ピカチュウ(068/XY-P)ピカチュウ大量発生チュウ プロモカードの表面
ピカチュウ(068/XY-P)。2014年「ピカチュウ大量発生チュウ!」で配られたプロモカードです


ピカチュウ大量発生チュウ(068/XY-P)の相場と買取価格

ピカチュウ(068/XY-P)は、2014年の夏に横浜みなとみらいで開かれた「ピカチュウ大量発生チュウ!」の会場で配られたプロモカードです。パックに入っていたものではなく、イベント限定の配布品でした。配られたのは068・069・070の3種類で、どれが手に入るかはランダム。その後の再録は一度もありません。

配布から10年以上が経ちましたが、人気はいまも続いています。状態のよい開封済みのカード(素体)でだいたい¥15,000〜¥22,000、配布袋のままの未開封品で¥19,000〜¥25,000あたりが目安です。PSA10(Professional Sports Authenticator=世界最大の鑑定機関の最高評価)までいくと、¥45万〜¥49万円ほどで取引されています。

PSA10・開封美品・未開封でどれくらい違う?

同じカードでも、グレードや状態しだいで価格はかなり変わります。直近の相場を整理すると、次のようになります。

グレード・状態 相場レンジ 直近の買取目安 ひとこと
PSA10(Gem Mint)¥450,000〜¥490,000¥480,000前後取得率が低く、出回る数が少ない
PSA9(Mint)数万円〜十数万円(目安)取引事例が少なく振れ幅が大きい
未開封(配布袋)¥19,000〜¥25,000¥22,000前後袋のままなので初期傷が少ない
開封・美品(素体)¥15,000〜¥22,000¥18,000前後状態のよいシングル
開封・並〜傷あり¥6,000〜¥12,000(目安)傷の程度で上下します

※メルカリ・ヤフオクの成約実績や専門メディアの相場調査をもとにした目安です(2026年6月時点)。PSA9と並品は公開された取引データが少ないため、おおよその目安としてお考えください。

トレカ
ジャパン
同じカードでも、素体とPSA10では40万円以上ひらきます。状態に自信があるなら、鑑定に出すかどうかは一度検討してみる価値があります。

ただし、鑑定に出せば必ずPSA10になるわけではありません。後で触れますが、このカードはPSA10の取得率が2割ほど。状態には自信があっても、鑑定の結果がPSA9以下になることは十分あり得ます。

📝 PSA鑑定とは?

表面・裏面の傷、角の白かけ、センタリング(印刷のズレ)などを10段階で評価し、専用ケースに封入して返してくれるサービスです。状態が数字で固定されるので、売買のときに「思っていたより状態が悪い」といったトラブルが起きにくくなります。

メルカリ・ヤフオク・買取業者を、手取りで比べる

結局どこで売れば一番手元に残るのか、というのは気になるところだと思います。開封・美品相当を想定して、それぞれの手取りを並べてみます。

売却先 表示価格帯 手数料・送料 手取りの目安
メルカリ¥18,000〜¥25,000販売手数料10%+送料約¥200¥16,000〜¥22,300
ヤフオク¥17,000〜¥26,000落札手数料8.8〜10%¥15,300〜¥23,700
買取業者査定額(目安¥18,000前後)送料・手数料が無料の業者もあり査定額がそのまま手取り

※価格帯は直近の成約・買取相場の目安です(2026年6月時点)。買取の査定額は業者ごとに差があるので、何社かに見積もりを取るのがおすすめです。

フリマアプリは自分で値段をつけられるので、うまくいけば相場の上のほうで売れます。そのかわり、手数料と送料で表示額から1〜1.5割ほど目減りしますし、すり替えての返品や「状態が違う」といったクレームなど、個人間ならではの面倒も少なくありません。

買取業者は、提示された査定額がそのまま手元に残るケースがほとんどです(送料や振込手数料を業者が負担する場合)。値段交渉もトラブル対応も不要で、手間がかからないのが一番のメリットといえます。

✍️ 高くなりやすいPSA10品を、急がずじっくり売りたいならフリマアプリ。手早く確実に現金化したいなら買取業者。このあたりが現実的な使い分けになりそうです。



直近の価格の動きと、その背景

このカードの値動きは、状態によってけっこう違います。素体とPSA10では、最近の動き方も対照的でした。

素体は横ばい、PSA10は上向き

開封済みの素体(美品シングル)の買取相場は、ここしばらく¥18,000前後で落ち着いています。一方でPSA10は、直近1ヶ月で約¥43万円から約¥48万円へと上がりました。鑑定済みの高額帯のほうが、値動きが大きく出やすい傾向です。

📝 「素体(そたい)」って?

