2008年発売のポケモンカードDP拡張パック「破空の激闘」は、ギラティナやレジギガスといったDPt世代を象徴するポケモンに加え、リザードンの収録で根強い人気を持つパック。発売から17年が経過した現在、未開封BOXの流通量は激減し、シングルカードの相場も大きく動いている。

この記事では、トレカジャパンのDB情報・フリマサイトの直近取引・オークション落札実績をもとに、2025年7月時点での当たりカードTOP10と買取相場をまとめた。売却先の比較を検討している方はポケカ買取業者おすすめ比較まとめもあわせて参照してほしい。


⚠ 本記事に掲載する価格は、2025年7月上旬時点の市場取引データに基づく参考値です。カードの状態(美品・傷あり等)やPSA鑑定の有無で実際の買取額・取引額は大きく変動します。

破空の激闘|基本情報

パック名ポケモンカードゲームDP 拡張パック 破空の激闘
発売日2008年3月14日
収録枚数全92種 + シークレット
定価(当時)1パック5枚入り 158円(税込)
BOX構成1BOX=20パック入り
シリーズDPシリーズ(第5弾)

DPシリーズの後期パックにあたり、LV.Xカードが複数収録されている点が特徴。特にギラティナLV.Xはオリジンフォルム・アナザーフォルムの2種が存在し、コレクター需要が分散しにくい構成になっている。DPシリーズ全パックの当たりカード一覧と見比べると、破空の激闘はシリーズ内でも上位の高額カード含有率であることがわかる。

当たりカードランキングTOP10【2025年7月最新相場】


📊 価格データの取得元:メルカリ・ヤフオク直近取引実績、トレカジャパンDB登録データ(2025年7月上旬時点)。美品〜準美品の取引価格帯を掲載。最新の価格推移はポケモンカード相場データベースで確認できる。
順位 カード名 型番 レアリティ 相場価格帯(税込) 出典
1 ギラティナLV.X(オリジンフォルム) 096/092 25,000〜45,000円 tradecard.jp
2 リザードン 092/092 15,000〜35,000円 tradecard.jp
3 ギラティナLV.X(アナザーフォルム) 097/092 12,000〜25,000円 tradecard.jp
4 レジギガスLV.X 098/092 8,000〜18,000円 tradecard.jp
5 グレイシアLV.X 099/092 6,000〜12,000円 tradecard.jp
6 リーフィアLV.X 100/092 5,000〜10,000円 tradecard.jp
7 レジギガス 079/092 3,000〜7,000円 tradecard.jp
8 リザード 091/092 2,000〜5,000円 tradecard.jp
9 ヒトカゲ 090/092 1,500〜4,000円 tradecard.jp
10 ポリゴンZ LV.X 095/092 1,200〜3,500円 tradecard.jp

🔗 カードの状態・鑑定有無で価格は大きく変動します。最新の取引価格は各出典リンク先でご確認ください。

1位:ギラティナLV.X(オリジンフォルム)|096/092

破空の激闘の最高額カード。パックのメインビジュアルを飾ったオリジンフォルムのLV.Xは、イラストの迫力とDPt世代の象徴的存在という2つの軸でコレクター人気が集中している。PSA10鑑定品は70,000円超の取引事例もあり、美品であれば25,000〜45,000円が2025年7月時点の相場帯。

流通枚数自体が少ないため、状態の良い個体は出品から数時間で売れるケースが目立つ。鑑定に出すかどうかの判断基準はPSA鑑定の出し方・費用・期間ガイドで詳しくまとめている。

2位:リザードン|092/092

「リザードン」の名前が付くだけで相場が一段上がる——ポケカ市場の定説をそのまま体現する1枚。092/092のラストナンバーに収録されたホロ仕様で、DPシリーズでは唯一のリザードン単体カードにあたる。

2024年後半から旧裏〜DP世代のリザードン系カードへの需要が再燃しており、2023年時点で10,000〜20,000円だった相場帯が15,000〜35,000円まで上昇した。リザードン進化ラインのリザード(091/092)・ヒトカゲ(090/092)もセット需要で値を上げている。

