2026年9月4日、ポケモンカードゲーム30周年の大型イベント「ポケモンカードゲーム 30th CELEBRATION EVENT」の特設サイトが公開され、同時に入場抽選の応募受付がスタートしました。日程と会場しか出ていなかった状態から一気に情報が出そろい、応募締切は9月18日(金)12:00です。

この記事では、公式サイトの全ページを読み込んだうえで、応募方法・2種類のパスの違い・当選予定数・バトル3種の賞品・サイドイベント・当日のルールを1ページに整理しました。あわせて、20周年の「アニバーサリーフェスタ」との比較から、このイベントがポケカの歴史のなかでどんな位置づけなのかも考察しています。


まず押さえるべき5点
入場料は無料。ただし事前抽選制で、当日参加はできません
・応募は2026年9月4日(金)14:00〜9月18日(金)12:00、抽選結果は10月2日(金)17:00予定
・パスは「30th CELEBRATION スクランブルバトル」パス「一般観覧」パスの2種。併願不可
・全会場の当選予定数は合計18,200名。うち14,800名がスクランブルバトル枠
・応募はLINEアプリの「セカナビ」から。バトルパスはさらにプレイヤーズクラブ連携が必須

※本記事は2026年9月時点の公式発表にもとづきます。タイムテーブルや会場マップなど一部は未公開です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

目次

30th CELEBRATION EVENTの開催概要

30th CELEBRATION EVENTの開催概要
項目 千葉会場 大阪会場
開催日 2026年10月25日(日) 2026年10月31日(土)・11月1日(日)
時間 9:00〜19:30(17:30受付終了予定) 9:00〜19:30(17:30受付終了予定)
会場 幕張メッセ 国際展示場 展示ホール4〜7 インテックス大阪 6号館Bゾーン
入場料 無料(事前抽選制)

注目したいのは会場規模です。千葉会場は幕張メッセの国際展示場 展示ホール4〜7、大阪会場はインテックス大阪6号館Bゾーン。千葉は4ホールを使う構成で、後述する当選予定数もこの規模差がそのまま反映されています。イベント名は「30th CELEBRATION EVENT」ですが、東京会場ではなく「千葉会場」が公式表記です。

コーナーはバトル/ステージ/各コーナー紹介(サイドイベント)の3本柱で、「キャンペーン」は現時点でCOMING SOON。会場マップも未公開です。


▶ 記念商品側の情報はこちら
・ラインナップと価格 → ポケカ30周年記念商品の全ラインナップと価格比較
・予約と抽選の進め方 → ポケカ30周年予約ガイド
・当たりカードと買取相場 → 「30th CELEBRATION」当たり・高騰カード・買取相場まとめ



応募方法とスケジュール|2種類のパスの違い

ここが最重要パートです。当日ふらっと行って入れるイベントではありません。公式FAQでも「当日参加はできません。事前応募制となります」と明記されています。

応募スケジュール(両パス共通)

  • 応募受付期間:2026年9月4日(金)14:00〜9月18日(金)12:00
  • 抽選結果発表:2026年10月2日(金)17:00(予定)

応募期間内であれば応募順による当選確率の差はありません。焦って初日に出す必要はありませんが、締切が平日金曜の正午である点は要注意です。

「スクランブルバトル」パスと「一般観覧」パスの違い

比較項目 30th CELEBRATION スクランブルバトル パス 一般観覧 パス
できること スクランブルバトル出場+会場観覧+サイドイベント参加 会場観覧+サイドイベント参加
1回の応募人数 本人1名のみ
(18歳未満の場合のみ同伴保護者1名を登録可)
計4名まで
(代表者1名+同伴者3名)
応募回数 お1人様1回まで お1人様1回まで
プレイヤーズクラブ連携 必須(9月18日12:00まで) 記載なし
18歳未満の代表者 保護者の同意が必要 代表者としての応募は不可
当選予定数(全体) 14,800名 3,400名


併願は無意味です
両方に応募した場合、「スクランブルバトル」パスのみ応募したものとみなして抽選が行われます。二重応募で当選確率を上げることはできません。どちらか一方に絞って応募してください。

