本記事の価格情報は2025年7月14日時点のデータに基づきます。
コイキング マスターボールミラー(SV2a 129/165)の値段・相場まとめ
コイキング マスターボールミラー(SV2a 129/165-master-mirror)は、「強化拡張パック ポケモンカード151」収録のC(コモン)レアリティ、マスターボールミラー仕様。イラストレーターは斉藤コーキ氏(参照:ポケモンカード公式データベース)。コモンながら、1BOX(10パック)に約1枚・全165種ランダムという封入率の低さから、PSA10鑑定品は数万円台で取引されている。

この記事では、PSA10鑑定品と素体(未鑑定)それぞれの最新相場、過去12ヶ月の価格推移、PSA鑑定の費用対効果、そして価格形成の背景まで、tradecard.jpの独自データをもとにまとめた。
コイキング マスターボールミラーの最新買取価格・相場はいくら?
コイキングのマスボミラーは今いくらで売れるのか。PSA10鑑定品の価格から見ていく。
PSA10の最新取引価格と12ヶ月平均
| 指標 | 価格 |
|---|---|
| PSA10 直近取引価格 | ¥38,000 |
| PSA10 12ヶ月平均 | ¥29,219 |
| 12ヶ月価格帯 | ¥10,800〜¥45,000 |
| 3ヶ月価格帯 | ¥20,000〜¥45,000 |
| PSA10 出品数 | 34件 |
出典:tradecard.jp(2025年7月14日時点)
直近取引価格の¥38,000は、12ヶ月平均¥29,219を約¥8,800上回る水準。直近3ヶ月の下限は¥20,000まで切り上がっており、12ヶ月前半に見られた¥10,000台の成約は最近確認されていない。
素体(未鑑定)の相場目安
未鑑定のコイキング マスターボールミラーは、フリマサイトでの取引報告を見る限り数百円〜1,000円前後が目安(X・メルカリの取引報告投稿より)。
PSA10との価格差は30倍以上。鑑定によるプレミアムが極端に大きいカードだ。ただし、この差は「PSA10を確実に取得できた場合」の話。鑑定コストやPSA10を逃すリスクを含めた損益については、後述のPSA鑑定セクションで検証する。
過去12ヶ月の価格推移と直近トレンド
底値の推移から見る需給バランス
チャートの読み方を先に補足しておく。上限ラインは「その期間で最も高く売れた価格」、下限ラインは「最も安く売れた価格」。実勢価格は中央付近の推移で見るのが妥当だ。
PSA10の12ヶ月レンジは¥10,800〜¥45,000と幅が広い。ただし直近3ヶ月に絞ると¥20,000〜¥45,000に収束している。ここで見るべきは下限の動き。12ヶ月前には¥10,000台の成約があったが、直近3ヶ月では¥20,000を割る取引が出ていない。
安価な出品が市場から消化され、底値が一段切り上がった格好だ。
再販と供給の変化は価格にどう影響した?
ポケモンカード151(SV2a)は2023年6月16日の初版発売後、複数回の再販・受注生産が行われた。再販のたびにマスターボールミラーの新規供給が増え、相場には下落方向の圧力がかかった。
一方、SNS上では「151の再販が一巡した」との見方が広がっている(出典)。新規供給の減少が底値の切り上がりに寄与した可能性はある。ただし、新たな再販が発表されれば供給増で再び下げる展開も十分あり得る。
PSA鑑定は出すべき? 費用対効果を検証

