ポケカ(ポケモンカード)で「ダメカンを○個のせる」という効果を持つカードを、特性・ワザ・グッズ/どうぐ別に一覧でまとめました。あわせて「ダメカンをのせる」の意味、ワザのダメージとの違い、強みと対策方法まで、公式ルール・公式Q&Aを根拠に解説します。仕様がよく分からない初心者の方もご覧ください。

(出典:ポケモンカードゲーム公式ルールページ



ダメカンをのせるカード一覧【特性・ワザ・グッズ別】

「ダメカンをのせる」「のせかえる」効果を持つカードを、特性・ワザ・グッズ/どうぐの3タイプに分けて紹介します。効果テキストは公式カードデータベースの記載に基づきます。

ℹ️ 本一覧はレギュレーションをまたいで掲載しています。スタンダード(2026年7月時点はH・I・Jマーク)で使えるかは、カード左下のレギュレーションマークでご確認ください。Gマークのカード(〜黒炎の支配者・クレイバースト等)は2026年1月23日にスタンダード落ちしています。最新のレギュレーション情報はこちら

特性でダメカンをのせる・のせかえるカード

カード効果収録・補足
サーナイトex
サーナイトex
サイコエンブレイス
自分の番に何回でも使える。自分のトラッシュから「基本エネルギー」を1枚選び、自分のポケモンにつける。その後、つけたポケモンにダメカンを2個のせる。(きぜつするポケモンに、この特性は使えない。)
自分のポケモンにのせる自傷型。収録:クレイバースト(Gマーク・2026年1月にスタンダード落ち)
サマヨール
サマヨール
カースドボム
自分の番に1回使えて、使ったなら、このポケモンをきぜつさせる。相手のポケモン1匹に、ダメカンを5個のせる。
使うと自身がきぜつ(相手にサイド1枚)。収録:ナイトワンダラー(Hマーク・現行スタンダード可)
ヨノワール
ヨノワール
カースドボム
自分の番に1回使えて、使ったなら、このポケモンをきぜつさせる。相手のポケモン1匹に、ダメカンを13個のせる。
使うと自身がきぜつ(相手にサイド1枚)。収録:ナイトワンダラー等(Hマーク・現行スタンダード可)
マシマシラ
マシマシラ
アドレナブレイン
このポケモンに悪エネルギーがついているなら、自分の番に1回使える。自分の場のポケモン1匹にのっているダメカンを3個まで選び、相手の場のポケモン1匹にのせ替える。
悪エネが必須ののせ替え。収録:変幻の仮面(Hマーク・現行スタンダード可)
テツノブジンex
テツノブジンex
タキオンビット
自分の番に、このポケモンがベンチからバトル場に出たとき、1回使える。相手のポケモン1匹に、ダメカンを2個のせる。
バトル場に出たとき発動。収録:未来の一閃(Hマーク・現行スタンダード可)
かがやくフーディン
かがやくフーディン
ペインスプーン
自分の番に1回使える。相手の場のポケモン1匹にのっているダメカンを2個まで選び、相手の別のポケモン1匹にのせ替える。
相手の場のダメカンを動かす。収録:白熱のアルカナ(Fマーク・現在はエクストラ規格)
ルチャブル
ルチャブル
フライングエントリー
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。相手のベンチポケモン2匹に、それぞれダメカンを1個のせる。
手札からベンチに出したときに発動。収録:シャイニートレジャーex等(Gマーク・現在はエクストラ規格)
ミミズズex
ミミズズex
ボコスカがえし
このポケモンが、相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、このポケモンについている鋼エネルギーの数×2個ぶんのダメカンを、ワザを使ったポケモンにのせる。
受けたときに反撃する常在型

