2026年9月16日(水)に世界同時発売されるMEGA 拡張パック「30th CELEBRATION」に、1996年の第1弾拡張パックに収録されたリザードン(LV.76)が当時のカードデザインのまま再登場します。型番はM6a 137/103、イラストは有田満弘氏。ポケモンカード30周年を象徴する1枚として、発売前から最注目のカードです。
この記事では、20周年(CP6)・25周年(S8a-P)の同系統リザードンが現在いくらで取引されているのかという実データを起点に、M6a 137/103の初動価格をシナリオ別に予想します。価格データはすべてトレカジャパンが収集した実際の取引・出品データ(2026年8月時点)です。
目次
- リザードン M6a 137/103の基本情報とカードデータ
- 結論:初動価格の予想レンジ
- 根拠①:20周年・25周年リザードンの現在の相場
- 根拠②:価格を左右する4つの変数
- シナリオ別の価格予想
- 買い時・売り時の判断軸
- 入手方法とコストの比較
- PSA鑑定に出す価値はあるか
- よくある質問
リザードン M6a 137/103の基本情報とカードデータ


| カード名 | リザードン LV.76 |
|---|---|
| 型番 | M6a 137/103 |
| 収録商品 | MEGA 拡張パック「30th CELEBRATION」 |
| 発売日 | 2026年9月16日(水)/世界同時発売 |
| 希望小売価格 | 1パック360円(税込)/1BOX 20パック 7,200円(税込) |
| イラストレーター | 有田満弘(Mitsuhiro Arita) |
| カードデータ | 2進化/炎/HP120/特殊能力「エナジーバーン」/ワザ「ほのおのうず」(炎4・100ダメージ)/弱点:水/抵抗力:闘 -30/にげる:3 |
| レアリティ | 公式未発表(30周年特別仕様の再録カード30枚のうち1枚) |
「復刻」ではなく「当時のカードそのもの」の再現
ポケモンカードゲーム30周年特別サイトによれば、30th CELEBRATIONには30年の歴史を象徴するカード30枚が特別仕様で登場します。M6a 137/103はそのうちの1枚で、1996年発売の第1弾拡張パックのリザードンがモチーフです。
注目したいのは再現度です。HP120、ワザ「ほのおのうず」100ダメージ、にげる3、弱点:水、抵抗力:闘 -30、さらに「モンスターカードに重ねて使います。」という当時の表記まで、1996年版のカード面をそのまま再現しています。20周年のCP6版がHP150・ワザ200ダメージと現代仕様にアレンジされていたのとは対照的で、この点が価格形成の重要な差別化要素になります。
1996年版との見分け方も明快です。M6a版はイラスト右下に30周年記念のピカチュウマークが入り、型番は「M6a 137/103」。当時のカードとは裏面も異なるため、判別に迷うことはありません。
なお公式は、これら特別仕様の再録カードについて現行のスタンダードレギュレーションでは使用できないと明記しています(元となったカードが使えるレギュレーションでは使用可)。つまりこのカードの価格は、対戦需要が一切乗らない純粋なコレクション需要だけで決まります。
結論:初動価格の予想レンジ
過去2回の周年リザードンの実勢価格と、30th CELEBRATIONの商品設計から逆算した予想が以下です。
| 時期 | 未鑑定・美品 | PSA10 |
|---|---|---|
| 発売週(9月中旬) | 20,000〜35,000円 | 鑑定品ほぼ流通なし |
| 発売1〜2か月後 | 15,000〜25,000円 | 40,000〜70,000円 |
| 発売半年後 | 15,000〜30,000円 | 35,000〜60,000円 |
ポイントは3つです。
- 発売直後が最高値になりやすい。開封が集中する前の品薄期に価格がつき、供給が追いつくと下がるのが新弾カードの典型パターンです。
- 1〜2か月後に一度沈む。開封のピークとPSA鑑定品の市場流入が重なり、未鑑定・PSA10ともに軟化しやすい局面です。
- 中長期の上値余地は大きい。20周年・25周年のリザードンはいずれも発売から年数を重ねて価格を伸ばしており、このカードも同じ経路をたどる可能性があります。
ただし最大の不確定要素は封入率が未発表であること。これ次第でレンジは大きくブレます。詳しくはシナリオ別の価格予想で解説します。
根拠①:20周年・25周年リザードンの現在の相場
