スターターセットex イーブイexに収録される「イーブイ(AR)MEE 020/019」が、2026年7月31日(金)に発売されました。この記事では、発売直後の初動価格をショップ別に整理し、発売前予想とのギャップ、過去のイーブイARとの比較、今売るべきかの判断材料までを解説します。価格はすべて取得日を明記しています。

目次

  1. イーブイ(AR)の初動相場
  2. ショップ別の販売・買取価格
  3. 発売前予想と初動実績のギャップ
  4. 初動が予想を下回った理由
  5. 過去のイーブイARとの比較
  6. 初動で売るときの立ち回り
  7. PSA10鑑定は現時点で妙味がある?
  8. 今後の上振れ・下押し要因
  9. 型番・収録・カード情報
  10. よくある質問

イーブイ(AR)の初動相場

イーブイ(AR)MEE 020/019

イーブイ(AR)MEE 020/019は、2026年7月31日(金)発売の構築済みデッキ「スターターセットex イーブイex」に1枚確定で封入されるフルイラストカードです。同セット最大の当たりカードで、発売翌日となる2026年8月1日時点の初動価格は以下のとおりです。

グレード 素体(未鑑定)
販売価格(初動) 約2,600〜3,000円
買取価格(初動) 約1,350〜2,000円
PSA10相場 未成立(鑑定品の取引データなし)

※ショップ提示価格から算出したレンジです(2026年8月1日時点)。取引データにもとづく最新値はイーブイ(MEE 020/019)の価格ページで随時更新しています。

同セットのメインカードであるイーブイex(RR)009/019が販売330〜420円・買取50〜75円で推移しているのに対し、イーブイ(AR)は販売で7倍前後の水準です。セット内の価値がAR1枚に集中している構図は、発売前の想定どおりでした。

ショップ別の販売・買取価格

初動の価格はショップ間で開きがあります。同じカードでも買取額が最大650円ほど違うため、売却前の比較は必須です。

ショップ/情報源 販売価格 買取価格 取得日
遊々亭 2,980円(在庫切れ) 2,000円(傷あり1,000円) 2026/8/1
カードラボ(C-labo) 1,500円(募集5枚) 2026/8/1
トレカの地図編集部調べ 約2,630円 約1,350円 2026/7/31

買取額は同一ショップ内でも状態区分で変わります。遊々亭では通常買取2,000円に対し「傷あり」区分は1,000円と半額です。フルイラストのARは白フチの欠けが出やすいため、開封直後の状態確認と丁寧な保管が、そのまま手取り額に効いてきます。

発売前予想と初動実績のギャップ

本ページでは発売前に、素体で販売約6,500円・買取約4,300円という予想を掲載していました。初動実績はこれを大きく下回っています。

項目 発売前予想 初動実績(8/1時点)
販売価格 約6,500円 約2,600〜3,000円
買取価格 約4,300円 約1,350〜2,000円

予想の根拠にしていたのは、過去のイーブイARが数千円規模を維持してきた実績です。方向性としては「セット最大の当たり」という点は当たっていますが、価格水準は半分以下でした。予想を外した記録もそのまま残し、以降の予想精度の材料とします。

初動が予想を下回った理由

差が生まれた要因は、大きく3つに整理できます。

  • 確定封入による供給の厚さ:本カードはデッキ1個につき必ず1枚入るため、パック封入のARのような封入率由来の希少性がありません。デッキの出荷量がそのまま供給量になり、発売初日から在庫が行き渡りました。
  • 同日発売の競合:7月31日は拡張パック「ストームエメラルダ」とゾロア&ゾロアークexニャオハ&マスカーニャexが同時発売でした。買い手の資金と関心が分散し、初動特有の品薄プレミアムがつきにくい状況でした。
  • レアリティ表記の位置づけ:本カードはフルイラスト仕様ですが、公式のレアリティマークとしての「AR」は付きません(市場では通称としてARと呼ばれています)。パック産のARと同列に語られにくい点も、値付けに影響していると考えられます。