応募手順|LINEの「セカナビ」から申し込む

  1. 《ポケモンカードゲーム イベント運営》を友だち追加(LINE ID:@pokemoncard_sb)
  2. トーク画面の「イベント」から応募。表示される各種イベントのバナーから申し込みます
  3. プレイヤーズクラブ連携(スクランブルバトルパスのみ)。トーク画面メニューの「プロフィール」からプレイヤーズクラブにログインすると、プロフィールが登録されます。期限は9月18日(金)12:00

「セカナビ」は株式会社Sekappyが提供するトーナメントプラットフォームで、導入にはLINEアプリが必要です。チャンピオンズリーグでも採用されている仕組みなので、公式大会に出ている方には馴染みがあるはずです。

プレイヤーIDを持っていない方は、先に新規会員登録を済ませてください。応募自体はLINEで完結しますが、バトルパスは連携が未完了だと不備になります。

どちらのパスに応募すべきか

判断軸はシンプルです。

  • 自分でスタンダードの60枚デッキを組める/組む気がある → スクランブルバトルパス。枠が14,800名と圧倒的に大きく、賞品(30thプロモカードパック)の獲得機会も最大です
  • 家族や友人と複数人で行きたい → 一般観覧パス。1回の応募で最大4名を登録できるのはこちらだけです。バトルパスは原則本人のみで、同伴登録は「出場選手が18歳未満の場合の保護者1名」に限られます
  • お子さまと一緒に行きたい → 一般観覧パスが現実的。18歳未満は一般観覧パスの代表者になれないため、保護者が代表者として応募する形になります

なお、一般観覧パスでも会場に入れば「ジュニア3連勝チャレンジ」「2連勝チャレンジ」は当日会場での先着受付です。公式の記載は「会場内での観覧のほか、サイドイベントへの参加が可能」までで、これらのバトルコーナーが対象に含まれるかは明示されていませんが、事前エントリー不要のコーナーである以上、デッキを持参しておく価値は十分にあります

当選予定数18,200名の内訳を読む

会場・日程 スクランブルバトル 一般観覧 合計
千葉 10/25(日) 午前4,000+午後4,000=8,000名 1,700名 9,700名
大阪 10/31(土) 午前1,700+午後1,700=3,400名 850名 4,250名
大阪 11/1(日) 午前1,700+午後1,700=3,400名 850名 4,250名
総計 14,800名 3,400名 18,200名

この数字から読み取れることが3つあります。

1. 千葉会場は1日で大阪2日分を上回る。千葉9,700名に対し大阪は2日合計8,500名。「東京は1日しかないから不利」と思われていましたが、実際には千葉に厚く枠が配分されています。展示ホール4〜7という会場規模がそのまま反映された形です。

2. 主役は明確にスクランブルバトル。全枠の約81%がバトル参加者向けです。このイベントは「見に行く」よりも「対戦しに行く」設計になっています。

3. 一般観覧枠は狭い。3,400名しかなく、しかも1応募で最大4名登録できるため、応募単位で見ると枠はさらに絞られます。純粋な観覧目的の競争率は、バトル枠より厳しくなる可能性があります。

参考までに、ポケモンジャパンチャンピオンシップス2026のカードゲーム部門はマスターリーグ2,700席でした。千葉会場のバトル枠8,000名は、その約3倍ということになります。ポケカのイベント史における規模感は、これで伝わるはずです。

バトル3種を完全解説|賞品とプロモパックの獲得ルート

会場では性格の異なる3つのバトルコーナーが動きます。事前エントリーが必要なのはスクランブルバトルだけで、残り2つは当日受付です。

① 30th CELEBRATION スクランブルバトル

「ポケモンカードゲーム スクランブルバトル」の30周年特別バージョン。リアルタイムスイスドロー形式で、自分のタイミングでマッチングを開始して対戦を重ねていく方式です。

開催時間 午前の部 9:00〜14:30(10:30受付終了予定/マッチング締切14:00)
午後の部 13:30〜19:00(15:00受付終了予定/マッチング締切18:30)
参加方法 事前エントリー制(スクランブルバトルパス)
リーグ オープンリーグ(年齢制限なし)
デッキ 60枚デッキ/スタンダードレギュレーション
マッチング可能時間 午前の部 9:00〜14:00/午後の部 13:30〜18:30
対戦形式 最大7試合(4敗で自動ドロップ)/1ゲーム先取/サイド6枚/時間制限なし