3位:ギラティナLV.X(アナザーフォルム)|097/092

オリジンフォルムと対をなすアナザーフォルムのLV.X。オリジンフォルムより相場は控えめだが、2枚セットでコレクションする層が一定数おり、片方が売れるともう片方の出品頻度も上がるという連動傾向がある。2025年7月時点で12,000〜25,000円のレンジで推移中。

4位:レジギガスLV.X|098/092

映画「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」との連動もあり、当時の認知度が高かったカード。LV.Xとしてのコレクション需要に加え、レジ系ポケモン全体の人気底上げもあり、8,000〜18,000円で取引されている。通常レア版のレジギガス(079/092)も3,000〜7,000円と健闘している。

5位〜6位:グレイシアLV.X・リーフィアLV.X

ブイズ(イーブイ進化系)枠の2種。ブイズはポケカの中でもファン層が厚く、女性コレクターの比率が高い傾向がある。グレイシアLV.Xが6,000〜12,000円、リーフィアLV.Xが5,000〜10,000円。他のブイズLV.X(エーフィ・ブラッキー等は別パック収録)との価格比較も購入判断の材料になる。

8位〜9位:リザード・ヒトカゲ

DP期のリザード(◇レア)・ヒトカゲ(●コモン相当)がランクインしている理由は明快で、リザードン進化ラインの3枚セット需要だ。3枚まとめてスリーブ展示するコレクターが増え、単体でもリザードが2,000〜5,000円、ヒトカゲが1,500〜4,000円の値が付く。コモンカードに数千円の値が付く典型例といえる。

封入率について

破空の激闘の封入率目安

レアリティ封入目安(1BOX=20パック)
LV.X(☆)1BOXに1〜2枚程度
ホロレア(☆)1BOXに3〜5枚程度
レア(◇)各パックに1枚程度

※封入率はユーザーの開封報告を集計した推定値であり、ポケモンカード公式が公表した数値ではありません。実際の封入内容はBOXごとに異なります。
出典:各種開封動画・ブログの集計データ(2025年7月確認)

LV.Xカードは1BOXに1〜2枚程度の封入と推定されている。ギラティナLV.Xのオリジンフォルム・アナザーフォルム、レジギガスLV.X、グレイシアLV.X、リーフィアLV.X、ポリゴンZ LV.Xの計6種が存在するため、狙いの1枚を1BOXで引ける確率はかなり低いと考えられる。

DP期のBOXは現在の新弾と違い、公式の封入率保証(いわゆる「確定枠」の明示)がないため、BOX単位で見ても出現にばらつきがある点は認識しておく必要がある。


⚠ 上記の封入率はあくまで推定値です。公式発表の数値ではないため、開封結果を保証するものではありません。

売却時に押さえておきたいポイント

カードの状態で価格が2〜5倍変わる

17年前のカードである以上、保管状態の差がそのまま価格差に直結する。具体的には以下の通り。

  • PSA10(Gem Mint):相場の2〜3倍。ギラティナLV.X(オリジンフォルム)のPSA10は70,000円超の取引実績あり
  • 美品(未鑑定):本記事に記載した相場帯の上限付近
  • 傷あり・白欠け:相場帯の30〜50%程度まで下落する傾向

DP期のカードは製造時点でのセンタリング(印刷位置のズレ)にばらつきが大きく、未使用でもPSA9止まりになるケースが少なくない。鑑定に出す前にセンタリングの確認を推奨する。費用対効果の試算方法はPSA鑑定ガイドで解説している。

売却先の選び方

旧世代のシングルカードは売却先で買取額の差が開きやすい。理由は、店舗ごとに旧カードの在庫ニーズが異なるためだ。

  • 買取専門店(実店舗・宅配):査定基準が明確で安定した価格が出やすい。DP世代に強い店舗を選ぶのが鍵
  • フリマアプリ(メルカリ等):相場の上限近くで売れる可能性があるが、状態トラブル・すり替え返品のリスクあり
  • オークション(ヤフオク等):PSA鑑定品は入札が集まりやすく高値着地を狙える。未鑑定品は安値スタートだと損する場合も