ワザでダメカンをのせる・のせかえるカード

カード効果収録・補足
ドラパルトex
ドラパルトex
ファントムダイブ(200)
バトル場に200ダメージ。ダメカン6個を、相手のベンチポケモンに好きなようにのせる。
ダメージ+ダメカンの二段構え。収録:変幻の仮面(Hマーク・現行スタンダード可)
ヤミラミ
ヤミラミ
ロストマイン
このワザは、自分のロストゾーンにカードが10枚以上あるときにしか使えない。ダメカン12個を、相手のポケモンに好きなようにのせる。
ロスト系の主力。収録:ロストアビス(Fマーク・現在はエクストラ規格)
クレセリア
クレセリア
ムーンライトリバース
自分のポケモン全員にのっているダメカンをそれぞれ2個ずつ選び、相手のポケモン1匹にのせ替える。
自分の被ダメを相手に押しつける
ミミッキュ
ミミッキュ
ゴーストアイ
相手のバトルポケモンに、ダメカンを7個のせる。
特性「しんぴのまもり」も持つ。収録:変幻の仮面(Hマーク・現行スタンダード可)
ミミッキュex
ミミッキュex
いたずらなて
相手のポケモン2匹に、それぞれダメカンを3個のせる。
もう1つのワザで相手をこんらんにできる
ヤバソチャex
ヤバソチャex
せんじがえし
自分のトラッシュにある「基本エネルギー」をすべて相手に見せ、その枚数×2個ぶんのダメカンを、相手のポケモン1匹にのせる。その後、見せたエネルギーを山札にもどして切る。
トラッシュのエネ枚数ぶんが火力に
ヤバソチャ
ヤバソチャ
のろいのしずく
ダメカン4個を、相手のポケモンに好きなようにのせる。
複数体に振り分け可能

グッズ・どうぐでダメカンをのせるカード

カード効果収録・補足
デラックスボム
デラックスボム
ポケモンのどうぐ(ACE SPEC)
このカードをつけているポケモンが、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを12個のせる。その後、このカードをトラッシュする。
ACE SPEC(デッキに1枚)。収録:ステラミラクル(Hマーク・現行スタンダード可)
リベンジパンチ
リベンジパンチ
ポケモンのどうぐ
このカードをつけているポケモンが、相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつしたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを4個のせる。
きぜつ時に反撃。収録:黒炎の支配者(Gマーク・2026年1月にスタンダード落ち)
ゴツゴツメット
ゴツゴツメット
ポケモンのどうぐ
このカードをつけているポケモンが、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを2個のせる。
旧弾のどうぐ(現在はエクストラ規格)

※対象カードは他にも存在します。最新の該当カードは公式カードデータベースで「ダメカンをのせる」をテキスト検索して確認できます。

「ダメカンをのせる」とは?のせられるのは10ダメカンだけ

ポケモンカードには、「ダメカンを○個のせる」と書かれたワザや特性があります。通常のワザのように技名の隣に具体的なダメージが書かれていないため、少し分かりにくい効果です。

結論から言うと、「ダメカンをのせる」でのせられるのは「10ダメージのダメカン」だけです。50や100のダメカンをのせることはできません。たとえば「ダメカンを12個のせる」なら、実質的に合計120ダメージを与えるワザ、ということになります。

公式Q&Aでも「ダメカンの1個とは、『10』のダメカンを指します」と明記されています。1個で50や100をのせられてしまうとゲームバランスが崩壊するため、当然の仕様と言えます。

(出典:ポケモンカードゲーム公式Q&A

ダメカンを操作できても10のダメカンしか動かせない

これは「のせ替え(移動)」でも同じです。マシマシラの特性「アドレナブレイン」を例に見てみましょう。

アドレナブレイン:自分の場のポケモン1匹にのっているダメカンを3個まで選び、相手の場のポケモン1匹にのせ替える。

「ダメカンを3個のせ替える」という効果ですが、300ダメージを受けているポケモンから「100のダメカン3個」を動かす、といったことはできません。ここでのダメカン1個も10ダメージのことで、実質的に30ダメージ分をのせ替える意味になります。

「好きなようにのせる」とは?

ダメカンを複数のせられる効果の中には、「好きなようにのせる」と書かれたものがあります。この記載がある場合、相手の場の複数のポケモンに振り分けてのせることができます。

たとえばドラパルトexの「ファントムダイブ」は、ベンチに6個までダメカンをのせられるので、3体に2個(20ダメージ)ずつ散らすことも、1体に6個(60ダメージ)集中させることもできます。そのため、基本的には1体だけにのせる効果よりも「好きなようにのせる」効果のほうが柔軟で強力です。

ダメカンをのせる効果の強み

ここからは、ダメカンをのせる効果の強みを、ワザのダメージとの違いという観点で見ていきます。

「ワザのダメージ」扱いにならない

「ダメカンをのせる」は、直接ダメカンをのせる“効果”であり、「ワザのダメージ」扱いになりません

そのため、テラスタルポケモンの「このポケモンは、ベンチにいるかぎり、ワザのダメージを受けない」といった、「ワザのダメージを受けない」「ワザのダメージを軽減する」系の効果を無視してHPを削れます。耐久系の効果をすり抜けられるのが、ダメカンをのせる効果の大きな強みです。