各対戦ごとにデッキを変更できるのが面白い点です。相性を見ながら持ち込んだ複数デッキを使い分ける、という戦い方が成立します。

賞品

  • 参加賞:ステッカー(2種のうちランダムで1枚)
  • 勝利賞①(4勝達成):4勝記念ステッカー1枚+30thプロモカードパック5パック
  • 勝利賞②(7勝達成):7勝記念ステッカー1枚+30thプロモカードパック10パック
  • 上位賞(TOP30):記念メダル1枚(午前・午後それぞれで付与)
  • ラッキー賞:特別なテーブル番号の対戦席で対戦すると、記念メダルや30thプロモカードパックがもらえる


⚠️ ここは公式に明記がありません:7勝した場合に勝利賞①と②が合算されて計15パックになるのか、②の10パックのみなのかは、現時点の公式表記からは判断できません。当日の案内で確認してください。

上位賞の順位は「バトルポイント」で決まります。これが独特な設計で、勝利数だけでは決まりません。

  • ランダムポイント:1対戦ごとに1〜30のいずれかがランダム加算
  • 勝利ポイント:勝利すると10ポイント追加
  • 連勝ボーナス:3連勝で30/5連勝で60/7連勝で90ポイント

連勝ボーナスは積み上げではなく到達時点の値です。7連勝しても90ポイントで、30+60+90の180ポイントにはなりません。一方で「3勝→1敗→3勝」のように3連勝を2回達成した場合は、30ポイント×2回で60ポイントが加算されます。ランダム要素が1対戦あたり最大30ポイントもあるため、実力だけでTOP30に入れる設計ではないという点は理解しておきましょう。

② ジュニア3連勝チャレンジ(小学生以下限定)

小学生以下のプレイヤー限定のガンスリンガー形式のコーナーです。勝ったプレイヤーが対戦エリアに残り、3回連続で勝ち抜くか、負けた時点で終了。開催時間内なら並び直して何度でも再挑戦できます。

  • 開催時間:9:00〜19:30(17:30受付終了/マッチング締切19:00)
  • 参加方法:当日、会場にて受付(先着順)
  • デッキ:60枚デッキ/スタンダードレギュレーション
  • 賞品:参加賞プライズポイント1/1勝ごとに1ポイント/3連勝でプライズポイント3ポイント+3連勝記念ステッカー1枚

③ 2連勝チャレンジ(ポケポケでも参加可)

年齢制限なしのオープンリーグ。特徴的なのは、「ポケモンカードゲーム」と『ポケポケ』のどちらでも参加できる点です。ただしどちらか一方のみで、両方には参加できません。

  • 開催時間:9:00〜19:30(17:30受付終了/マッチング締切19:00)
  • 参加方法:当日、会場にて受付(先着順)。お一人様1日1回のみ
  • デッキ:ポケカは60枚・スタンダード/ポケポケは登録されたデッキ
  • 賞品:参加賞プライズポイント1/1勝ごとに1ポイント/2連勝でさらに1ポイント

30thプロモカードパックの獲得ルート早見表

今回のイベントで最も価値が高い配布物は、間違いなく30thプロモカードパックです。獲得ルートを整理します。

ルート 獲得条件 獲得数
スクランブルバトル 4勝達成 5パック
スクランブルバトル 7勝達成 10パック
スクランブルバトル ラッキー賞の対戦席 当日案内
ジュニア3連勝/2連勝チャレンジ プライズポイント1ポイントごと 1パック

プライズポイントには上限があります。ジュニア3連勝チャレンジと2連勝チャレンジで共通のポイントとして扱われ、小学生以下は最大7ポイント、それ以外の方は最大4ポイントまで。つまり当日受付のコーナーだけで狙える上限は、大人なら4パック、小学生以下なら7パックです。

大人が数を狙うなら、スクランブルバトルで勝ち星を重ねるのが本命ルートということになります。



ステージ|出演者と観覧ルール

会場にはライブステージが設営されます。観覧はイベントに当選した方であれば誰でも可能で、パスの種類による区別はありません。ただし先着順で、混雑時は入場制限がかかります。