素体が数百円〜1,000円前後、PSA10が¥38,000。この差を見て「鑑定に出せば大幅に利益が出るのでは」と思うかもしれない。ただ、鑑定には費用がかかるし、PSA10を取れなければその費用がほぼ丸損になる。
PSA鑑定にかかる費用と期間の目安
| コース | 費用目安(税込) | 期間目安 |
|---|---|---|
| バリュー | 約¥3,500〜¥5,000 | 60〜90営業日 |
| レギュラー | 約¥5,000〜¥8,000 | 30〜45営業日 |
| エクスプレス | 約¥15,000〜 | 10〜15営業日 |
※料金は2025年時点の参考値です。最新の正確な料金はPSA Japan公式サイトでご確認ください。上記に加え、送料・保険料が別途かかります。
鑑定に出すべきか? コスパの判断基準
バリューコースで鑑定に出した場合の損益をざっくり計算してみる。
シナリオ:バリューコースで鑑定に出した場合
- 鑑定費用+送料:約¥5,000〜¥6,000
- PSA10が取れた場合の期待売却額:¥29,219(12ヶ月平均)〜¥38,000(直近取引)
- PSA10が取れなかった場合(PSA9以下):PSA10ほどのプレミアムはつかず、数千円程度にとどまる可能性
PSA10を取得できれば鑑定コストの5〜7倍のリターン。一方、PSA9以下だった場合はコスト分がほぼ赤字になる。
つまり、鑑定前にカードの状態をどれだけ正確に見極められるかがすべてだ。白かけ・横線・印刷ズレが目視で確認できる個体はPSA10の取得が厳しい。提出前にルーペで表裏・エッジを入念にチェックしてほしい。状態に自信がなければ、鑑定コストを払わず素体のまま売るのも合理的な選択肢になる。
コイキング マスターボールミラーが高い理由
コモンのコイキングに数万円の値がつく。その背景を分解する。
封入率は約0.6%
ポケモンカード151は1BOX(10パック)にマスターボールミラーが約1枚封入される仕様。収録カードは全165種で、マスターボールミラー枠にどのカードが出るかは完全ランダムだ。
コイキングのマスターボールミラーを1BOXから引く確率は約1/165(約0.6%)。BOXを10個(100パック)開けても引けないことは珍しくない。この封入率の低さが供給量を絞り、価格の下支えになっている。
海外コレクターからの需要
英語版のポケモンカード151にはマスターボールミラー仕様が存在しない。そのため、海外コレクターが日本版を買い付けるケースがSNS上で報告されている(出典)。コイキング(Magikarp)は海外での知名度も高く、国内外で需要が途切れにくいカードと言える。
ただし、海外需要の正確な規模を示すデータは限られるため、相場への影響度合いまでは断言できない。
全165種コンプリート需要とコイキングの人気
SNSやYouTubeでは「マスターボールミラー全165種コンプリート」企画が複数確認できる(出典)。コンプリート勢にとってコイキングは必ず揃えたい1枚であり、需要が途切れにくい構造だ。
加えて、「最弱のポケモンにマスターボールを使う」というギャップのおかしさがウケていて、ネタ的な人気がコレクション需要を底上げしている面もある。
カード基本情報と入手方法
カードスペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カード名 | コイキング C |
| カード番号 | SV2a 129/165 |
| 仕様 | マスターボールミラー |
| 収録パック | 強化拡張パック ポケモンカード151(2023年6月16日発売) |
| タイプ / HP | 水 / 30 |
| イラストレーター | 斉藤コーキ |
イラストレーターは斉藤コーキ氏
斉藤コーキ氏の作品は、空気感・光の表現に優れ、ポケモンの生息環境での生活を描く。人間文化と融合がされた作品が人気を呼んでいる。・ポンチョを着たピカチュウ: プロモ

・ポンチョを着たピカチュウ プロモ
【斉藤コーキ氏のX】

ノーマル・モンスターボールミラーとの違い
コイキング(SV2a 129/165)には3つのバージョンがある。
- ノーマル版:ミラー加工なし。最も入手しやすく、相場も低い(tradecard.jpで確認)
- モンスターボールミラー版:カード表面にモンスターボール柄のホログラム加工。ノーマルより封入率は低いが、マスターボールミラーよりは出やすい(tradecard.jpで確認)
- マスターボールミラー版:カード表面にマスターボール柄のホログラム加工。1BOXに約1枚・全165種ランダムで最も希少
見分け方はカード表面のホロ加工に浮かぶボールの柄。マスターボール柄は紫色のM模様が入っているので、モンスターボール柄(赤白)との区別は容易だ。
よくある質問
メルカリとショップ買取、手取りが多いのはどっち?
素体(未鑑定・美品)をメルカリで800円で売った場合、手数料10%(80円)と送料(普通郵便で約84円)を引いて手取りは約636円。ショップ買取は査定額が状態で変わるが、手数料・送料の負担がないケースが多く、手間やトラブルのリスクも小さい。
PSA10鑑定品は高額取引になるため、フリマサイトでのすり替え詐欺や配送事故への備えが欠かせない。リスクを抑えたいなら、信頼できるショップや鑑定品専門の取引プラットフォームの利用を検討してほしい。なお、未成年の方がカードを売却する際は保護者の同意が必要。
今後も値上がりする?
将来の価格は誰にも予測できない。過去12ヶ月のデータからは底値が切り上がる傾向が読み取れるが、今後も同じ動きが続く保証はない。
相場に影響を与える主な変数は以下のとおり。
- 供給側:ポケモンカード151の新たな再販・増産があれば、供給増により下落圧力がかかる
- 需要側:海外需要やコンプリート需要の継続性、新弾リリースによるコレクターの注目分散
マスターボールミラーとモンスターボールミラーはどう見分ける?
カード表面のホログラム柄で判別できる。マスターボール柄は紫色のM模様、モンスターボール柄は赤白のボール模様。詳しくは本記事の「ノーマル・モンスターボールミラーとの違い」セクションを参照。
まとめ
- コイキング マスターボールミラー(SV2a 129/165)のPSA10直近取引価格は¥38,000、12ヶ月平均は¥29,219
- 直近3ヶ月は底値が¥20,000に切り上がり、緩やかな上昇傾向
- 封入率約0.6%の希少性、海外需要、コンプリート需要の3つが価格を支えている
- PSA鑑定はPSA10取得時のリターンが大きい反面、PSA9以下だとコスト負けする。鑑定前の状態チェックが必須
売却・購入を検討するなら、判断前に直近の実取引価格を必ず確認してほしい。相場は日々動いている。


