「レギュ落ち=価値が下がる」は半分だけ正解です。2026年1月23日にGレギュレーションがスタンダード落ちしましたが、すべてのカードが一律に下落したわけではありません。過去のデータを分析すると、高騰するカードには3つの明確なパターンがあり、該当しない大半のカードは下落しています。この記事では、当サイト運営のtradecard.jp(メルカリ等の実勢出品・成約価格ベース)の相場データをもとに、高騰カードの条件・過去の価格推移・売り時の判断基準をまとめました。

ℹ️ 相場は日々変動します。最新の価格は tradecard.jp をご覧ください。


ポケカのレギュ落ちで高騰するカードは全体の一部|3つの高騰パターンを解説

ポケカのレギュ落ちで高騰するカードは全体の一部

「レギュ落ちしたカードが高騰している」——SNSでそんな投稿を見て、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、レギュ落ちで価格が上がるのは全体の一部にとどまります。大半は対戦需要の消失とともに下落するのが現実です。

高騰カードの共通点は、「対戦以外の需要」を持つか、「供給停止で希少性が高まるか」のどちらかです。レギュ落ちの基本をおさらいしたうえで、3つの高騰パターンを順に解説します。

そもそもレギュ落ち(スタンダード落ち)とは?

レギュ落ちとは、公式大会で使えるカードの範囲を定めた「スタンダードレギュレーション」から、古いカードが使用不可になることです。カード左下に印字されたレギュレーションマーク(G・H・I・Jなど)で使用可否が決まります。

2026年1月23日(金)の変更では、「G・H・I」から「H・I・J」に切り替わりました(出典:ポケモンカードゲーム公式)。Gマークが付いたカード——「拡張パック スカーレットex/バイオレットex」から「ハイクラスパック シャイニートレジャーex」までの拡張パックをはじめ、同期間のプロモカードやデッキ商品に収録されたGレギュカード——がすべてスタンダードで使用不可になりました。

📝 レギュレーションマーク早見図

  • 〜2025年12月18日:G・H・I 使用可能
  • 2025年12月19日〜2026年1月22日:G・H・I・J 使用可能(J追加の移行期間)
  • 2026年1月23日〜:H・I・J のみ(G落ち)

この変更は毎年1月下旬に実施されるのが通例です。直近ではEレギュ落ち(2024年1月)、Fレギュ落ち(2025年1月)、Gレギュ落ち(2026年1月)と続いています。

レギュ落ちカードは「エクストラレギュレーション」——BWシリーズ以降の幅広いカードが使えるルール——では引き続き使用可能です。この点が後述する「エクストラ需要型」の高騰に直結します。

トレカ
ジャパン
「スタンダードで使えなくなった=価値ゼロ」ではありません。エクストラやコレクション需要が残るカードは要チェックです。

レギュ落ちで高騰する3パターン|コレクター需要型・エクストラ需要型・希少性駆動型

対戦で使えなくなったのに値が上がる——その理由は、対戦需要以外に3つの価格を支える力があるからです。

パターン 高騰の主因 該当カードの特徴 代表例(Gレギュ) 高騰の傾向
①コレクター需要型 イラスト・キャラ人気による観賞・所有欲 人気キャラのSAR・SR・AR ナンジャモSAR、リザードンex SAR 横ばい〜緩やかに上昇。長期的にプレミア化
②エクストラ需要型 エクストラでの継続採用 汎用トレーナーズ(グッズ・サポート) カウンターキャッチャー、ポケモンキャッチャー、ナンジャモ 直後に下落。エクストラ需要は限定的で底値圏の推移が中心
③希少性駆動型 生産終了による供給停止+残存需要 未再録の汎用ノーマル、低封入プロモ 大地の器(ノーマル)、ペパー(ノーマル) 未再録なら供給減で上昇。ただし再録されると下落

①はレアリティが高いカード、②は対戦性能が高いカード、③は流通量が少ないカード——それぞれ異なるロジックで作用します。「高いカードだから上がる」のではなく、需要の質が違います。ここが最初の押さえどころです。

大半のカードは下落する|高騰の「例外」を正しく理解する

高騰パターンの解説に入る前に、一つ大事な前提があります。レギュ落ちカードの大半は下落します。

とくに下落しやすいのは以下のカードです。

  • 環境デッキの中核だったex系ポケモン(RR):対戦専用のため、レギュ落ちで需要がほぼゼロに
  • 汎用性の低いトレーナーズ:特定デッキでしか使われなかったサポート・グッズ
  • 再録済みカード:新レギュマーク付きで再録されると、旧版の需要が新版へ移行