  • 千葉会場(10/25):出演者にオーイシマサヨシさん。MCは田口尚平さん。「30周年を記念した熱いパフォーマンスをお届け!」とアナウンスされています
  • 大阪会場DAY2(11/1):出演者はCOMING SOON。MCは篠原光さん。「30周年を記念した様々なコンテンツをお届け!」という案内です
  • 大阪会場DAY1(10/31):本記事執筆時点では内容を確認できていません。ステージページのタブでご確認ください
  • タイムテーブル:全会場ともCOMING SOON

観覧時のルールは厳しめです。押さえておくべき点を挙げます。

  • 撮影について:イベントガイドラインには「写真・動画撮影は原則禁止。一部プログラムでは撮影できる場合がある」と記載され、よくある質問には「ステージエリア内での撮影・録音・配信は禁止」と記載されています。基本は撮れないものと考え、現地のスタッフの案内に従ってください
  • 荷物を置いたままの場所取り、長時間の場所確保は不可。荷物を残して離れた場合、スタッフが移動または預かることがある
  • ペンライトなどの応援グッズは観覧エリア内で使用可。ただし胸元までの高さで、周囲の視界を遮らないように
  • 大型・長い持ち手・自作改造・強い光や点滅を発するグッズは使用を断られる場合がある
  • 大声や奇声、公演の妨げになる音、腕を激しく振る・ジャンプするなどの過激な応援行為は禁止

サイドイベント3コーナー

バトル以外に3つの常設コーナーが用意されています。いずれも当選者であれば参加可能です。

POKÉMON CARD GAME LAB(ポケモンカードゲームラボ)

ルールとデッキ構築を学ぶエリアで、2つのコーナーに分かれています。どちらも当日抽選(詳細は後日案内)で、先着ではない点に注意してください。

コーナー 内容 持ち物 参加賞
ティーチングコーナー 「スターターセットex」を使ってルールを教わる なし プロモカード「イーブイ」
デッキ相談コーナー 自作デッキをもとに研究員から構築アドバイスをもらう 自分のデッキ ステッカー(2種ランダム1枚)

両コーナーとも10:00〜18:00(17:15受付終了予定)。ティーチングコーナーの参加賞であるプロモカード「イーブイ」は、初心者向けコーナーで配られる数少ないカード報酬です。デッキを持っていない方にとっては、ここが唯一のカード獲得機会になります。

POKÉMON CARD GAME ATELIER(ポケモンカードゲームアトリエ)

「ここは未来のイラストレーターが生まれるアトリエ。自分だけのカードを描いてみよう!」というコンセプトの創作コーナーです。

  • 10:00〜18:00(17:30受付終了予定)
  • どなたでも参加可・先着順
  • 開催時間内なら並び直して2回目以降の参加も可能
  • 持ち物なし

30周年の記念パックが「30人のイラストレーターが描いたピカチュウ」を核にしていることを考えると、このコーナーはコンセプトの延長線上にあります。抽選ではなく先着で、しかも再参加できるので、お子さま連れの方には最も参加しやすいコーナーでしょう。

DAY/NIGHT SHOWCASE(デイ・ナイトショーケース)

30周年記念商品のフォトスポット。公式が公開しているイメージ画像では、昼と夜で照明演出が切り替わる大型のショーケースが設置されるようです。

  • 10:00〜18:00
  • どなたでも参加可
  • 持ち物なし

当日の入場・持ち物・会場ルール

入場受付の流れ

  1. 《ポケモンカードゲーム イベント運営》のトーク画面メニューの「本人確認コード」から二次元コードを準備
  2. 会場入口の受付で二次元コードを提示。応募フォームに氏名を記載した方は、顔写真付き身分証明書(原本)を1点提示
  3. 「入場用リストバンド」を受け取る

顔写真付き身分証明書として認められるのは、パスポート/運転免許証/特別永住者証明書または在留カード/障害者手帳/顔写真付きクレジットカード/顔写真付きマイナンバーカード(通知カードは不可)/顔写真付き学生証(在学中のもの)の7種類です。