参考として、同シリーズ「スターターセットMEGA メガディアンシーex」に確定封入されたフルイラストのメロエッタ(AR)MBD 022/021は、販売780円・買取350円で推移しています(遊々亭/2026年8月1日時点)。イーブイ(AR)はその約4倍の販売価格で、キャラクター人気の差は初動でもはっきり出ています。

過去のイーブイARとの比較

イーブイのAR・フルイラストは複数存在し、価格帯はカードごとに大きく異なります。素体(未鑑定)とPSA10は別の相場である点に注意してください。

カード(収録) 素体(未鑑定) PSA10
イーブイ AR(スタートデッキ100 バトルコレクション/MC 755/742) 販売44,800円/買取30,000円
(遊々亭・2026/8/1)
直近7日平均73,975円(14件)
(2026/8/1)
イーブイ AR(強化拡張パック「クリムゾンヘイズ」/SV5a 078/066) 買取4,000円前後
(各相場サイト・2026/7/29)
直近7日平均16,170円(35件)
(2026/8/1)
イーブイ(AR)MEE 020/019(本カード) 販売2,600〜3,000円/買取1,350〜2,000円
(2026/8/1)
未成立

スタートデッキ100 バトルコレクションのイーブイARは、100種類あるデッキのうちNo.040にのみ収録される「引き当て型」のカードです。海外先行イラストの日本語版という話題性も加わり、素体で3万円台の買取が成立しています。一方、クリムゾンヘイズのARはパック産で流通量が多く、素体4,000円前後・PSA10で1万6,000円台という水準です。

本カードは、この2枚と比べても供給がもっとも読みやすい部類に入ります。「イーブイのARだから高い」ではなく、入手難易度が価格を決めているという構図が、3枚を並べるとはっきり見えてきます。

初動で売るときの立ち回り

スターターセットex イーブイex

売却を考えている場合、最初に検討したいのが「未開封のまま売るか、開封してシングルで売るか」です。

デッキ本体(未開封)の買取参考値は3,300円(トレカの地図編集部調べ/2026年7月31日時点)で、税込1,800円の定価を上回っています。一方、開封してイーブイ(AR)をシングルで売った場合の買取は1,350〜2,000円です。ARを抜いた残り59枚は1枚あたり10〜100円程度のカードが中心のため、現時点では未開封のまま売却したほうが手取りが大きくなる可能性が高いといえます。

  • 未開封で売る:手間が少なく、初動のデッキ需要が残っているうちが有利。買取店ごとの提示額を必ず比較する。
  • 開封してシングルで売る:AR単体が値上がりした局面で有効。ただし開封時の初期傷リスクを負う。
  • 手元に残す:再販の落ち着き待ち。初動は供給がもっとも厚いタイミングのため、相場が下から戻る展開もありえる。

フリマアプリで売る場合は、販売手数料(メルカリで10%)と送料が差し引かれます。買取2,000円のカードをフリマで2,600円で売っても、手数料260円と送料を引くと手取りは2,000円台前半に収まることが多く、店舗買取との差はそれほど大きくありません。

PSA10鑑定は現時点で妙味がある?

結論として、2026年8月1日時点では鑑定に出す採算は合いません。

PSA鑑定はカードの状態を10段階で評価する第三者鑑定サービスです。鑑定費用は申告価格や利用する代行業者によって変わりますが、代行経由では1枚あたり数千円規模が目安になります(正確な費用はPSA Japan公式および各代行業者でご確認ください)。

素体の買取が1,350〜2,000円の本カードは、鑑定費用のほうが素体価格を上回る状態です。PSA10が付いたとしても、その価格が鑑定費用と素体代を回収できる水準になるかは、実際の鑑定品取引が出てからでないと判断できません。

加えて、フルイラストのARは白フチの欠け・センタリング・擦れが出やすく、PSA10取得のハードルは低くありません。クリムゾンヘイズのイーブイARは素体4,000円前後に対しPSA10が1万6,000円台と4倍近い差がついていますが、これは鑑定枚数が積み上がって相場が確立した後の数字です。本カードで同様の倍率がつくかどうかは、発売から数か月の取引データを待つのが確実です。