ℹ️ 「レギュ落ち=高騰チャンス」という認識は危険です。高騰はあくまで例外であり、3パターンの条件に当てはまるカードに限られます。

この前提を踏まえたうえで、各パターンの実態を見ていきます。

✍️ この章のまとめ: レギュ落ちで高騰するのは全体の一部。①コレクター需要型 ②エクストラ需要型 ③希少性駆動型の3パターンに該当するかが判断の分かれ目です。

過去レギュ落ちの価格推移データで見る高騰の実態

過去レギュ落ちの価格推移データで見る高騰の実態

tradecard.jpおよび主要ショップの実勢相場(2026年6月時点)をもとに、3パターンの値動きが実際にどう推移したかを検証します。各相場は調査時点の参考値で、最新値はtradecard.jpでご確認ください。

先に結論をお伝えすると、レギュ落ち後も明確に上昇したのは、トップ人気ポケモンの最上位SAR(リザードンex SARなど)にほぼ限られます。汎用ノーマルやサポートSR、汎用トレーナーズの多くは、再録や需要減によってピーク時から下落しました。「レギュ落ち=高騰」ではない——冒頭の主旨が、ここでも数字で裏づけられます。各パターンが「どんな条件のときに上がり、どんなときに下がったか」というメカニズムに注目してご覧ください。

コレクター需要型の価格推移|最上位SARは底堅く、サポートSRは需要減で軟調

コレクター需要型は、カードのイラストの美しさ・描かれたキャラの人気が価格を支えるパターンです。対戦環境での強さとは無関係に、所有すること自体に価値がある——だからレギュ落ちの影響を受けにくいのです。

過去のFレギュ落ち(2025年1月)でレギュ落ちしたセレナSR(白熱のアルカナ)・カイSRは、初動のピークからは大きく下落したものの、汎用ノーマルやRRと違い数千円〜1万円台の相場を保っています(人気サポートSRは2025年以降の需要減で全体に軟調です)。Gレギュではナンジャモ SAR(②で挙げる汎用版ナンジャモとは別物のコレクター向けSAR)、リザードンex SARなどが同パターンの候補で、特にリザードンex SARはレギュ落ち後も上昇しています。

セレナSR(白熱のアルカナ/Fマーク):未鑑定 約8,000〜12,000円/PSA10 約25,000円 ※初動約37,000円から下落

カイSR(スペースジャグラー/Fマーク):未鑑定 約5,200〜8,700円 ※初動2万円超から下落

ナンジャモSAR(クレイバースト):未鑑定 約50,000〜60,000円/PSA10 約85,000円 ※高値維持・横ばい〜微減

リザードンex SAR(黒炎の支配者):未鑑定 約37,000〜50,000円/PSA10 約66,000〜96,000円 ※上昇傾向

出典:tradecard.jp/カードラッシュ・もえたく・ポケカチ等の実勢(取得:2026年6月24日)

特徴的なのは、レギュ落ち発表前後で大きな変動が起きにくく、時間経過とともに「絶版プレミア」として緩やかに上昇する点です。PSA10(米国の第三者鑑定機関による最高グレード)取得品は未鑑定品との価格差が拡大しやすく、コレクター層は状態に敏感です。


高騰しやすいカードの4条件

キャラ人気が高い(ゲーム・アニメ・グッズ展開で継続的に人気)

イラスト評価が高い(有名イラストレーター起用、構図の独自性)

収録パックの流通量が限定的

再録されていない(同一イラストの再収録がない)

エクストラ需要型の価格推移|汎用トレーナーズの底堅さ

エクストラ需要型は、レギュ落ち後もエクストラレギュレーションで採用され続けるカードに期待されるパターンです。理屈の上では、レギュ落ち直後に下落した後、エクストラ需要で底値から反発する展開が考えられます。ただし実際には、エクストラの市場規模が小さいため反発は限定的で、底値圏にとどまるカードがほとんどです(下記の相場参照)。