PSAなどの鑑定に出していない、ケースに入っていないカードそのもののことです。鑑定済みのカード(スラブ)と区別するときに使われます。

相場を支えている要因

値段が下がりにくい背景には、いくつかの事情が重なっています。

再録がなく、出回る数が減っている

068/XY-Pは2014年の配布以降、パックに入ったことも再配布されたこともありません。コレクターが手元に置いたままにするほど、市場に出てくる枚数は少しずつ減っていきます。

PSA10になりにくい

このカードはPSA10の取得率が2割ほどしかなく、最高評価のものがあまり市場に出てきません。鑑定に出した枚数に対してPSA10の母数が限られるので、その希少さが価格を押し上げています。

ポケカ全体の地合いと、ピカチュウ人気

プロモや旧作のようなコレクター向けのカードは、ポケカ市場全体の調子に影響されます。そこにピカチュウという根強い人気が乗るため、ピカチュウのプロモは全体的に値段が落ちにくい状況が続いています。



なぜ高い? 配布の背景と希少性

イベントで配られたプロモカードが高くなるのには、理由があります。会場でしか手に入らなかったこと、もともとの枚数が多くないこと、そしてピカチュウのプロモを集めるコレクターが一定数いること。順番に見ていきます。

2014年の横浜イベントでの配布

068/XY-Pが配られたのは、2014年8月9日から17日にかけて横浜みなとみらいで開かれた「ピカチュウ大量発生チュウ! at 横浜みなとみらい」です。このイベントは2014年に始まり、その後は横浜の夏の名物になりました。概要は次のとおりです。

項目 内容
イベント名ピカチュウ大量発生チュウ! at 横浜みなとみらい
開催期間2014年8月9日〜17日(ファイナルは8月16・17日/パシフィコ横浜)
開催地横浜みなとみらい21地区
主催・連携株式会社ポケモン × 横浜市(協力協定による公民連携)
配布カード068・069・070 XY-Pの3種(1枚をランダムに配布)
イベント規模期間中、みなとみらい一帯にのべ約1,000匹のピカチュウが登場

※ポケモン社の公式イベント情報、横浜市の公民連携事例などをもとにしています。

ℹ️ 来場者全員がもらえたわけではありません。会場で決められた条件を満たした人が、068・069・070の3種類から1枚を受け取れる形でした。

配布枚数は公式には出ていません。ただ、鑑定機関に出されたPSA10の総数が数百枚規模にとどまっていることを踏まえると、よい状態で残っている枚数はそれほど多くないと考えられます。再録もないので、流通量は年々減っていくばかりです。

同時に配られた3種(068・069・070)を比べる

同じ2014年のイベントで配られた3種を並べると、068/XY-Pがどのあたりに位置するのか見えてきます。相場の水準はどれも近いです。

カード ナンバー 配布年 素体(美品)買取目安 PSA10相場の目安
ピカチュウ(大量発生チュウ)068/XY-P2014年¥18,000前後約¥48万円(総枚数 約235枚)
ピカチュウ(大量発生チュウ)069/XY-P2014年¥18,000前後約¥49万円(総枚数 約222枚)
ピカチュウ(大量発生チュウ)070/XY-P2014年¥18,000前後約¥41万円(総枚数 約255枚)

※専門メディアの相場調査による目安です(PSA10価格は2026年5〜6月時点)。3種ともPSA10の取得率は2割台(21〜25%)で推移しています。

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素体はどれも¥18,000前後でほぼ横並び。PSA10になると40万円台で、わずかに069が高く、070がやや控えめ、という並びになっています。

ピカチュウ 068/XY-P プロモカード
068/XY-P
ピカチュウ 069/XY-P プロモカード
069/XY-P
ピカチュウ 070/XY-P プロモカード
070/XY-P
2014年のイベントで配られた3種(068・069・070 XY-P)


PSA鑑定に出すべき? 費用と手取りで考える

素体のまま売るか、PSA鑑定を通してから売るか。迷ったときは、かかる費用と手取りを数字で並べてみると判断しやすくなります。

PSA10が取れたら、手取りはどう変わる?