今後の上振れ・下押し要因

初動を踏まえた、中期の変動要因を整理します。

上振れ要因

  • 再販の縮小・終了:確定封入カードの相場は供給量に連動します。デッキの再販が落ち着けば、美品や高品質個体の希少性が意識されます。
  • ブイズ関連商品の展開:イーブイズをテーマにしたサプライやパックが登場するたび、イーブイ全体の相場が刺激されやすい傾向があります。
  • 30周年関連の盛り上がり:2026年9月16日発売の「30th CELEBRATION」関連商品など、人気ポケモンの相場を押し上げやすいイベントが控えています。

下押し要因

  • 再販の実施:スターターセットは入門者向け商品のため、継続的な供給が想定されます。再販のたびに供給が増えます。
  • デッキの開封進行:現在はまだ未開封で保有されている個体が多く、開封が進むほどシングル供給が増えます。
  • 新弾サイクル:次弾以降の話題性の高いカードに需要が移ると、初動の注目は薄れます。

総じて、確定封入カードとしては妥当な水準に落ち着いた初動でした。イーブイという看板人気があるため下値は堅いと見られますが、大きな高騰を狙うなら再販終了後のタイミングを待つ判断になります。

型番・収録・カード情報

イーブイ(AR)MEE 020/019
カード名 イーブイ(フルイラスト仕様/市場通称AR)
型番 MEE 020/019
レギュレーションマーク J
収録商品 スターターセットex イーブイex(2026年7月31日発売・税込1,800円/1枚確定封入)
カードスペック たねポケモン・HP70・無色。ワザ「ひとやすみ」無1(このポケモンのHPを20回復)/「ずつき」無1(10ダメージ)。弱点:闘×2、にげる:1。
イラストレーター 石川ヒデキ(Hideki Ishikawa)

本カードはコレクション向けで、対戦性能はシンプルです。同セットのメインカードはイーブイex(RR)009/019で、デッキの内容や再販・抽選情報はスターターセットex イーブイexの商品記事で解説しています。同日発売のストームエメラルダの当たりカードもあわせてご確認ください。

よくある質問

イーブイ(AR)MEE 020/019の初動相場は?

2026年8月1日時点で、素体(未鑑定)の販売が約2,600〜3,000円、買取が約1,350〜2,000円です。遊々亭が販売2,980円・買取2,000円、カードラボが買取1,500円を提示しています。

発売前の予想より安いのはなぜ?

デッキ1個につき1枚が確定封入されるため、パック封入のARのような希少性がなく、発売初日から供給が行き渡ったことが主因です。加えて、同日に拡張パック「ストームエメラルダ」と他2種のスターターセットexが発売され、需要が分散しました。

未開封のまま売るのとシングルで売るのはどちらが得?

初動時点では未開封が有利です。デッキ本体の買取参考値は3,300円(2026年7月31日時点)で、シングルのイーブイ(AR)買取1,350〜2,000円を上回っています。売却前に複数の買取店で提示額を比較してください。

イーブイ(AR)のPSA10相場は?

発売直後のため、鑑定品の取引はまだ成立していません。素体の買取が1,350〜2,000円である一方、鑑定費用は代行経由で1枚あたり数千円規模かかるため、現時点では採算が合いません。データが蓄積次第、本ページで更新します。

スタートデッキ100のイーブイARとは別のカード?

別カードです。スタートデッキ100 バトルコレクション収録のイーブイAR(MC 755/742)はデッキNo.040にのみ封入される引き当て型で、素体でも買取3万円前後と本カードより大幅に高値です。型番を確認して取り違えないようご注意ください。

今後値上がりする可能性はある?

確定封入カードの相場は供給量に連動するため、デッキの再販が終了して流通が絞られた局面が上昇の目安になります。逆に再販が続く間は上値が重くなりやすい構造です。いずれも予想であり、確定した見通しではありません。

※本ページに記載の価格は、各ショップの提示価格および取引データにもとづく取得日時点の参考値です。相場は日々変動します。最新の取引状況はイーブイ(MEE 020/019)の価格ページでご確認ください。