再入場はリストバンドの提示で可能ですが、状況により制限される場合があります。リストバンドを失くすと再入場できないので、外れやすい方は注意してください。


徹夜・早朝の場所取りは明確に禁止です
ガイドラインに「開場前の待機や、徹夜、早朝からの場所取りは禁止です」と明記されています。当選している以上、早く並んでも意味はありません。

持ち物チェックリスト

スクランブルバトルに出場する方は必須

  • 大会登録が完了したLINEアカウントが入ったスマートフォン(1人1台1アカウント。iPad等のタブレットは不可
  • 60枚デッキ(スタンダードレギュレーション)
  • ダメカン
  • ポケモンコイン
  • 各種マーカー(どくマーカー・やけどマーカー)
  • 予備のデッキシールド

なお、よくある質問では「ご自身のスマートフォンをお持ちでない場合は、大会受付にお越しください」と案内されています。スマホがないと絶対に参加できないわけではありませんが、マッチングや結果登録がすべてLINE経由で通知される仕組みなので、用意できるなら持参が前提と考えてください。

またデッキの貸出は、ティーチングコーナーを除いて行われません。バトルコーナーに参加するなら、自分のデッキは必ず持参してください。

全員に推奨したいもの

  • 顔写真付き身分証明書(原本)
  • 配布物を守るスリーブ・トップローダー。プロモカードやステッカーをその場で保護できます
  • 飲み物(会場での食事は不可ですが、飲料による水分補給は可能)
  • コインロッカー用の小銭。会場では原則として荷物の預かりを行いません

配布されたカードは、受け取った直後の扱いで状態が決まります。縁の印刷が剥がれる「白かけ」は買取査定にも鑑定にも直結する症状なので、混雑した会場で無造作にカバンへ入れるのは避けてください


▶ 状態管理の基礎はこちら → ポケカの白かけとは?原因と買取査定への影響・予防策

会場ルールで見落としやすい点

  • 食べ物の持ち込み・会場での食事は遠慮するよう案内されています。飲料での水分補給のみ可
  • 専用駐車場はありません。会場付帯駐車場か近隣のコインパーキングを利用
  • 持ち込み禁止物:刃物類・危険物、火気類、毒物・薬物・有害物質、酒類、ドローン等の無人飛行機器、大型荷物など
  • 撮影は可能エリアのみ。特定の人物を撮影・投稿する場合は事前に本人の許可が必要
  • 会場内からのライブ配信・生配信は禁止
  • 小学生以下のお子さまには18歳以上の保護者の同伴が必須
  • ベビーカーでの入場可、車椅子での参加可
  • 会場内での非公式大会、営業・広報活動、勧誘行為は禁止

歴代の周年イベントと比べてわかること

ここからは少し引いた視点で。30周年イベントが、ポケカの歴史のなかでどんな位置にあるのかを見ていきます。

15周年・20周年・25周年で何が行われたか

周年 記念商品 来場型イベント
15周年(2011) 15周年プレミアムセット(周年当日にポケモンセンターで数量限定発売) なし
20周年(2016) CP6「20th Anniversary」ほか多数 20th アニバーサリーフェスタ(新潟・愛知)+カウントダウンライブ
25周年(2021) 25th ANNIVERSARY COLLECTION なし(時期的な制約)
30周年(2026) 30th CELEBRATION 4カテゴリ・世界同時発売 30th CELEBRATION EVENT(千葉・大阪/計3日間/18,200名)

周年イベントが10月に集中するのは、ポケモンカードゲームの誕生日が1996年10月20日だからです。20周年のフェスタは10月10日と10月23日、30周年は10月25日と10月31日・11月1日。いずれも周年当日を挟む土日祝に置かれています。

20周年フェスタとの決定的な違い

2016年の20th アニバーサリーフェスタは、新潟(朱鷺メッセ 展示ホールB)と愛知(名古屋市中小企業振興会館 吹上ホール)の2会場で開催されました。公式の告知に入場抽選や事前応募の案内は見当たらず、「会場に遊びに来てくれた全員に、もれなくオリジナルキラカード『ピカチュウ』をプレゼント」という表現で来場者全員への配布が案内されています。さらに各コーナーで貯めた「プレイポイント」でプロモと交換できる仕組みがありました。

