1998年6月発売の「ポケットモンスターカードゲーム イントロパック」は、ポケモンカード初の構築済みデッキ商品です。「フシギダネデッキ」「ゼニガメデッキ」の2種が展開され、旧裏面カードの中でもとりわけコレクター人気が高い一品として知られています。
この記事では、イントロパック収録の当たりカードと最新買取相場を一覧にまとめました。未開封品の価値やPSA鑑定で価格がどう変わるかまで、データをもとに解説します。
イントロパックとは?基本情報まとめ
| 正式名称 | ポケットモンスターカードゲーム イントロパック |
|---|---|
| 発売日 | 1998年6月 |
| 定価(税別) | 1,280円 ※一部資料では1,300円表記あり |
| デッキ種類 | フシギダネデッキ/ゼニガメデッキ(全2種) |
| デッキ枚数 | 各60枚 |
| 封入方式 | 固定収録(ランダム封入ではない) |
| カード仕様 | 旧裏面(初期フォーマット) |
同梱物は対戦ルールブックとダメカンシート。いわゆる「はじめてのポケモンカード」として設計された商品で、ブースターパックのようなランダム封入ではなく、収録カードは全個体で同一です。
発売から27年が経過し、再販の見込みはありません。流通する美品は年々減少しており、その結果未開封品や状態の良いカード単体に数万円の買取価格が付くケースが出てきました。
当たりカード・買取相場一覧【2025年7月】
⚠ 価格について:以下はすべて2025年7月時点の参考値です。実際の買取価格はカードの状態・業者の在庫状況によって変動します。
📌 ご注意:最新の買取価格は各リンク先で必ずご確認ください。キズ・白欠け・反りなどの状態差で査定額は上下します。
注目カード個別解説
カメックス LV.52 ― イントロパック最高額の1枚
ゼニガメデッキの看板ポケモン。イントロパック収録カードの中で買取価格トップです。
買取価格目安:約23,000円(2025年7月調査)
出典:もえたく!
特殊能力「あまごい」は、手札の水エネルギーを好きなだけ自分のポケモンに付けられる効果。当時の対戦環境では"水デッキのエンジン"として広く使われました。旧裏面カメックスには第1弾版もありますが、イントロパック版はカード右下のデッキマーク(水滴マーク)で見分けられます。
なお第1弾初版(マークなし)のカメックスは相場が大きく異なり、数十万円規模の取引事例も報告されています。版の違いで価格差がここまで開くため、売却前にデッキマークの有無を必ずチェックしましょう。
フシギバナ LV.67 ― 草デッキの心臓部
フシギダネデッキのエース。ホロ仕様で、カメックスに次ぐ高額カードです。
買取価格目安:約15,000円(2025年7月調査)
出典:もえたく!
特殊能力「エナジートランス」で、場のポケモンに付いている草エネルギーを自由に付け替え可能。バトル中に弱点を突けるアタッカーへエネルギーを集中させる動きが強力で、当時のトーナメントシーンでも使用率の高いカードでした。
美品の流通が減ってきたこともあり、相場は緩やかな上昇傾向にあります。なお「とりかえっこプリーズ」版フシギバナは別プロモ限定品であり、イントロパック版とは異なるため混同に注意してください。
ピカチュウ LV.12
コモンながら買取価格が約2,000円付く、キャラクター人気×旧裏面需要の恩恵を受けた1枚です。
買取価格目安:約2,000円(2025年7月調査)
出典:もえたく!
「コモン=値が付かない」というイメージを覆す好例です。イントロパック版はデッキマーク(花マーク)で識別できるため、旧裏ピカチュウ全種コンプリートを目指すコレクターからの引き合いがあります。
ピカチュウ LV.16 ― もう1種の初期ピカチュウ
買取価格目安:約2,800円(2025年7月調査)
出典:もえたく!
LV.12とはイラスト・ワザ構成が異なるバリエーション。ゼニガメデッキに収録されています。LV.12と2枚セットで収集する層が多く、コモンでも相場は崩れにくい傾向です。
ウインディ LV.35
買取価格目安:約4,600円(2025年7月調査)
出典:もえたく!