予想の土台になるのが、同じ「初代リザードン × 周年記念」という組み合わせのカードたちです。トレカジャパンが集計したPSA10の実勢価格(2026年8月時点)を並べます。
| カード | 収録 | PSA10相場 | 出品数 |
|---|---|---|---|
| リザードン ★(旧裏面) | 拡張パック第1弾(再販) | 約480万円 | 6件 |
| リザードン R 1ED(20周年) | CP6 011/087(2016年9月) | 約15万3,000円 | 43件 |
| リザードン(25周年) | S8a-P 001/025(2021年10月) | 約12万円 | 253件 |
| リザードン(30周年) | M6a 137/103(2026年9月) | 発売前 | — |
20周年(CP6):Rレアリティでも10年で15万円台
20周年記念パック「20th Anniversary」の発売日は2016年9月16日。30th CELEBRATIONは、ちょうど10年後の同じ月日に発売されることになります。
このパックに収録されたリザードンR(CP6 011/087)の1st Edition版は、PSA10の直近取引が約15万3,000円、過去7日平均も約15万3,000円で推移。出品は43件と、需給がしっかり噛み合った厚みのある市場です。
重要なのはこれがRレアリティ、つまりパック内では最高レアではないカードだという点。それでも10年でPSA10が15万円台に到達しました。「拡張パック本体に入っている周年リザードンは、レアリティが低くても長期で伸びる」という前例として、M6a 137/103を考えるうえで最も参考になる事例です。
25周年(S8a-P):出品253件でも12万円を維持
2021年10月発売のプロモカードパック「25th ANNIVERSARY edition」のリザードン(S8a-P 001/025)は、PSA10の直近取引が約12万円、過去7日平均が約12万7,000円。出品数は253件と潤沢で、7日間で-3.1%、30日間で-7.4%とやや調整局面にあります。
未鑑定品はカードラッシュで84,800円〜97,800円(状態A-で79,800円、状態Bで59,800円)というレンジ。PSA10と未鑑定美品の価格差は約1.3〜1.5倍にとどまります。PSA10の出品が253件も並んでいることが示すとおり、鑑定品が潤沢に流通した結果、鑑定プレミアムが希薄化しているためです。M6a 137/103も同じ道をたどる可能性が高く、後述の鑑定採算の判断に直結します。
30周年版が過去2回と決定的に違う点
ただし、この2つをそのまま当てはめることはできません。流通経路とカード仕様が違うためです。
- 25周年版は拡張パック本体ではなく、別枠のプロモカードパック収録。全25種からランダム1枚封入で、入手経路が限られていました。対して30周年版は拡張パック本体に収録されるため、供給量は構造的に多くなります。
- 20周年版は現代仕様にアレンジされたカード(HP150・ワザ200ダメージ)。30周年版は当時のカード面をそのまま再現しており、「復刻の忠実さ」という点ではむしろ優位です。
- 30th CELEBRATIONは世界同時発売。海外市場にも同時に商品が行き渡るため、日本語版が先行して品薄になるという構図は生まれにくくなります。
根拠②:価格を左右する4つの変数
変数1:封入率(影響度:最大)
最も価格を動かす要素でありながら、現時点で公式発表がありません。判明しているのは以下の構成です。
- 1パック6枚すべてがキラカード仕様、1BOX=20パック
- 6枚のうち基本エネルギー1枚と30周年ピカチュウ1枚が確定枠(ポケモンセンターオンライン商品情報)
- 通常カードは103種+レギュラーナンバーを超えるハイレア枠(AR・FUR・特別仕様の再録30枚など)
見落とされがちですが、確定枠が2枚あるということは、リザードンを含むランダム枠は1パックあたり実質4枚だということです。ここに103種の通常カードとハイレア枠がすべて詰め込まれるため、特定の1枚を狙う難易度は数字以上に高くなります。
M6a 137/103は通し番号103番を超えるハイレア帯に位置します。仮に「特別仕様の再録30枚が1BOXに1枚出る」設計だとすると、リザードンをピンポイントで狙う期待値は30BOX=約21万6,000円分。この計算だけでも、自引きよりシングル購入のほうが合理的なケースが多いことがわかります。
変数2:出荷量と再販の有無