「ワザのダメージで〇〇」系の効果を貫通する

「ワザのダメージを受けたとき」「ワザのダメージできぜつしたとき」といった、「ワザのダメージで〇〇したとき」系の発動条件も満たしません。そのため、これらの効果を無視できます。

よく使われるカードではレガシーエネルギーが好例です。レガシーエネルギーは「ワザのダメージを受けてきぜつしたとき、とられるサイドが1枚少なくなる」効果ですが、ダメカンをのせる効果できぜつさせた場合はこの条件を満たさないため、サイドを減らされずにそのまま取ることができます。

抵抗力を計算せずダメージを与える

抵抗力は「ワザのダメージ」に対してのみはたらく軽減効果です。ダメカンをのせる効果はこれに該当しないため、抵抗力を無視して、指定された個数を固定でのせられます。弱点・抵抗力といったタイプ相性に左右されないのが特徴です。

「のせる」「のせかえる」「どく」の3処理を比較する

ダメカンが増える処理は「のせる」だけではありません。「のせかえる」と「どくによるダメカン」があり、見た目は似ていてもルール上の扱いは別物です。

「のせる」は新規発生、「のせかえる」は移動

「のせる」は、場になかったダメカンが新たに発生する処理で、盤面全体のダメカン総数が増えます。一方「のせかえる」は、すでに場にあるダメカンの位置を動かす処理で、総数は変わりません(移動元が減り、移動先が増える)。マシマシラやかがやくフーディン、クレセリアがこの「のせかえ」タイプです。

どく状態でのるダメカンはいつのせる?

どく状態でダメカンがのるのは、ワザや特性の処理とは別の「ポケモンチェック」のタイミングです。ポケモンチェックは、お互いの番の終わりに特殊状態(どく・やけど・ねむり・マヒ・こんらん)を処理するステップで、どく状態のポケモンにはここでダメカンが1個のせられます。

どくによるダメカンも「ダメージ」ではないため、弱点・抵抗力の影響を受けません。なお、ポケカの特殊状態は上記5種類で「もうどく」という独立した状態はありませんが、カードの効果によって、どくでのせるダメカンの数が通常の1個より多くなる場合があります。

比較項目のせるのせかえるどく
ダメカン総数増える変わらない増える
処理タイミング効果の解決時効果の解決時ポケモンチェック時
弱点・抵抗力適用なし適用なし適用なし
✍️ 「のせる」は新規発生、「のせかえる」は移動、「どく」はポケモンチェック時に発生──この3つの区別が盤面判断の基本です。

ダメカンをのせる効果の弱みと対策カード

強みの多い効果ですが、弱点や対策も存在します。順に見ていきましょう。

ワザのダメージより火力が低い場合が多い

ダメカンをのせる効果は、多くても12個程度=実質120ダメージほどで、ワザのダメージとして見ると高い数値ではありません。上記のような強みがある反面、ダメカンをのせる効果だけで大ダメージを出せるようには作られていない、というバランスになっています。

弱点を計算できない

抵抗力を無視できるメリットの裏返しで、弱点も計算できません。たとえば炎ダメージを2倍受けるポケモンに炎ポケモンのダメカンのせ効果を使っても、1個が20ダメージになることはありません。この点でも、基本的にはワザのダメージより火力が出にくい特徴があります。

「ワザの効果を受けない」系で無効化される

ダメカンをのせるワザは「ワザの効果を与えている」扱いのため、「ワザの効果を受けない」系の効果で無効化されます。

リククラゲexの特性「まもりのきんし」(エネルギーがついている自分のポケモン全員は、相手のポケモンが使うワザの効果を受けない)がはたらいていれば、ヤミラミの「ロストマイン」などでダメカンをのせられなくなります。ベラカスの特性「スフィアシールド」(自分のベンチポケモン全員は、相手のポケモンからワザのダメージや効果を受けない)や、ミストエネルギーも同様に、ダメカンのせを防げます。

「特性の効果を受けない」系で無効化される

同様に、特性でダメカンをのせるカードは「特性の効果を受けない」系で無効化されます。ラブトロスVの特性「あいのしゅごしん」(超エネルギーがついている自分のポケモン全員は、相手のポケモンから特性の効果を受けない)がはたらいていれば、マシマシラの「アドレナブレイン」でダメカンをのせ替えられなくなります。