まず、鑑定にかかる費用の内訳から見ていきます。

費用項目 金額の目安
PSA鑑定料(代行業者経由)¥3,000〜¥5,000
代行手数料¥1,000〜¥2,000
往復の送料・保険¥1,000〜¥1,500
合計¥5,000〜¥8,500

※代行業者の公表料金をもとにした目安です。為替で鑑定料が変わることがあり、納期はおおむね3〜6ヶ月です。

これを踏まえて、グレード別に手取りを比べると次のようになります。

パターン 売却の見込み 鑑定コスト 手取りの目安
素体(美品)のまま売る¥18,000(買取目安)¥0¥18,000
PSA10が取れて売る¥480,000(取引相場)約¥7,000約¥473,000
PSA9になって売る数万円〜十数万円(目安)約¥7,000数万円規模(目安)

PSA10が取れれば、素体で売るより手取りは40万円以上増える計算です。とはいえ、このカードのPSA10取得率は2割ほど。残りの7〜8割はPSA9以下になるので、思ったほどの上乗せにならないこともあります。ここが判断の分かれ目です。

費用・期間・リスクをどう見るか

結局のところ、判断のカギは「PSA10が取れそうかどうか」です。イベントで配られたカードは、当時の扱い(手渡しや袋の有無など)によって状態にばらつきがあります。PSA10を狙うなら、表裏に傷や白かけがなく、センタリングもそろっていることが条件になります。

鑑定に出す前に、自分で見ておきたいポイントは3つです。


PSA10を狙うためのセルフチェック

四隅の白かけ:拡大鏡や高解像度のカメラで確認します。ごく小さな白かけでもPSA9以下になりがちです。

センタリング:枠線の太さが上下左右でそろっているか。肉眼でわかるズレがあると、PSA10はかなり厳しくなります。

表面の傷・擦れ:光に当て、角度を変えながら見ます。プレイで使った跡やスリーブの擦れは、そのまま評価に響きます。

鑑定の期間は、代行業者経由で3〜6ヶ月ほどが一般的です。その間カードは手元を離れますし、相場が動くリスクも背負うことになります。特にPSA10は値動きが大きいので、出してから返ってくるまでに相場が変わることも頭に入れておきたいところです。

✍️ 四隅・センタリング・表面に目立つ傷がなく、半年ほど待てるなら、PSA鑑定は検討する価値があります。状態に不安があったり、すぐ現金化したかったりするなら、素体のまま売るほうが無難です。

ポケカを高く売るなら、まずは相場を知ることから。

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カードの基本情報と、偽物の見分け方

068/XY-Pは素体でも¥18,000前後、PSA10なら40万円台後半になるカードです。フリマや個人売買で動かすなら、カードの情報を正しく押さえ、真贋もきちんと見極めておきたいところです。

ピカチュウ(068/XY-P)の基本スペック

項目 内容
カード名ピカチュウ
カードナンバー068/XY-P
種類たねポケモン
タイプ
HP60
ワザたいりょうはっせい!?(コインを3回投げ、オモテの数ぶんまで自分の山札から「ピカチュウ」を選んでベンチに出し、山札を切る)
弱点闘×2
抵抗力鋼-20
にげるコスト1
レアリティPROMO(プロモーションカード)
イラストレーター斉藤コーキ
配布イベントピカチュウ大量発生チュウ! at 横浜みなとみらい(2014年)
現行レギュレーション使用不可(コレクション向け)

いまのスタンダード・エクストラのどちらでも使えないため、対戦で活躍する場面はありません。価値のほとんどは、コレクションとしての希少さと、イベント限定で配られたという入手経路にあります。