周年記念パックは再販頻度が低く、絶版化しやすい傾向があります。実際、20周年のCP6は現在BOX相場が約11万5,000円、25th ANNIVERSARY COLLECTIONのBOXは約7万4,750円と、いずれも定価を大きく上回っています。
一方で30th CELEBRATIONは世界同時発売という大規模展開であり、25周年時と同等かそれ以上の出荷が想定されます。「周年だから絶対に品薄」と決め打ちするのは危険で、初回出荷量と年内の再販有無が中期の相場を大きく左右します。
変数3:対戦需要がゼロであること
前述のとおり、このカードは現行スタンダードで使用できません。デッキ用の実需が発生しないため、価格の下支えはコレクター需要のみです。これは価格が下がるときに底が抜けやすい構造でもあります。
もっとも、20周年・25周年のリザードンも同様にプレイ需要が乏しいまま高値を維持しており、リザードンというIPの強さがそれを補っているのが実態です。
変数4:30周年イヤーというカレンダー効果
ポケモンカードゲームの日本での第1弾発売は1996年10月。2026年10月に節目を迎えるため、9月の発売から10月にかけては関連商品・メディア露出が集中します。この期間は相場が実力以上に押し上げられやすい一方、イベント通過後に反落するリスクも同時に抱えます。
シナリオ別の価格予想
封入率の想定別に、発売週の未鑑定美品の価格を3パターンで予想します。
| シナリオ | 前提 | 発売週の予想価格 |
|---|---|---|
| 強気 | 再録30枚がSAR/UR級の低封入率(数BOXに1枚)。初回出荷が絞られる | 45,000〜70,000円 |
| 中心(本命) | 再録30枚が1〜2BOXに1枚程度。リザードンは30枚中でも突出した人気 | 20,000〜35,000円 |
| 弱気 | 再録枠が1BOXに複数枚。年内に大規模再販 | 8,000〜15,000円 |
中心シナリオを本命に置く理由は2つあります。第一に、拡張パック本体収録という時点で25周年のプロモパック版より供給が多くなること。第二に、それでもリザードンは30枚の再録のなかで単独首位の人気であり、開封勢の売却が一巡するまでは高値が維持されやすいことです。
PSA10については、発売直後は鑑定品がほぼ存在せず、市場に出回り始めるのは発売1〜2か月後。この時期の価格は未鑑定美品の1.5〜2.2倍程度が目安で、中心シナリオなら40,000〜70,000円のレンジに収まると見ています。
買い時・売り時の判断軸
買うなら:発売2〜6週間後を狙う
発売直後は品薄プレミアムが乗り、実力以上の価格がつきやすい局面です。開封が一巡し、出品数が増え始める発売2〜6週間後が、中心シナリオでは最も価格が緩みやすいタイミングと考えられます。
判断の目安は出品数の推移です。出品が増え続けているうちは供給過多で価格が下がりやすく、出品数が頭打ちになったタイミングが底のサインになります。相場ページで出品件数と直近取引額の両方を確認してください。
売るなら:発売週か、30周年イヤー通過前
自引きしたカードを短期で現金化するなら、値崩れ前の発売週から2週間以内が最有力です。中長期保有を選ぶ場合は、20周年・25周年の前例どおり数年単位での上昇を狙うことになりますが、その場合は保管品質の維持が前提になります。
1つ注意したいのが、30周年関連の話題が集中する2026年10月を過ぎた後の反落リスクです。イベント効果で膨らんだ相場は、話題が落ち着くと調整に入りやすい傾向があります。
入手方法とコストの比較
| 方法 | コスト | 向いている人 |
|---|---|---|
| 抽選・予約でBOX購入 | 7,200円/BOX(定価) | 開封を楽しみたい人。ただし狙い撃ちはできない |
| 転売BOXを購入 | 定価を上回る想定 | 期待値では不利になりやすい |
| シングル購入 | 予想20,000〜35,000円 | リザードンだけが目的の人。最も確実で安い |
「リザードン137/103が欲しい」という目的に限れば、答えははっきりしています。シングル購入が最も合理的です。前述のとおり自引きの期待コストはBOX数十箱分に達する可能性があり、これは予想シングル価格を大きく上回ります。
なおポケモンセンターオンラインのBOX抽選では、プレイヤーズクラブの本人認証済み枠と未認証枠が設けられ、当選数の大半が本人認証済みの枠に割り当てられる方式が採られています。定価での入手を狙うなら、事前の本人認証が実質的な前提条件です。