ここで注意したいのは、ワザと特性は別カテゴリという点です。「特性の効果を受けない」効果でワザのダメカンのせは防げず、「ワザの効果を受けない」効果で特性のダメカンのせは防げません。

「ステラヴェール」のジラーチで対策する

特性「ステラヴェール」を持つジラーチをベンチに置いておくと、自分のベンチポケモン全員が「相手のたねポケモンが使うワザの効果」でダメカンがのらなくなります。ヤミラミの「ロストマイン」などをベンチで受けなくなるのが利点です。

ただしたねポケモン限定のため、2進化のドラパルトexが使う「ファントムダイブ」は防げません。またベンチ限定のため、バトル場のポケモンにはダメカンがのせられてしまう点にも注意が必要です。

マナフィの「なみのヴェール」では防げない

よくある誤解ですが、マナフィの特性「なみのヴェール」ではダメカンのせを防げません。なみのヴェールは自分のベンチポケモンが「ワザのダメージ」を受けなくなる効果で、「ダメカンをのせる」はダメージではないため対象外です。ドラパルトexの「ファントムダイブ」でベンチにのるダメカンは、マナフィがいても止められません。

防ぎきれないなら回復・耐久・ベンチ管理で対応する

専用の無効化カードは数が限られるため、実戦では「回復する」「耐える」「ベンチを絞る」といった対策も重要になります。ダメカンを取り除く特性・グッズを増やす、HPの高いポケモンを軸にする、ベンチに不要なポケモンを並べない、といった構築・プレイングの工夫で被害を抑えられます。

ダメカンばらまきデッキの組み方と環境での立ち位置

「ダメカンをのせる」効果を軸にしたデッキは、弱点・抵抗力を無視できる安定性と、ベンチも攻撃できる広範囲性が持ち味です。

ドラパルトex型は、「ファントムダイブ」で高打点とベンチばらまきを両立するデッキ。ヨノワールの「カースドボム」やマシマシラの「アドレナブレイン」を組み合わせ、ダメカンを調整してサイドを一気に取りきる構築がよく見られます。カースドボムはヨノワール自身をきぜつさせる使い切りの特性で、1体ごとに相手へサイドを1枚渡す点を計算に入れて使います。

キーカードの相場は環境の変化で日々変動します。最新価格はトレカジャパンの各カードページで確認してください。

ℹ️ 大会入賞データやTier情報は時期によって変動するため、最新の環境分析は大会結果データベースでの確認を推奨します。

「ダメカンをのせる」に関するよくある質問

Q: ダメカン1個は何ダメージ?

A: 10ダメージです。公式Q&Aで「ダメカンの1個とは『10』のダメカンを指す」と明記されています。「ダメカンを○個のせる」は、10×個数のダメージに相当します。

Q: ダメカンをのせた結果きぜつしたらサイドは取れる?

A: 取れます。きぜつ条件は「のっているダメカンの合計がそのポケモンのHP以上になること」で、ダメカンの発生源は問われません。ダメカンをのせる効果できぜつした場合も、通常どおりサイドを取ります。

Q: マナフィやベンチバリアでダメカンのせは防げる?

A: マナフィの「なみのヴェール」では防げません。「ワザのダメージ」を防ぐ効果であり、ダメカンをのせる効果は対象外だからです。一方、テキストに「効果を受けない」と書かれたベラカス(スフィアシールド)やミストエネルギー、リククラゲexの「まもりのきんし」などは、ダメカンのせも防げます。

Q: 自分にダメカンをのせる効果には意味がある?

A: コンボの起点や火力増強に使えます。「自分のポケモンにのっているダメカンの数×○ダメージ」というワザや、発動条件が「自分のポケモンにダメカンがのっていること」の特性と組み合わせられます。自傷型カードを使う場合は、回復手段をセットで採用してHPを管理するのが定石です。

この記事のポイント

  • 「ダメカンをのせる」は「ダメージ」ではない。弱点・抵抗力が適用されず、「ワザのダメージで〇〇」系の効果も発動しない
  • のせられるのは10ダメカンのみ。のせ替えも10ダメカン単位で動かす
  • 防御は「効果を受けない」系(ベラカス・ミストエネルギー・リククラゲex・ラブトロスV)とジラーチ、回復・耐久が中心。マナフィのなみのヴェールでは防げない
✍️ ポケカを高く売るなら、まず相場を知ることから。トレカジャパンでは、複数ショップの買取・販売価格をまとめてチェックできます。ポケモンカードの最新相場を見る →