この記事では、スターターセットex「ゾロア&ゾロアークex」の当たりカード「ゾロア(AR)MEZ 020/019」の初動相場を解説します。2026年7月31日の発売を受け、各ショップの実売・買取価格を取得し、発売前予想との差、未開封デッキとバラ売りの損得、PSA鑑定の判断材料まで整理しました。
目次
- ゾロア(AR)の初動相場【2026年8月3日時点】
- 3種スターターセットexのAR初動比較
- 開封すべき?未開封デッキとバラ売りの損得
- なぜゾロアARが「当たり」なのか
- PSA10鑑定に出す価値はある?
- 今後の上振れ・下落要因
- 型番・収録・基本情報
- よくある質問
ゾロア(AR)の初動相場【2026年8月3日時点】

ゾロア(AR)MEZ 020/019は、2026年7月31日(金)発売の構築済みデッキ「スターターセットex ゾロア&ゾロアークex」に確定封入されるフルイラスト(AR)カードです。発売から3日が経過し、各ショップで実際の価格がついています。
| ショップ | 区分 | 価格(素体・未鑑定) |
|---|---|---|
| 遊々亭 | 販売 | 1,980円(在庫切れ) |
| 晴れる屋2 | 販売 | 2,000円(在庫あり) |
| カードラボ | 買取 | 1,000円(募集5枚) |
| PSA10相場 | - | 鑑定品の流通待ち。データ蓄積後に掲載予定 |
※各ショップ提示価格(2026年8月3日取得)。発売前の予想は販売約3,000円・買取約2,000円でしたが、実際の初動は販売2,000円前後・買取1,000円で、予想をやや下回る着地となりました。
販売価格が2つのショップとも2,000円前後でそろっており、初動の実勢としては安定しています。一方で買取は1,000円と、販売価格のおよそ半分。ARクラスの新弾カードとしては標準的なスプレッドですが、「買取2,000円」を前提に売却を考えていた方は注意が必要です。
主役のゾロアークex(RR)MEZ 007/019は販売320〜650円にとどまっており、同じ確定封入でもARとの差は明確です。フルイラストのARはコレクション需要が厚く、相場が一段高くなります。
3種スターターセットexのAR初動比較
2026年7月31日には、スターターセットexが3種同時発売されました。それぞれにフルイラストのARが1枚ずつ確定封入されています。初動の実勢価格は以下のとおりです。
| AR(収録セット) | 販売(遊々亭/晴れる屋2) | 買取(カードラボ) |
|---|---|---|
| イーブイ(AR)020/019 (イーブイex) |
2,980円/3,500円 | 1,500円 |
| ゾロア(AR)020/019 (ゾロア&ゾロアークex) |
1,980円/2,000円 | 1,000円 |
| ニャオハ(AR)018/017 (ニャオハ&マスカーニャex) |
1,980円/2,300円 | 800円 |
※各ショップ提示価格(2026年8月3日取得)。イーブイAR・ゾロアARは遊々亭・晴れる屋2ともに在庫切れまたは残少で、実勢はこの水準よりやや上振れする可能性があります。
発売前予想との「順位入れ替わり」
注目すべきは、発売前の予想とランキングが入れ替わった点です。発売前は「ニャオハ>イーブイ>ゾロア」と予想されていましたが、初動実績はイーブイ>ゾロア>ニャオハとなりました。
- イーブイAR:予想買取4,300円に対し実績1,500円。予想は下回ったものの、3種で最も高い水準を維持し、両ショップで在庫切れ。ブイズ人気の強さが表れています。
- ゾロアAR:予想買取2,000円に対し実績1,000円。下振れ幅は3種の中で最も小さく、相対順位を1つ上げて2番手に浮上しました。
- ニャオハAR:予想買取5,000円に対し実績800円。予想1位から最下位への転落で、下振れ幅が突出しています。御三家人気を織り込んだ発売前予想が、実需とかみ合わなかった形です。
つまりゾロアARは、絶対額こそ3種の中で中位ですが、発売前予想からの下振れが最も小さい=相場の読みやすいカードだったと言えます。ゾロアークというキャラクターの需要が、事前の期待値に頼らず実際に価格を支えている証拠です。
開封すべき?未開封デッキとバラ売りの損得

初動でもっとも判断に迷うのが「開封するか、未開封のまま置くか」です。数字で比較すると答えははっきりしています。
| デッキ定価 | 1,800円(税込) |
|---|---|
| 未開封デッキの買取 | 約6,800円(2026年7月31日時点の調査値) |