抽選・予約の具体的な申込先やスケジュールはポケカ30周年 30th CELEBRATION 抽選はどこ?当選確率と応募方法、商品ラインナップ全体はポケカ30周年予約ガイドで解説しています。
PSA鑑定に出す価値はあるか
結論から言うと、発売直後のカードを鑑定に出す採算は、想像よりシビアです。判断材料になるのが25周年リザードンの実績です。
- 未鑑定美品:84,800円〜97,800円(カードラッシュ)
- PSA10:約12万円(トレカジャパン集計の実勢価格)
- 価格差:約1.3〜1.5倍
新弾カードはパック開封直後の状態が良いためPSA10の取得率が高く、その分だけPSA10が大量に市場に出て鑑定プレミアムが薄まります。25周年リザードンのPSA10が現在253件も出品されている状況が、その典型です。
そのうえで、鑑定を検討する価値があるのは次のようなケースです。
- 複数枚を確保でき、まとめて提出して単価を下げられる場合
- 短期売却ではなく、数年単位で保有する前提の場合(鑑定品はコンディション劣化リスクを固定できる)
- センタリング・エッジ・表面に明確な問題がなく、PSA10取得の見込みが高い個体
逆に1枚だけを短期利益目的で鑑定に出すのは、鑑定費用と往復送料、鑑定期間中の相場変動リスクを踏まえると割に合わないケースが多くなります。鑑定料金は申告価格帯とサービスレベルによって異なり、改定もあるため、提出前にPSA Japanの公式サイトで最新の料金体系を確認してください。
よくある質問
リザードン M6a 137/103はいくらになりますか?
発売週の未鑑定美品で20,000〜35,000円が本命の予想レンジです。封入率が低ければ45,000〜70,000円、逆に再録枠が出やすい設計なら8,000〜15,000円まで下がる可能性もあります。いずれも発売前の推定であり、実勢価格は相場ページで発売後に毎日更新します。
リザードン137/103のレアリティは何ですか?
2026年8月時点で公式からレアリティ表記は発表されていません。判明しているのは、ポケモンカードゲーム30周年を記念した特別仕様の再録カード30枚のうちの1枚であること、そして通し番号が103番を超えるハイレア帯に置かれていることです。
30周年のリザードンは対戦で使えますか?
現行のスタンダードレギュレーションでは使用できません。ポケモンカードゲーム30周年特別サイトが、特別仕様で再登場したカードはスタンダードでは使えず、元となったカードが使用できるレギュレーションでのみ使用可能と案内しています。
20周年・25周年のリザードンと何が違いますか?
20周年のCP6版はHP150・ワザ200ダメージと現代仕様にアレンジされていましたが、30周年版はHP120・ほのおのうず100ダメージという1996年当時のカード面をそのまま再現しています。また25周年版は拡張パック本体ではなく別枠のプロモカードパックに収録されていましたが、30周年版は拡張パック本体に収録される点も異なります。
自引きとシングル購入はどちらが得ですか?
リザードン137/103のみが目的ならシングル購入が有利です。仮に特別仕様の再録30枚が1BOXに1枚の設計だとすると、狙い撃ちの期待コストは30BOX分で約21万6,000円相当となり、予想シングル価格を大きく上回ります。開封体験そのものを楽しみたい場合を除けば、シングルでの購入が合理的です。
まとめ
- リザードン M6a 137/103は、1996年第1弾拡張パックのカード面を忠実に再現した30周年記念の再録カード
- 発売週の予想は未鑑定美品で20,000〜35,000円。封入率次第で上下に大きくブレる
- 20周年(PSA10 約15万3,000円)・25周年(PSA10 約12万円)の前例から、中長期の上値余地は大きい
- 短期の買い時は発売2〜6週間後。出品数の増加が止まったタイミングが目安
- PSA10と未鑑定美品の価格差は1.3〜1.5倍にとどまる可能性が高く、鑑定は採算を計算してから
30th CELEBRATION全体の当たりカードと相場は30th CELEBRATIONの当たり・高騰カードまとめ、収録カードの一覧は拡張パック『30th CELEBRATION』のカード一覧、リザードン全カードの相場はリザードンのPSA10一覧・価格相場から確認できます。
※商品情報の出典:ポケモンカードゲーム30周年特別サイト、ポケモンセンターオンライン商品ページ/価格データはトレカジャパン集計(2026年8月時点)。価格は変動します。本記事の予想は将来の価格を保証するものではありません。