キャラクター人気とイラストの評価が高く、旧裏面レアカードの中でも取引頻度が多い1枚。レアリティ「レア」で各デッキに1枚の固定収録のため、流通量はホロカードと同程度に限られ、相場は安定しています。
未開封品の相場と価値
イントロパックの未開封品は、カード単体の合計額を大幅に上回る価格で取引される傾向があります。
ネットオークションの落札履歴を見ると、外箱・シュリンクの状態が良好な未開封品に数万円〜10万円超の値が付いた事例も確認できます。外箱の状態(シュリンク有無・日焼け・角の潰れ)が価格を大きく左右するため、保管環境がそのまま査定額に直結します。
💡 保管のコツ:直射日光と高湿度を避け、UVカットスリーブやアクリルケースに収納しましょう。シュリンク(外装フィルム)が残っている場合は破かずにそのまま保管してください。
PSA鑑定品の価格目安
PSA(Professional Sports Authenticator)鑑定済みカードは、グレードに応じて大幅なプレミアムが付きます。とくにPSA 10(Gem Mint)が付いた旧裏面ホロは、未鑑定品の数倍〜十数倍に跳ね上がることもあります。
| PSAグレード | 状態 | 価格倍率の目安 |
|---|---|---|
| PSA 10 | Gem Mint(完全美品) | 未鑑定美品の 3〜15倍程度 |
| PSA 9 | Mint(極美品) | 未鑑定美品の 1.5〜3倍程度 |
| PSA 8 | NM-MT(準美品) | 未鑑定美品と同等〜1.5倍程度 |
| PSA 7以下 | 状態難あり | 未鑑定相場を下回る場合も |
※上記の倍率はあくまで一般的な傾向であり、カードの種類や市場状況によって異なります。
鑑定費用は1枚あたり数千円、返却まで数週間〜数か月かかります。コスト回収を考えると、未鑑定でも1万円以上の相場があるカードから優先して出すのが合理的です。PSA鑑定の出し方・費用・期間は別記事で詳しく解説しています。
開封すべき?保管すべき?判断ポイント
未開封イントロパックを手に入れたとき、「開封か保管か」は悩みどころです。以下の観点で整理してみてください。
📂 開封をおすすめするケース
- カード単体で対戦やコレクションに使いたい
- PSA鑑定に出して個別グレードを付けたい
- 外箱の状態が悪く、未開封プレミアムが期待しにくい
🔒 未開封保管をおすすめするケース
- シュリンク・外箱ともに美品で、保管環境も整っている
- 長期保有前提のコレクション
- カード単品合計額より未開封相場のほうが高い
外装が良好な未開封品は、カード単品合計を上回る相場が付く傾向があります。迷ったら、まず複数の買取業者に「未開封のまま」で査定を依頼し、カード単品の見積もりと比較するのが確実です。
よくある質問(FAQ)
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Q. イントロパックのカードと第1弾のカードはどう見分ける?
イントロパック収録カードには、カード右下にデッキマーク(花マークまたは水滴マーク)が印刷されています。第1弾のカードにはこのマークがないため、表面だけで判別可能です。
Q. イントロパックのカードは公式大会で使える?
現行のスタンダードレギュレーションでは使用できません。ただし、旧裏面カード限定の非公式対戦イベント(いわゆる「旧裏オフ」)がコミュニティ主催で開催されており、プレイ目的でのコレクションも楽しまれています。
Q. 状態が悪いカードでも買い取ってもらえる?
キズ・折れのあるカードでも査定対象にしている業者は多いです。ただし状態難は査定額が大幅に下がるため、カードの状態を正直に申告したうえで、複数業者に見積もりを取って比較することをおすすめします。
Q. フシギダネデッキとゼニガメデッキ、どちらが高い?
2025年7月時点では、カメックス LV.52(約23,000円)を擁するゼニガメデッキのほうがカード単品合計額は上です。ただしフシギダネデッキにもフシギバナ LV.67やウインディ LV.35が入っているため、未開封相場では僅差になるケースもあります。
まとめ
1998年発売の入門向け構築済みデッキ「イントロパック」は、27年経った今もコレクター市場で存在感を放っています。
- 最高額:カメックス LV.52 ─ 買取 約23,000円
- フシギバナ LV.67も約15,000円前後の買取相場
- コモンのピカチュウでも約2,000〜2,800円の値が付く
- 未開封品はカード単品合計を上回るプレミアム価格になる傾向
- PSA 10が付けば未鑑定美品の数倍〜十数倍になる可能性も
※上記はすべて2025年7月時点の参考値です。相場は日々変動します。
旧裏面カードに再販の可能性はなく、美品の市場流通は減る一方です。手元にイントロパックのカードがあるなら、まず状態を確認し、複数の買取業者に査定を依頼して現在の価値を把握しておくことをおすすめします。