複数の売却先で見積もりを比較してから判断するのが、結局いちばん損をしない方法になる。店舗ごとの買取価格差や特徴を知りたい場合はポケカ買取業者の比較まとめが参考になる。

売り時の判断材料

2024〜2025年にかけてDP世代カードの相場は上昇基調にあるが、これはポケカ市場全体の活況に連動した動きである。個別カードの相場を見て「まだ上がるはず」と根拠なく保持し続けるのはリスクが伴う。

判断材料として使えるのは以下の3点。

  • 直近3ヶ月の取引価格トレンド(横ばいか上昇か下降か)
  • PSA鑑定のポピュレーションレポート(鑑定済み枚数の増減)
  • 関連する新商品のリリース予定(リメイク・コラボで需要が動く場合あり)

トレカジャパンの相場データベースでは直近の価格推移チャートを確認できるので、売却タイミングの判断材料として活用してほしい。

未開封BOXの流通価格

破空の激闘の未開封BOXは、2025年7月時点でヤフオク・メルカリ上での出品自体が極めて少ない。直近で確認できた取引実績は以下の通り。

状態取引価格帯(税込)備考
未開封BOX(シュリンク付き)80,000〜150,000円出品頻度:月1〜2件程度
未開封BOX(シュリンクなし)50,000〜90,000円真贋判定に注意
未開封パック(バラ1パック)3,000〜6,000円重さサーチ済みリスクあり

DPシリーズのBOXは「当時の定価3,160円(税込)→現在80,000円超」という値動きをしており、コレクション保管目的で保持していた層がこの価格帯で売りに出している状況だ。


⚠ 未開封BOXの購入時はシュリンクの状態・再シュリンク品(リシュリンク)でないかを必ず確認してください。DP期のBOXは再シュリンク詐欺の報告が複数あります。

よくある質問(FAQ)




Q. 破空の激闘で一番高いカードは何ですか?

2025年7月時点で最も高額なのは「ギラティナLV.X(オリジンフォルム)」(096/092)です。美品〜準美品で25,000〜45,000円、PSA10鑑定品は70,000円を超える取引実績があります。




Q. 破空の激闘のBOXからLV.Xカードは何枚出ますか?

ユーザーの開封報告を集計した推定値では、1BOX(20パック)あたりLV.Xカードは1〜2枚程度とされています。ただし公式発表の封入率ではないため、BOXごとにばらつきがあります。




Q. 破空の激闘のカードを高く売るにはどうすればいいですか?

まずカードの状態(傷・白欠け・センタリング)を正確に把握しましょう。美品であればPSA鑑定に出すことで査定額が上がる場合があります。売却先は買取専門店・フリマアプリ・オークションの複数で見積もりを比較するのがおすすめです。詳しくはポケカ買取業者おすすめ比較まとめをご覧ください。




Q. 破空の激闘の未開封BOXはいくらですか?

2025年7月時点で、シュリンク付き未開封BOXは80,000〜150,000円前後で取引されています。ただし月に1〜2件程度しか出品されず流通量は極めて少ない状況です。再シュリンク品のリスクもあるため購入時は真贋の確認が必要です。




Q. リザードン(092/092)はなぜ高いのですか?

DPシリーズで唯一のリザードン単体カードであること、ホロ仕様のラストナンバー収録であること、そして2024年後半からの旧世代リザードン系カードへの需要再燃が重なり、15,000〜35,000円の高値圏で推移しています。



まとめ|破空の激闘はギラティナLV.Xとリザードンが核

破空の激闘の当たりカードを改めて整理すると——

  • 最高額:ギラティナLV.X(オリジンフォルム)25,000〜45,000円(2025年7月時点・美品〜準美品)
  • 安定人気:リザードン 15,000〜35,000円。進化ラインのセット需要も堅調
  • LV.X枠:レジギガス・グレイシア・リーフィア各LV.Xが5,000〜18,000円帯
  • 未開封BOX:シュリンク付きで80,000〜150,000円。流通量は極少

17年前のパックだけに、カードの状態がそのまま価格に反映される市場となっている。売却を検討しているなら、まず手持ちカードの状態を正確に把握し、複数の買取先で見積もりを取るところから始めるのが実践的な第一歩になる。