会場では原画&カードの展示に加え、イラストレーターのサイン会も行われています。担当は新潟会場が姫野かげまる先生、愛知会場が有田満弘先生で、当日先着順の受付でした。

30周年イベントとの違いを整理すると、次のようになります。

  • 入場方式:20周年は事前抽選の案内なし、30周年は事前抽選制で当日参加不可
  • 会場規模:20周年は地方2会場、30周年は幕張メッセ展示ホール4〜7+インテックス大阪6号館Bゾーン
  • 全員配布プロモ:20周年はあり、30周年は現時点で発表なし(「キャンペーン」がCOMING SOONのため今後追加される可能性はあります)
  • 報酬設計:20周年はプレイポイント制、30周年はプライズポイント制。名称も仕組みもよく似ており、思想は明確に継承されています

最大の相違点は「来場者全員配布のプロモが現時点で発表されていない」ことです。代わりに30thプロモカードパックが賞品として大量に用意されており、「行けばもらえる」から「参加して勝てばもらえる」へ設計が変わったと読めます。これは転売対策としても合理的な設計です。

20周年イベントプロモの現在価格

参考として、20th アニバーサリーフェスタで配布されたプロモの現在の販売価格を挙げます。以下はカードラッシュの掲示価格で、2026年9月時点で確認したものです。素体(未鑑定)とPSA10は分けて見てください。

カード 入手条件 素体(状態A-) PSA10
ピカチュウ 279/XY-P 来場者全員 4,280,000円 5,480,000円
ピカチュウ XY-P 12プレイポイント 1,780,000円 2,180,000円
ミュウ XY-P 12プレイポイント 998,000円 ※ 1,780,000円 ※
ミュウツーEX XY-P 6プレイポイント 798,000円 ※ 1,340,000円 ※
コイキング XY-P 4プレイポイント 368,000円 ※ 948,000円

※印は売り切れ表示の掲示価格で、参考値です。いずれも販売価格であり、実際の成約額や買取価格とは異なります。
※「入手条件」の必要プレイポイント数は、当時のイベント情報をまとめた複数の外部サイトの記載にもとづくもので、公式サイトの現存ページでは確認できていません。目安としてご覧ください。

ただし、この数字をそのまま30周年に当てはめるのは危険です。20周年フェスタは地方2会場で来場者数が限られていましたが、30周年は3日間で18,200名という規模。しかも30thプロモカードパックは、勝てば1人で10パック単位で手に入ります。1枚あたりの希少性は20周年ほどにはならないと考えるのが妥当でしょう。

差がつくのは状態です。20周年プロモの表を見ても、素体とPSA10で数十万円規模の開きがあります。会場で受け取ったカードをどう扱うかが、そのまま将来の評価に直結します。

1日の回り方モデルプラン

各コーナーの開催時間と受付方式から、無駄のない動線を考えてみます。

スクランブルバトル当選者(午前の部)の場合

  1. 9:00 会場受付でチェックイン。午前の部の受付終了は10:30予定なので、これは最優先
  2. セカナビでマッチングを開始し、対戦を回す。マッチング締切は14:00
  3. 対戦の待ち時間や合間にATELIER(先着・再参加可)やDAY/NIGHT SHOWCASEへ。この2つは待ち時間を活用しやすいコーナーです
  4. 4敗でドロップになったら、そのまま2連勝チャレンジ(1日1回)へ。プライズポイントを取りにいく
  5. ステージのタイムテーブルが公開されたら、その時間だけは対戦の手を止めて確保しておく

一般観覧パス当選者・家族連れの場合

  1. 朝いちでLAB(ティーチングコーナー/デッキ相談コーナー)の当日抽選の受付方法を確認。両コーナーとも抽選なので、方式の確認が最優先です
  2. ATELIERは先着かつ再参加可能なので、混む前の早い時間に1回押さえる
  3. デッキを持参していれば、2連勝チャレンジ(オープンリーグ・1日1回)や、お子さまならジュニア3連勝チャレンジ(何度でも並び直し可)へ
  4. ステージは先着順・入場制限ありのため、目当ての時間帯は早めにエリアへ
  5. DAY/NIGHT SHOWCASEは18:00まで。夜の演出を見たいなら夕方に回す

全体を通して言えるのは、「抽選もの」を朝いちで押さえ、「先着・再参加可」のものを隙間に入れるのが基本戦略ということです。LABの2コーナーが当日抽選である一方、ATELIERが先着で再参加可というのは、動線設計上かなり重要な違いです。

よくある質問

30th CELEBRATION EVENTは当日参加できますか?

