく、イラスト評価と三鳥セットのコレクション需要だということです。値上がり幅は限定的になりやすい一方、デッキ環境の変化には振り回されにくい性質を持ちます。
よくある質問
サンダー AR(M6a 108/103)の買取価格はいくらになりそうですか?
当編集部の中央予想は発売初動で買取800〜1,200円・販売2,200円前後です(素体・美品/ショップ提示額ベース)。弱気シナリオで買取400〜600円、強気シナリオで買取1,800〜2,500円と幅を持たせています。2026年9月13日時点では発売前のため実取引データは存在しません。発売後の実測値はサンダー AR(108/103)のカードページで随時更新します。
サンダー ARは30周年パックの当たりカードですか?
AR枠のなかでは上位ですが、弾全体では当たりの上位には入りません。本弾の当たり上位はFURのミュウex(135/103・中央予想15万円)とミュウツーex(134/103・同13.5万円)、ピカチュウex SARの2種(126・127/103・同6万〜6.5万円)です。AR帯は数百円〜数千円のゾーンで、当たりというよりコレクション枠と考えるのが実態に近い位置づけです。弾全体の序列は30th CELEBRATION 当たりカードランキングで解説しています。
サンダー ARの封入率はどれくらいですか?
公式は封入率を公表していません。当編集部はAR枠全体を1BOXに約4枚と想定しており、AR全20種(104〜123)のうち特定1種を狙う場合は約5.4BOXに1枚(1BOXで出る確率は約18.6%)という計算になります。定価換算の期待コストは約39,000円です。直近弾ストームエメラルダのAR(12種・約3〜4BOXに1枚)と比べると、種類数が増えたぶん1種あたりの希少度は上がっています。いずれも仮定値であり、公式値でも実測値でもありません。
ファイヤー AR・フリーザー ARと価格差はつきますか?
大きな差はつきにくいと予想します。3枚とも同じmashu氏のイラストで、HP・特性設計・カードデザインが揃った1組として作られているためです。直近弾でも、対の構図で設計されたカイオーガ ARとグラードン ARは発売日から1か月にわたり販売・買取とも一度も価格が分かれませんでした。差がつくとすればキャラクター人気の差によるものですが、初動では1〜2割の範囲に収まると見ています。
通常版のサンダー(049/103)とはどう違いますか?
性能は完全に同じで、イラストとレアリティだけが違います。特性「はじけるはばたき」、ワザ「らいごう」210、HP120、弱点闘×2まですべて共通です。見分け方はカード左下の型番(「108/103 AR」か「049/103」か)が確実。30th CELEBRATIONは全カードがキラ仕様なので、キラかどうかでは判別できない点にご注意ください。対戦で使うだけなら通常版のほうが安く済みます。
サンダー ARはスタンダードで使えますか?
使えます。レギュレーションマークはJで、2026年1月23日以降のスタンダードレギュレーション(H・I・J)に含まれます。なお、同じ30th CELEBRATIONでも136〜165番の特別仕様再録カード30種はスタンダードで使用できません(公式発表)。ARはこの制限の対象外です。ただしサンダー自体はHP120の非exポケモンで、特性の起動条件も重いため、競技的なデッキ採用は期待しにくい性能です。
PSA鑑定に出す価値はありますか?
採算目的であればおすすめしにくい状況です。2026年9月15日以降、通常グレーディングの最安サービスは新設された「スタンダード」(1枚9,980円・申告価格15万円以下・予定納期100営業日)で、これに保険料・返送料を加えた総コストは12,000〜15,000円程度になります。素体の中央予想2,200円に対して約5〜7倍で、PSA10が1万5千円を大きく超えない限り採算は成立しません。AR帯はPSA10市場そのものが薄いのが実情です。従来の「レギュラー」は同日から「プライオリティ」(11,980円・予定納期80営業日)へ名称変更されており、バリュー系4プランは受付停止中です。
三鳥AR3枚を揃えるなら、いつ買うのが得ですか?