Gレギュのエクストラ需要型カード——カウンターキャッチャー(サイド差条件付きベンチ呼び出し)、ポケモンキャッチャー(コイン判定のベンチ呼び出し)、ナンジャモ(手札干渉。①で触れたコレクター向けSARとは別の通常版)などです。いずれもGマークのまま新レギュマークでの再録がなく、Gレギュ落ちでスタンダードから外れました。

カウンターキャッチャー:未鑑定 約80円

ポケモンキャッチャー:未鑑定 約10〜30円

出典:各ショップ実勢(取得:2026年6月24日)※汎用トレーナーズは底値水準で、レギュ落ち後の明確な反発は確認できていません

トレカ
ジャパン
エクストラの大会参加者はスタンダードより少ないため、需要の絶対量は限定的です。「底堅い」が実態に近い表現で、「爆上がり」を期待するパターンではありません。なお、ボスの指令のように新マーク(Iマーク)で再録されたカードは、エクストラを待つまでもなくスタンダードで使えるため、このパターンには含まれません。

希少性駆動型の価格推移|供給停止が生む逆転現象

希少性駆動型は、レギュ落ちで最も「意外性」のあるパターンです。供給が完全に止まることで、残存する在庫の希少性が価格を押し上げる現象を指します。

成立条件は3つです。

条件1
パック生産が終了している
条件2
新レギュマーク(H・I・J)付きでの再録がない
条件3
一定の需要が残っている(エクストラ・コレクション・カジュアル用途のいずれか)

3条件がすべて揃うと、市場のカード枚数は減り続ける一方で需要はゼロにならず、需給バランスの崩れが価格上昇を引き起こします。Gレギュではノーマルカードの高騰がこのパターンの典型例でした。

✍️ この章のまとめ: 同じ「レギュ落ち」でも値動きは三者三様。実データ上、明確に上昇しているのはトップ人気の最上位SAR(リザードンex SAR等)で、サポートSR・汎用ノーマル・汎用トレーナーズの多くはピーク比で下落しています。「レギュ落ち=高騰」ではなく、上がるのは需要の質が高いごく一部——冒頭の主旨がデータでも裏づけられます。

レギュ落ちしたノーマルカードが高騰する理由と条件

レギュ落ちしたノーマルカードが高騰する理由と条件

「ノーマルカードなのに数百円?」——Gレギュ落ち前後で注目を集めたこの現象を、条件と過去事例から体系的に解説します。なお後述のとおり、ここで挙げるノーマルの多くは2023〜24年に高騰したのち、再録やレギュ落ちを経て現在は落ち着いています。大切なのは「どんな条件が揃うと高騰したのか」というメカニズムの理解です。

ノーマルが高騰する3条件|汎用性・新マーク未再録・低流通量

ノーマルカードの高騰は限られたカードだけで起きる現象です。高騰するノーマルは3条件がすべて揃っています

ノーマル高騰

条件①:汎用性が高い — 多くのデッキで採用される「インフラ的」カードです。エネルギーサーチ、ポケモンサーチなどデッキの基盤を支える機能を持つものです。

条件②:新マーク未再録 — 新レギュマーク(H・I・J)付きでの再録がないことです。再録されれば対戦プレイヤーは新版を使い、旧版の需要は激減します。逆に、何度再録されていてもすべてGマークのままなら、Gレギュ落ちで全バージョンが一斉に使えなくなります。

条件③:流通量が少ない — ノーマルは1パックに複数封入されるため「大量に出回っている」イメージがありますが、汎用ノーマルほど対戦で4枚使いされ、市場在庫がどんどん吸収されていきます。パック生産終了後の流通量の減少は想像以上に早いです。

ℹ️ ノーマルカード全般が値上がりするわけではありません。3条件すべてに合致するカードはGレギュ全体でも数えるほどです。

過去に高騰したノーマルの事例|大地の器・ペパー・ネストボール

3条件に該当したGレギュの代表的な事例です。いずれも対戦最盛期(2023〜24年)に高騰しましたが、現在の相場は下記のとおり落ち着いています。条件がどう作用し、なぜ今は沈静化したのかに注目してください。

大地の器 — 手札1枚トラッシュで山札から基本エネルギーを2枚まで手札に加えるグッズです。タケルライコexやドラパルトexなど幅広いデッキで採用されました。拡張パック「古代の咆哮」で初収録後、スターターデッキやハイクラスパック「テラスタルフェスex」で複数回再録されていますが、いずれもGマークのまま。新レギュマークでの再録がないため、Gレギュ落ちで全バージョンが一斉に使用不可となりました。