| 収録20種を1枚ずつ 買いそろえた場合の販売合計 |
約4,310円(晴れる屋2の販売価格を単純合計) |
| 開封後の主な資産 | ゾロアAR 買取1,000円+ゾロアークex・汎用カード(数十〜数百円) |
ポイントは、未開封デッキの買取額(約6,800円)が、収録カード20種をショップで1枚ずつ買いそろえる金額(約4,310円)を上回っている点です。これは中身の価値ではなく、抽選・品薄による未開封商品そのものへのプレミアムが価格を作っていることを意味します。
したがって初動時点での判断は次のとおりです。
- 売却目的なら:開封せず未開封のまま。開封してバラで売ると、ゾロアAR買取1,000円+端数となり、大きく目減りします。
- プレイ目的なら:開封して問題ありません。ボスの指令・リーリエの決心・ハイパーボールなどの汎用カードが1,800円で一式そろうため、単品購入より割安です。
- ゾロアARだけ欲しいなら:デッキを買わずシングルで2,000円前後を狙うほうが合理的です。
※未開封デッキの買取プレミアムは品薄・抽選需要を織り込んだ一時的なものです。再販が進めば定価前後へ収れんする可能性が高く、長期保有の判断は慎重に行うことをおすすめします。
なぜゾロアARが「当たり」なのか
過去のゾロアARの実績
ゾロアARが確定封入でありながら2,000円規模を保っているのは、過去のゾロアARが底堅く取引されてきた実績があるためです。
- ゾロア AR(ホワイトフレア/SV11W 140/086):素体(未鑑定)の販売価格は2,480円(遊々亭・2026年8月3日時点)。1年以上前のカードながら、安くなりやすいARの中で価格を維持しています。
- ゾロア AR(スターターセットex/MEZ 020/019):販売2,000円前後。確定封入という供給条件の差を考えれば、ホワイトフレア版に近い水準です。
供給量の多い構築済みデッキ収録で2,000円台を保てているのは、ゾロアというキャラクターへの需要が価格を下支えしているためです。
ブラック・ホワイト世代のゾロアーク人気
ゾロア・ゾロアークは、『ブラック・ホワイト』世代から登場した悪タイプで、ミステリアスなデザインとトリッキーな戦い方から根強い人気を持つポケモンです。人気トレーナー「N」とともに描かれたNのゾロアークex SAR(M2a 242/193)は、PSA10で1万5千円前後を維持しています(2026年8月3日時点・トレカジャパン調べ)。ゾロアークというキャラクターの需要の厚さがうかがえます。
イラスト重視のARは対戦環境に左右されにくく、長期的にコレクターの需要が価格を支えます。
PSA10鑑定に出す価値はある?
PSA鑑定は、カードの状態を10段階で評価する第三者鑑定サービスです。鑑定費用は代行業者利用で1枚あたり約5,000〜8,000円が一般的な目安です(業者により異なります。正確な費用はPSA Japan公式または代行業者サイトでご確認ください)。
結論:初動時点で、売却益を目的としたゾロアAR(MEZ)の鑑定は推奨できません。
理由は単純で、素体価格2,000円に対して鑑定費用が5,000〜8,000円と、素体の2.5〜4倍にのぼるためです。仮にPSA10を取得しても、鑑定費用を回収するには最低でも7,000〜10,000円で売れる必要があります。
参考になるのが、同じゾロアARであるホワイトフレア版の数字です。
| ホワイトフレア版 素体 | 2,480円(遊々亭) |
|---|---|
| ホワイトフレア版 PSA10 | 直近取引11,000円/販売中の最安10,400円(8件) |
| 差額 | 約8,500円(鑑定費用5,000〜8,000円とほぼ拮抗) |
※2026年8月3日時点・トレカジャパン調べ(PSA10)および遊々亭提示価格(素体)。
1年以上価格が熟成したホワイトフレア版ですら、鑑定費用を差し引くとほぼ収支トントンです。発売直後で素体がそれより安いMEZ版は、さらに条件が厳しくなります。
ただし、次のケースでは鑑定に意味があります。
- コレクション目的:状態保全とディスプレイ価値が目的なら、収支計算とは別の判断になります。
- 相場が熟成してから:PSA10の実売データと取得率が出てから判断すれば、リスクを大きく減らせます。
なお主役のゾロアークex(RR)は素体320〜650円で、鑑定費用だけで確実に赤字となるため、売却益目的の鑑定には向きません。
今後の上振れ・下落要因
初動を通過したゾロアARの相場が中期的に動くとすれば、次のような要因が考えられます。