10月〜11月の調整期がおすすめです。初動は供給が抽選分に限られるため高値がつきやすく、開封が進むにつれて価格は落ち着きます。またセット需要のあるカードは値動きが連動するため、「安いほうから1枚ずつ買い足す」戦略は機能しにくいのが実際です。3枚まとめて確保するほうが、結果的に安く早く揃います。定価BOXでの自引きは3枚コンプまで期待9.9BOX(約71,000円相当)かかる計算で、シングル購入の約11倍です。
まとめ
- サンダー AR(M6a 108/103)の中央予想は発売初動で販売2,200円前後・買取800〜1,200円(素体・ショップ提示額ベース/2026年9月13日時点の発売前予想)
- AR全20種(104〜123)のなかでは上位グループ。直近弾では伝説ポケモンのARがAR枠トップに立った実績がある
- 最大の材料は三鳥AR3枚(105ファイヤー・107フリーザー・108サンダー)のセット需要。3枚ともmashu氏のイラストで、特性が互いを名指しする設計
- 狙いの1種は約5.4BOXに1枚(想定)。定価換算で約39,000円かかるため、シングル購入のほうが合理的
- 3枚コンプはシングルで約6,600円、定価BOX自引きなら期待9.9BOX=約71,000円相当と約11倍の差
- 公式カードリストでSAR枠が10枠と判明。上位レアの受け皿が増えたぶん、AR帯への予算流入は細りやすい
- 対戦性能は環境レベルではなく、相場を支えるのはイラスト評価とコレクション需要。そのぶん値持ちは良い価格帯
- PSA鑑定は採算目的なら非推奨。2026年9月15日以降の最安「スタンダード」でも総コストは素体価格の約5〜7倍、納期100営業日
🔎 発売後の買取相場・価格推移は、サンダー AR(M6a 108/103)のカードページおよび30th CELEBRATION の価格・買取ページで随時更新します。弾全体の当たり相場は30th CELEBRATION 当たりカードランキングもあわせてご覧ください。
🔗 ポケカ30周年の関連ガイド
・商品の全ラインナップ・FUR・収録カードの全体像:ポケカ30周年 記念商品まとめ
・弾全体の当たり序列とBOX期待値:30th CELEBRATION 当たりカードランキング
・店舗別の予約・抽選申込の方法:予約・抽選申込ガイド
・当選確率・倍率・偽サイト対策:抽選攻略ガイド
・1パック1枚確定の基本エネルギー8種:30周年の基本エネルギー 価格予想
・直近弾のAR実測データ:カイオーガ AR(M6 080/076)の買取価格・相場
📝 免責事項・著作権表記
※本記事は2026年9月13日時点の発売前予想です。掲載している価格はすべて当編集部の予想値であり、実測値ではありません。将来の価格を保証するものではありません。
※比較対象として掲載したストームエメラルダ(M6)の価格は、2026年7月31日および8月26日時点の実測値です(販売価格は遊々亭・カードラッシュ、買取価格は遊々亭およびおたちゅう。秋葉原2号店の提示額)。相場は日々変動し、店舗・カードの状態によっても異なります。
※BOX相場(直近48時間中央値32,998円)は2026年9月9日時点の当社集計値です。最新値はBOX相場ページでご確認ください。
※封入率および自引きに必要なBOX数は公式非公表のため、当編集部の想定値にもとづく試算です。1BOX=20パック・7,200円(税込)は公式サイトに記載がなく、各販売店の商品情報に基づく数値です。
※収録構成(AR20種・SAR10種・FUR2種・特別仕様再録30種)は2026年9月9日公開の公式カードリストに基づきます。AR帯の119番・121番は9月13日時点でカード画像が未公開です。
※検索ボリュームはSemrush(jpデータベース・2026年9月時点)の数値です。
※PSAの料金・サービス名・予定納期はPSA Japan公式「サービスレベル変更のお知らせ[2026年9月]」(2026年9月10日発表)に基づく2026年9月15日以降の内容です。最新情報はPSA Japan公式サイトでご確認ください。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の購入・売却を推奨・勧誘するものではありません。投資助言に該当する内容は含みません。
※カード名・商品情報はポケモンカードゲーム30周年特別サイト、レギュレーションはポケモンカードゲーム公式サイトに基づきます。
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