大地の器(古代の咆哮 U):未鑑定 約150〜380円 ※2024年のピーク(約500〜700円)から、テラスタルフェスex再録とレギュ落ちで下落

出典:tradecard.jp/カードラッシュ・カーナベル・トレコロ等(取得:2026年6月24日)

ペパー — 山札からグッズとポケモンのどうぐを1枚ずつ手札に加えるサポートです。グッズ・どうぐ軸デッキで広く採用されました。バイオレットexで初収録後、ハイクラスパック「シャイニートレジャーex」でも再録されていますが、こちらもすべてGマーク。大地の器と同じく、新マーク未再録のためGレギュ落ちで一斉に使えなくなります。

ペパー(バイオレットex 通常):未鑑定 約30〜100円 ※低額ノーマル。高額なのはSR/SAR版で、通常版は安価

出典:各ショップ実勢(取得:2026年6月24日)

ネストボール — 山札からたねポケモン1枚をベンチに出すグッズです。多くのデッキで採用される汎用サーチカードです。過去に複数回の再録歴がありますが、現行のH・I・Jマークでの再録はなく、Gマーク版はレギュ落ち済み。将来、新マークで再録されれば価格は落ち着く可能性があるため、再録動向がカギになります。

ネストボール(通常):未鑑定 約30〜100円 ※汎用ノーマル。高額なのは旧弾の特別仕様で、通常版は安価

出典:各ショップ実勢(取得:2026年6月24日)

カード名 ①汎用性 ②新マーク未再録 ③低流通 判定
大地の器 ◎ エネサーチ基盤 ◎ 再録はGマークのみ ○ 対戦消費で在庫減
ペパー ○ グッズ・どうぐ軸 ◎ 再録はGマークのみ
ネストボール ◎ 多くのデッキで採用 △ 旧再録あり・新マーク未再録(今後の動向に注意) 条件付き✅

✍️ この章のまとめ: ノーマルの高騰は「汎用性×新マーク未再録×低流通量」の3条件がすべて揃ったカードだけに起きた限定的な現象でした。逆に、再録(テラスタルフェスex等)で供給が増えたり対戦需要が消えたりすると条件が崩れ、価格は落ち着きます。大地の器の現状がその典型です。

Gレギュ落ちから5ヶ月|予想 vs 実際の答え合わせ

Gレギュ落ちから5ヶ月|予想 vs 実際の答え合わせ

2026年1月23日のGレギュ落ちから約5ヶ月。事前に高騰が予想されていたカードは実際にどう動いたのか——的中と外れの要因を振り返ります。

予想的中カード|高騰が実現した銘柄とその要因

実際に相場が維持・上昇したカードはコレクター需要型に集中しました。ナンジャモSARやリザードンex SARは、対戦での使用可否にかかわらず「持っていたいカード」としての地位が確立されていた——これが大きいです。

ナンジャモSAR(クレイバースト):未鑑定 約50,000〜60,000円/PSA10 約85,000円 ※高値維持(直近は横ばい〜微減)

出典:tradecard.jp/ポケカチ・japan-toreca等(取得:2026年6月24日)

的中の要因は3点です。

  • キャラ人気の継続性:ゲーム・アニメ・グッズ展開が続き、カード需要が対戦環境に依存していない
  • イラストの希少性:SARは封入率が低く、パック生産終了後は市場供給が細る一方
  • 30周年への期待:ポケモンカードゲーム30周年の年にあたり、コレクター市場全体が活況

予想外れカード|下落・横ばいに終わった銘柄と教訓

「対戦で強いから高騰する」と見られていたex系RRの多くは期待を下回りました。対戦需要のみで評価されていたex系RRは、レギュ落ちで軒並み下落しています。

サーナイトex RR(バイオレットex):未鑑定 約10円 ※初動約1,000円から暴落

パオジアンex RR(クレイバースト):未鑑定 約10〜30円 ※初動から暴落

出典:ポケカチ等の実勢(取得:2026年6月24日)