できません。事前応募制です。応募受付は2026年9月4日(金)14:00〜9月18日(金)12:00で、抽選結果は10月2日(金)17:00に発表予定です。入場料自体は無料ですが、当選していないと会場に入れません。

2種類のパスは両方応募できますか?

両方に応募した場合、「30th CELEBRATION スクランブルバトル」パスのみ応募したものとみなして抽選が行われます。実質的に併願はできないため、どちらか一方に絞る必要があります。なお各パスとも応募はお1人様1回までで、複数回の応募が確認されると抽選対象外になります。

家族4人で行きたいのですが、どう応募すればよいですか?

「一般観覧」パスであれば、1回の応募で計4名(代表者1名+同伴者3名)を登録できます。ただし18歳未満の方は代表者になれないため、保護者の方が代表者として応募してください。「30th CELEBRATION スクランブルバトル」パスは原則本人のみで、同伴登録は出場選手が18歳未満の場合の保護者1名に限られます。

当選予定数は何名ですか?

全会場の合計で18,200名です。内訳は、千葉会場(10月25日)がスクランブルバトル8,000名+一般観覧1,700名で9,700名、大阪会場は10月31日・11月1日の各日でスクランブルバトル3,400名+一般観覧850名の4,250名ずつとなっています。

30thプロモカードパックはどうすればもらえますか?

スクランブルバトルで4勝すると5パック、7勝すると10パックが授与されます。また当日受付の「ジュニア3連勝チャレンジ」「2連勝チャレンジ」で獲得できるプライズポイント1ポイントごとに1パックと交換できます。プライズポイントの上限は小学生以下が最大7ポイント、それ以外の方は最大4ポイントです。

応募にはスマートフォンが必要ですか?

応募はLINEアプリの「セカナビ」から行うため必要です。またスクランブルバトルの参加には、大会登録が完了したLINEアカウントが入ったスマートフォンが1人1台(1端末1アカウント)必要で、iPad等のタブレット端末では参加できません。プレイヤーIDを持っていない方は、あわせてプレイヤーズクラブの新規会員登録も必要です。

会場で飲食はできますか?荷物は預けられますか?

会場への食べ物の持ち込みと会場での食事は遠慮するよう案内されています。飲料による水分補給は可能です。荷物の預かりは原則として行われないため、コインロッカー等の利用が案内されています。また、イベント専用の駐車場はありません。

当日の入場には何が必要ですか?

LINEの《ポケモンカードゲーム イベント運営》メニューにある「本人確認コード」の二次元コードを準備してください。応募フォームに氏名を記載した方は、パスポート、運転免許証、顔写真付きマイナンバーカード(通知カードは不可)などの顔写真付き身分証明書(原本)を1点提示し、入場用リストバンドを受け取ります。再入場にはこのリストバンドが必要です。

まとめ

30周年イベントは、20周年の「行けば誰でも入れて、行けば全員カードがもらえる」お祭りとは性格が変わりました。事前抽選で人数を絞り、参加と勝利に報酬を紐づける設計です。規模は3日間で18,200名と過去最大級ですが、当選しなければ会場には入れません。

  • 締切は9月18日(金)12:00。平日昼なので前日までに済ませておくのが安全
  • パスは併願不可。デッキが組めるならバトルパス、複数人で行くなら一般観覧パス
  • バトルパスはプレイヤーズクラブ連携も同じ締切。応募しただけで安心しない
  • 賞品の本命は30thプロモカードパック。大人が当日受付コーナーだけで狙える上限は4パック
  • 抽選もの(LABの2コーナー)は朝いち、先着もの(ATELIER)は隙間時間

タイムテーブル、会場マップ、キャンペーン内容、大阪会場のステージ出演者は今後の発表待ちです。当サイトでも続報が出次第、本記事を更新します。

参考にした情報源