フリマで偽物をつかまないための3つのポイント



SNSでは、フリマでの状態の詐称や偽物についての注意喚起がときどき流れてきます。高額なプロモを個人間でやり取りするなら、最低でも次の3点は見ておきましょう。

CHECK1
印刷の質感とフォント
カード名やワザ名、数値のフォントを見てみてください。偽物は文字が太かったり、インクがにじんでいたり、位置がわずかにずれていたりすることがあります。手元に正規のポケカがあれば、並べて比べるとわかりやすいです。出品画像が粗いときは、追加の写真をお願いするのが安全です。
CHECK2
裏面の色味と紙質
ポケモンカードの裏面は、決まった青色で統一されています。偽物はこの青の濃さが微妙に違う(やや紫がかる、薄いなど)ことが多いです。紙の質も、正規品はしなやかで適度なコシがありますが、偽物は薄かったり硬かったりと、手触りで気づけることもあります。
CHECK3
ナンバー表記のそろい方
「068/XY-P」の表記やフォント、配置が、正規のプロモと一致しているかを確認します。番号の桁ズレや書体の違い、印字位置の不自然さは偽物のサインになり得ます。迷ったら、複数の正規画像と細かく見比べてみてください。

ℹ️ どうしても判断がつかないときは、PSA鑑定に出せば真贋もあわせて見てもらえます。偽物と判定された場合は、グレードが付かずに返ってくる仕組みです。

買取とフリマ、手取りはどちらが上?

手取りの額だけ見ればフリマが有利なこともありますが、かかる時間やトラブルのリスクまで含めると、話は変わってきます。

比較項目 フリマアプリ 買取業者
手取り額相場の上限近くも狙える相場の中央値〜やや下
手数料10%前後+送料無料の業者もあり
売れるまでの時間数日〜数週間即日〜数日
トラブルのリスクすり替え返品・状態クレーム業者査定なので起きにくい
真贋の判定自己責任業者が確認
トレカ
ジャパン
高くなりやすいPSA10品で時間に余裕があるならフリマ、素体を手間なく現金化したいなら買取、という分け方が使いやすいです。なお中古品の買取には古物営業法(e-Gov法令検索)にもとづく古物商の許可が必要で、許可を持つ業者なら安心して取引できます。

ℹ️ 未成年の方が売却する場合は、保護者の同意が必要です。

よくある質問



Q. ピカチュウ大量発生チュウのカードは何種類ありますか?

A. 2014年のイベントでは、068・069・070 XY-Pの3種類が配られました。

この記事の068/XY-Pは、その3種類のうちの1枚です。会場で1枚ランダムに配られました。「ピカチュウ大量発生チュウ!」は2014年から毎年夏に横浜みなとみらいで開かれている恒例イベントで(2020〜2022年は中止)、年によって配布カードの有無や内容は変わります。各カードの相場はtradecard.jpの個別ページで確認できます。

Q. 状態が悪くても買い取ってもらえますか?

A. 傷や白かけ、折れがあっても、068/XY-Pのような希少なプロモは値段がつくことが多いです。

状態に応じて減額はされますが、美品(素体)が¥18,000前後で取引される希少カードなので、並品でもある程度の値はつきやすい傾向です。まずは査定に出して、いまの評価額を確かめてみるのが確実です。

Q. これから相場はどうなりそうですか?

A. 先のことは言い切れませんが、判断材料になりそうな点を整理します。

上がりそうな要因

  • 再録がなく、出回る数が年々減っている
  • PSA10の取得率が2割台と低く、最高評価のものが少ない
  • 海外コレクターの日本限定プロモへの関心や、ピカチュウ人気が続いている

下がりそうな要因

  • ポケカ市場全体が冷え込めば、その影響を受ける
  • PSA鑑定に出される枚数が増え、鑑定済みの供給が増えると希少感は薄れる
  • 新しいピカチュウのプロモが出ると、需要が分散する

どちらの力が強く出るかは、今後の市場しだいです。持ち続けるか売るかは、ご自身の資金の都合や持っている目的に合わせて決めるのがよいと思います。

売るかどうか迷ったときのチェックリスト

手元の068/XY-Pを売るか迷っている方は、次の点で状況を整理してみてください。

  • □ 四隅や表面に目立つ傷がないか(鑑定の判断は費用・期間・リスクをどう見るかを参照)
  • □ 鑑定費用(約¥5,000〜¥8,500)と3〜6ヶ月の期間、そしてPSA10が取れない可能性を受け入れられるか
  • □ 直近の相場(素体は横ばい、PSA10は上向き)をどう見るか
  • □ すぐ現金化したいか、半年ほど待てるか
  • □ フリマのリスクを受け入れるか、買取の安心感を取るか

すべてに答えが出なくても大丈夫です。まずはいまの査定額を確かめて、それを判断の出発点にするのが一番手堅い方法です。

ポケカを高く売るなら、まずは相場を知ることから。

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