外れから得られる教訓は明確です。

  • 「強さ」と「高騰」は直結しない:対戦環境の強さはレギュ落ちで需要の根拠ごと消えます
  • RRは高騰しにくい:封入率がSAR・SRより高く、希少性プレミアムが付きにくいです
  • エクストラ需要だけでは不十分:エクストラの大会規模はスタンダードの数分の一。価格を大きく押し上げるには力不足です
トレカ
ジャパン
「環境トップだったから高騰するはず」——この思い込みが一番危険です。レギュ落ちで需要の根拠自体がなくなるカードは、どんなに強くても下がります。

✍️ この章のまとめ: 予想的中はコレクター需要型が中心。「対戦で強い=高騰」という予想は多くが外れ、需要の「質」を見極める重要性が浮き彫りになりました。

売り時?持ち時?レギュ落ちカードの判断フレームワーク

売り時?持ち時?レギュ落ちカードの判断フレームワーク

手持ちのレギュ落ちカード、売るか持つか? ここまでの分析から導いた4軸フレームワークで判断できます。

4つの判断軸の使い方|あなたのカードに当てはめるチェックリスト

チェック項目 はい → 持ち寄り いいえ → 売り寄り
①レアリティがSR以上か? コレクター需要が見込める 希少性プレミアムは限定的
②人気キャラが描かれているか? キャラ人気が価格を下支え 対戦需要消失で下落リスク
③新レギュマークでの再録がないか? 供給停止で希少性上昇 再録版に需要が移行
④エクストラで採用されるカードか? 対戦需要が一部残存 需要の受け皿がない

判定の目安

3つ以上「はい」 → 持ち(中長期で上昇の可能性あり)

2つ「はい」 → 様子見(相場推移を確認してから判断)

1つ以下「はい」 → 売り(早めの売却を検討)

相場は読めない——これが前提です。「もう少し待てば上がる」と持ち続けてピークを逃す、そんな失敗は日常茶飯事です。迷ったら「一部だけ売って利益確定、残りを保持」という分割判断も有効です。

売却タイミングの目安|レギュ落ち前後の価格推移から読む最適期

カードタイプ別のピーク時期には傾向があります。

売却タイミングの目安
  • コレクター需要型(SAR・SR):明確なピークが存在しにくいです。「絶版」意識で緩やかに上昇する場合もあります。急いで売る必要はありません。ただし再録・記念カード発表など供給が増えるイベントには要警戒です
  • エクストラ需要型(汎用トレーナーズ)レギュ落ち発表直後〜施行1ヶ月前がピークになりやすいです。対戦用RRの売却はこの時期が最も有利です
  • 希少性駆動型(ノーマル汎用):新マーク未再録なら、供給枯渇が進むレギュ落ち後3〜6ヶ月で上昇する場合があります。ただし大地の器のようにハイクラスパックで再録されると供給が増えて一気に下落するため、再録動向を見極めてからの判断が安全です

売り時の判断には最新の相場確認が欠かせません。当サイト運営の tradecard.jp では、メルカリ等の実勢出品・成約価格ベースの相場データを日次更新しています。

✍️ この章のまとめ: 4軸チェックリストで「持ち/売り」を判断し、カードタイプ別のピーク時期を意識してタイミングを計りましょう。

2027年Hレギュ落ちに向けて今からできること

2027年Hレギュ落ちに向けて今からできること

毎年1月下旬のレギュ変更サイクルに基づけば、2027年1月にHレギュのスタンダード落ちが予測されます(現時点で公式発表はなし)。Gレギュの教訓を活かし、今から備えられることをまとめます。

Hレギュの注目カードと過去パターンの適用

Gレギュの3パターンフィルターをHレギュに当てはめると、注目すべき方向性が見えてきます。

判断軸 チェックポイント 今からできるアクション
コレクター需要 Hレギュの人気キャラSAR・SRを特定 手持ちにあれば美品保管。相場が落ち着いているうちの入手も検討
エクストラ需要 Hレギュの汎用トレーナーズを洗い出し エクストラでも採用される汎用カードを確認
希少性駆動 Hレギュ限定の新マーク未再録ノーマルをリスト化 再録動向をウォッチし、新マーク未再録のまま落ちそうなカードに注目