- 上振れ要因:在庫切れの継続:遊々亭・晴れる屋2ともにARは在庫切れまたは残少です。抽選販売の当選分が市場に出そろうまでは、供給が需要に追いつかず価格が下支えされる可能性があります。
- 上振れ要因:周年・ハイクラスパックの時期:2026年9月16日発売の30周年関連商品など、大型商品の話題は人気ポケモンの相場を押し上げやすいタイミングです。
- 上振れ要因:上位レア・関連カードの登場:Nのゾロアークex SARのように、今後ゾロアーク関連の上位レアが登場すると、ゾロア系カード全体に注目が波及する可能性があります。
- 下落要因:再販とデッキの供給増:スターターセットは販売数が多い商品です。再販が進んで供給が潤沢になると、現在の水準からさらに下落する展開が想定されます。
- 下落要因:買取価格の据え置き:買取1,000円は販売の約半値です。ショップの在庫が満たされれば買取が先に下がりやすく、売却タイミングの見極めが必要です。
総じて、初動価格は予想を下回ったものの3種のARの中では下振れが最も小さく、ゾロアーク人気を背景に底堅い需要が続くと見込まれます。短期の値上がりを狙うより、「好きなポケモンのコレクション」として手に入れるのがおすすめです。
型番・収録・基本情報

| カード名 | ゾロア(AR) |
|---|---|
| 型番 | MEZ 020/019 |
| レアリティ | AR(アートレア・フルイラスト) |
| レギュレーション | J |
| 収録商品 | スターターセットex ゾロア&ゾロアークex(2026年7月31日発売・税込1,800円) |
| カードスペック | たねポケモン・HP70・悪タイプ。ワザ「ふむ」10ダメージ/「ひっかく」30ダメージ。弱点:草×2、にげる:無色1。 |
| イラストレーター | GOSSAN(ごっさん) |
収録カード全20種の価格はスターターセットex ゾロア&ゾロアークexのカード一覧で確認できます。商品全体の評価はスターターセットex ゾロアークexは買うべき?もあわせてご覧ください。
同時発売のイーブイex・ニャオハ&マスカーニャex、および拡張パック「ストームエメラルダ」の当たりカードも同日発売です。
よくある質問
ゾロア(AR)の型番は?
MEZ 020/019(スターターセットex ゾロア&ゾロアークex収録)です。レギュレーションマークはJ、フルイラストのAR仕様カードです。
ゾロア(AR)の初動相場はいくら?
2026年8月3日時点で、素体(未鑑定)の販売が遊々亭1,980円・晴れる屋2で2,000円、買取がカードラボ1,000円です。発売前予想(販売約3,000円・買取約2,000円)はやや下回る着地となりました。最新の相場は本ページ上部の価格情報でご確認ください。
スターターセットex ゾロア&ゾロアークexの当たりカードは?
フルイラストのゾロア(AR)020/019が本セット最大の当たりです(販売2,000円前後・買取1,000円)。主役のゾロアークex(RR)007/019は販売320〜650円のため、当たりはARとなります。
3種のスターターセットexのARで一番高いのは?
初動実績ではイーブイ(AR)が販売2,980〜3,500円・買取1,500円で最も高く、次いでゾロア(AR)が販売1,980〜2,000円・買取1,000円、ニャオハ(AR)が販売1,980〜2,300円・買取800円です。発売前はニャオハが1位と予想されていましたが、実際は3位に落ち着きました。
デッキは開封したほうがいい?
売却目的なら未開封のままがおすすめです。未開封デッキの買取は約6,800円(2026年7月31日時点の調査値)で、収録カード20種を1枚ずつ買いそろえる金額(約4,310円)を上回ります。開封してバラで売ると大きく目減りします。プレイ目的なら、汎用カードが一式そろうため開封して問題ありません。
ゾロア(AR)はPSA10鑑定に出す価値がある?
売却益が目的なら、初動時点ではおすすめできません。素体2,000円に対し鑑定費用が5,000〜8,000円かかるためです。参考として、同じゾロアARのホワイトフレア版は素体2,480円・PSA10が11,000円前後で、差額約8,500円と鑑定費用がほぼ拮抗しています。コレクション目的、またはPSA10の実売データと取得率が出てからの判断をおすすめします。
※本ページの価格は2026年8月3日時点の各ショップ提示価格および当社調査値であり、日々変動します。発売後の最新相場は本ページ上部の価格情報でご確認ください。