ℹ️ これは過去パターンの適用による予測であり、確実な高騰を保証するものではありません。再録状況やコレクター市場の動向によって結果は変わります。

30周年(2026年10月)との相乗効果を考える

ポケモンカードゲームは2026年10月20日に30周年を迎えます(出典:30周年記念サイト)。記念拡張パック「30th CELEBRATION」は2026年9月16日発売、関連商品も順次展開されます。コレクター市場全体の活性化要因になりえますが、恩恵の中心は旧裏面カード・周年記念カード・歴代人気キャラの高レアリティカード(ピカチュウ・リザードン等)です。Gレギュカードが直接恩恵を受けるかは未知数ですが、市場全体の活況はコレクター需要型への間接的な追い風になりえます。

トレカ
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30周年イヤーは市場全体が盛り上がりやすい時期です。ただし「30周年だから何でも上がる」わけではありません。恩恵を受けるカードの見極めが大切です。

✍️ この章のまとめ: Gレギュの3パターンをHレギュにも適用し、注目カードを今から整理しておきましょう。

よくある質問

レギュ落ちしたカードは捨てるべき?

A: 捨てる必要はありません。

エクストラレギュレーションやカジュアル対戦では引き続き使えますし、コレクターにとっては「絶版カード」としての価値もあります。対戦需要のみで価格が維持されていたRR等は相場が下がりやすいため、不要であれば早めの売却検討も選択肢です。

エクストラレギュレーションではまだ使える?

A: はい、使えます。

エクストラはBWシリーズ以降の幅広いカードが使用可能なルールです(出典:ポケモンカードゲーム公式)。ただしエクストラの大会はスタンダードより開催数・参加者数ともに少なく、対戦需要の規模はスタンダードほどではありません。

再録されたカードのGレギュ版はどうなる?

A: 新マークで再録されると対戦需要は大幅に低下します。

新レギュマーク(H・I・J)付きで再録されると、対戦プレイヤーは新版を使うため旧Gレギュ版の対戦需要は大幅に低下します(ボスの指令やハイパーボールがこのケースで、Iマーク版がスタンダードで使えます)。一方、再録がすべてGマークのまま(大地の器・ペパー等)なら、全バージョンが一斉に落ちるため希少性が残ります。また、SAR・SRなどイラスト違いのカードは、旧版イラストがコレクターに評価されていれば価格を維持するケースもあります。同じ効果でもイラストが異なれば、コレクターにとっては「別のカード」です。

ノーマルカードでも売れる?

A: 相場が付いているカードであれば売却可能です。

本記事で解説した「汎用性×新マーク未再録×低流通量」の3条件を満たす大地の器等は、ノーマルでも実勢相場で取引されています(最新相場は tradecard.jp で確認可能)。3条件を満たさないノーマルの大半は数円〜十数円の相場となるため、まとめ売りが現実的です。

PSA鑑定に出すべきカードの基準は?

A: 鑑定費用を十分に上回る実勢相場のカードが目安です。

PSA鑑定(米国の第三者鑑定機関による品質グレード、10が最高評価)は、鑑定費用・送料・待ち期間を考慮するとすべてのカードで割に合うわけではありません。目安として鑑定費用を十分に上回る実勢相場のカードかつ状態良好(角欠け・白かけなし)であれば、PSA10取得で価格が上乗せされる余地があります。相場が数千円以下のカードでは鑑定費用を回収できないことがほとんどで、推奨しません。鑑定費用の最新料金はPSA Japan公式サイト等でご確認ください。

まとめ

レギュ落ちで高騰するカードは全体の一部であり、①コレクター需要型 ②エクストラ需要型 ③希少性駆動型の3パターンに該当するカードに限られます。


押さえるべきポイント

レギュ落ちカードの大半は下落する。「レギュ落ち=高騰」は誤解

コレクター需要型(人気キャラSAR・SR)はレギュ落ちの影響を受けにくく、長期的にプレミア化の傾向

ノーマルカードの高騰は「汎用性×新マーク未再録×低流通量」の3条件がすべて揃った場合のみ

売り時は4軸(レアリティ×キャラ人気×再録可能性×エクストラ需要)のチェックリストで判断

2027年Hレギュ落ちに向けて、Gレギュの3パターンを今から活用する

手持ちカードの最新相場は tradecard.jp で確認できます(メルカリ等の実勢出品・成約価格ベース、日次更新)。

ℹ️ 本記事は2026年6月時点の情報に基づいています。Hレギュ落ちの公式発表時に更新予定です。

※本記事は特定カードの購入・売却を推奨するものではありません。売買はご自身の判断と責任で行ってください。